明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



鯉という物は死んだらすぐに臭みが出るので、鱗すら取らないほど処理を急ぐ。もっともその鱗は柔らかく、鯉コクなどそのまま煮込んで柔らかく食べられるという。以前撮影用に使ったイシナギのように、血抜きまでしてもらってという訳には行かず生きたまま取り寄せることになりそうである。円谷英二で瀬戸内のタコを取り寄せた時も、これが新鮮なタコの匂いか、と思っていたが、様々なポーズを付けて撮っていたら、恨めしげな目に臭みにうんざり茹でて冷凍。しばらく食べられなかった。それが鯉となると、撮影も急ぐ必要がありそうである。まあポーズといっても上に乗る琴高仙人を作った時点で決まっている。という訳で、つい鯉について調べてしまうが、仙人まで手を伸ばすかどうか、考えどころである。 毎年三人で木場公園で花見をやっていたが、シートに座って、とはいかないという。私は腰も痛いし、桜の花など最初の10分で、後は樹上でたなびくティシュペーパーを見上げるが如しなので、パスして先に一時半にサイゼリアへ。旧河本常連メンバーと総勢5人。昨日から鼻息が荒く飲む気満々だったSがあんの上泥酔。木場駅でこけ出血。救急車で搬送、なんとか帰ったようだが、パットン将軍の異名を持つ歳下のカミさんに食事抜きなどの仕打ちを受けるにちがいない。



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