明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



作品が増えて来て仕上げ着彩まで進むと、積み上げておく訳にも行かず、棚を導入せざるを得ず、また今月末から数体展示をする予定もあり、多少片付ける。私には部屋を片付けようと、頭の隅でチラッと考えただけで、その考えを蹴散らすように創作意欲が溢れ出てくる。『虎渓三笑図』の3人、慧遠法師、陶淵明、陸修静が思っていたより作ってあり、案外スムースに仕上げが終わった。『慧可断臂図』の慧可禅師も明日には終わりそうである。嬉しい誤算で、この調子なら三人の仙人まで手を伸ばせるか?まだ一カットも撮影していない、油断は禁物である。とにかく私が気をつけなければならないのは『虎渓三笑図』の三人の場合はおしゃべりだが、一つのことに夢中になり、決まり事を破ってしまうことである。  神楽坂の牛込城跡にある寺の住職の従兄弟と話していて、敷地内に由井正雪が住んでいたことがある、と初めて聞いて驚く。



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