明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



出品できる物をできるだけ出した16年の『深川の人形作家石塚公昭の世界』(深川江戸資料館)と今年夏の銀座リコーイメージングの写真展で、最初期のジャズ・ブルース時代を除けば、今までを振り返ることになった。たまたまであるが、初個展から36年、そんな頃あいなのであろう。 今までを振り返ると、これほど何も作らないというのは、珍しいが、部屋を片付ける、という名目以外に、行き当たりばったり、目の前にぶら下がったパン食い競争のパンにかぶり付くようにやって来たのを、次の段階に入る前に、まず落ち着け、とう事ではないかと解釈している。すでに頭部がある人物は別にして実在した人物はもう作らないと当ブログで宣言して退路絶ち、(訪問者数の少なさにかこつけ、前言撤回はよくあるが)、まあこの辺りで頭を冷やせ、ということではあるだろう。目の前の思い付きを、行き当たりばったり手掛けるのもいいが。人の一生などは夏休みのアルバイトの如し。高校時代、鉄骨運びのアルバイトをやったが、なんであんな爺いが軽々と。今の私よりずっと若い爺だったが、なんでもコツというものがある。コツを覚えた頃には夏休みは終わってしまう、そんなものであろう。あれもしたかった、これもできなかった、と結局は未練がましく終わるのだろうが、やれることはやっておきたい。 ホームの母から時間がもったいない、英会話をやりたい、似顔絵やりたいから、ノートとボールぺン持ってこい等とうるさく電話が来るが、やりたいことはやらしてやろう。新HP
旧HP
『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家たち』 2018年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutube
2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube



『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載11回『猛虎図』連載


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