明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



村山槐多のデッサンが新たに見付かったそうである。一目でそれと判る独特のものである。フェイスブックでは只今メッセージとイイネ、しか書き込めず、なんの説明も入れずこの作品アップしたにもかかわらず、イイネをいただいている。槐多の『尿する僧』から着想し、青春王子たる槐多に、45度の角度で放尿させた。こんな状態でこの勢いの放水はしにくい、という男性の肉体上の秘密は女性には内緒である。青春をイメージしているのだから、困難な状況をおして、空に向かって放たれていなくてはならない。 まだパソコンなと触れたこともない頃の作品で、後ろからチューブを通し、注射器で水を発射している。石膏制の岩には、現場の足元に生えた芝を貼り付けた。 私の作家シリーズの欠点であるが、槐多の『尿する僧』を知らない人にとって、何で放尿させたのかさっぱり判らないだろう。しかしその反面、作家シリーズ初個展の6人のメンバーによくぞ槐多を入れた、と、まるで快挙といわんばかりにいってくれた人が二人いてくれたのが何よりであった。新HP
旧HP
『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家たち』 2018年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutube
2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube



『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載11回『猛虎図』連載


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