花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

足寄~阿寒湖温泉・アイヌコタン 北の国紀行(二)

2007-06-24 | 北海道旅行
 平成19年6月24日(日)

 初日の走行距離は千歳空港-阿寒湖温泉まで約300キロです。
 バスは十勝平野を左に見ながら一路東へ東へと進みます。左手に遠く裏大雪の山々が見えます。日本一大きな町の足寄で小休止しました。日本一はラワンブキと言う大きな蕗もあります。道路沿いに風呂敷を広げた位の大きな蕗の葉が至るところで見られます。いえいえ大風呂敷ではありません。それほど大きい葉っぱで、茎は2メートルにもなるそうです。
 おやつタイムでカマンベールチーズなどを賞味して、皆さん結構買わされました(笑)。かの有名な歌手の看板が出迎えてくれました。足寄が生んだ大歌手です。



 初日のホテル阿寒荘の夕食です。アイヌコタンに行くため到着後すぐあたふたと夕食です。温泉は戻ってからとの指示でした。昼は機内で弁当だったので、北海道での初めての食事です。





 食事もそこそこに迎えのバスでアイヌコタンへ向かいました。これはオプションで1人千円の別料金です。アイヌとは「人間」、コタンとは「“宅地”の意。コタンはアイヌ民族の生活の本拠地でありアイヌの社会を形成する最も小さな単位」です。



 両脇の店の一つです。熊の剥製に劣らぬ店主の風貌です。



 コタンの奥にあるオンネチセ入口のフクロウが迎えてくれます。オンネチセとはアイヌ語の「とても大きな家」と言う意味で、アイヌ民族の伝統的な古式舞踊や創作ユーカラ劇などを上演する劇場です。



 小さな子どもも加わって、可愛さに大きな拍手がわいていました。



 原住民として豊かな自然と同化していた民族が本土から進出してきた倭人によって奪われたものを思うとき、精神文化の誇りを失わない芯の強さをも感じとることの出来る踊りでした。



 最後は観衆も踊りの輪の中に加わり、賑やかなフィナーレでした。



 帰途立ち寄った店で少し値が張りましたが手彫りの携帯ストラップなどを買い求めました。イニシャルもサービスで彫ってもらいました。

コメント (30)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする