明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

入稿  


杖突いて腰の曲がった婆さんの、色を塗り替えて変えて再撮。10カットも撮れば十分なので、昨日撮り終わり、すでに背景の中で婆さんを待っている主役を、フィルムがもったいないから撮ってみたのだが、現像から上がってみると昨日より良いので、主役も入れ替える。  昨日すでに気付いていたが、どうも婆さんは予定の位置と逆側の方が良いような気がしてきた。ところがどうせ写らないし、展示の予定もないので、写らない部分を作っていない。こんな場合、ここからしか撮らないと確信しているので、1センチも動かせないほど裏側は作らないのである。こんな時の私は非情である。というわけで、反対方向から撮るというわけにはいかず、急遽画像を左右反転。腰が曲がっていて隠れるので、着物の襟も作っていない。裾の合わせ目だけを左右を修正して無事収まる。始めに浮かんだ構図が、ほぼ最後まで変更なしで行くことがほとんどなので、最後に左右の配置を換えるなど、初めての経験だが、作りながら、ああだこうだやった分、愛着も湧いてきている。私の場合、始めに浮かんでしまうと、後、いくら考えても駄目なので、たまにこういうことをすると、妙に楽しくはある。画像の統合、微修正を残し、軽いJPG画像を作ってアダージョ編集長他、関係各位に送信。本データは朝までにデザイナーにお送りします、と言残し、シャワーを浴びてK本に直行。キンミヤ焼酎で腹腔内をアルコール消毒。吉田類さんが来ていて、三重県のキンミヤ焼酎に取材にいった話を訊いたが、地元三重県では知られていないそうである。どういうわけか東京の、それも下町御用達の焼酎である。そうとう売れているわけだが、社長は質素で靴を2足しか持っていないらしい。自宅で飲む場合、面倒なのでどんな酒でも水も氷も入れずに飲むが、先日来、強烈な銘酒、与那国の『どなん』を飲んでいたせいで、いくら飲んでも物足りなく感じる。返す刀でT屋へ。消毒し過ぎ。

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