英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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高校で英語力が伸びない理由

2018年07月25日 | 英語勉強法
信州も今週末から夏休みの学校がほとんどですが、毎年この時期は高校1年生からの相談や問い合わせが多くなります。期末テストの結果や1学期の通知票が三者面談で渡されて、慌ててしまう場合がほとんどです。特に、進学校に通っている場合はそうなります。

中学時代は英語で点数が取れたのに、高校入学後に取れなくなる原因は以下の4点です。

①課題をこなすだけで精一杯。

②課題をこなすだけで勉強をやった気になっている。

③暗記に時間をかけていない。

④部活に夢中でそもそも勉強をやっていない。

④は論外として(笑)、最も多いのが①と②です。進学校になればなるほど、教科書以外に副教材として様々なテキストや参考書類が渡されます。それらは毎週の小テストや定期テストの範囲に指定されるので何とかこなすのですが、結局、表面的にやっただけで、繰り返して暗記するという③が欠けてしまうことになります。

夏休みにも宿題として多くの課題が出され、また同じことを繰り返してしまい、勉強に時間をかけている割りに、夏休み明けの課題テストや実力テストで点数が取れないことになります。この負の循環から抜け出すには以下のことを心がけましょう。

⑤課題を真面目にこなさない。

⑥暗記に時間をかける

⑦優先順位をつける。

⑤について。ほとんどの課題には解答・解説がついています。それらをうまく使って、時間を有効的に使います。英語であれば、長文を読むとき、単語を調べたり、英文構造が分からない場合、無為に時間が過ぎていきます。そんな時はすぐに解答・解説を見るべきです。

⑥について。⑤で出来た時間を暗記にあてます。結局、課題をこなすだけで暗記をしていないことが、テストで点数が取れない原因です。この⑥を実行しない限り、点数も伸びないし英語力もつかないと断言しておきます。

⑦について。それでも課題が多すぎてにっちもさっちもならない場合は、どの教材を優先してやるか決めて、それを集中して繰り返しましょう。テストではあまり点が取れないかも知れませんが、長い目で見れば、実力がついて入試につながる勉強になります。

解答解説を有効利用し、教材を絞り、それらを繰り返して暗記する。暗記しなければ学力は伸びません。
さあ、この夏、英語力を変えられるか。行動あるのみです。


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