明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



最近はショートメールくらいしかしないが、同じ幼稚園、小学校の同級生に「八岐オロチじゃないけど龍作ってる。それとあの時企画だけで終わった鳩も作ってる。」八岐のオロチは私演出の学芸会の出し物で、鳩は、やはり学芸会の出し物だったが、何かとてつもなくくだらないゲームめいたものだった気がするが、彼と実物大の鳩を作ることになり、今のように材料が潤沢ではなかったので、新聞紙を煮て紙粘土を作ろうとして上手くいかず挫折した。粘土で鳩というと、我々の当時のバカさ加減の象徴として二人の記憶に残る。 別な幼稚園からの同級生の家の洗濯機が壊れ、庭に置いてあった。回転部分を取り出し、陶芸家のようにロクロをやろうぜ、と。その時は紙粘土を買って来て、スイッチを入れたとたん高速回転。紙粘土で庭が一瞬で真っ白になった。 ついでに思い出した。小学一年の時、油粘土でゴジラを作った。翌日学校へ行くと、ゴジラの腹の中から死んだフナが出てきた。どうやら私のゴジラの出来が良すぎたらしい。



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