期末テスト真っ只中の高校生たち。勉強と真摯に向き合い、質問も本質をついたものが多く出てきますが、なぜその答えになるか根拠を言わせると、感覚的には分かっていてもそれを言葉に表すことが出来ないことに気づきます。
思考を言語化するには、論理性と客観性が求められます。そして、ひとつひとつのことを具象化させても説得力はなく、それらを抽象化しなければなりません。今何を勉強していて、なぜそうなるのか。常に隣にいる人に説明するイメージで勉強していくと、深く理解でき、自分の言葉を介して学ぶことになります。思考の言語化が首尾よくなされるようになった時、学力は高いレベルに昇華したことになります。