英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

走る意味

2018年07月20日 | ランニング・筋トレ
14日(土)36.1℃ 15日(日)35.8℃
16日(月)36.5℃ 17日(火)35.6℃
18日(水)37.2℃ 19日(木)35.8℃

と、六日連続で猛暑日となった伊那市です。熱中症に最大限の注意を払わなければならない暑さが続いていますが、午前中の早い時間に5km・30分以上のランニングは続けています。それでも、涼しい時期に比べれば走る量を加減していますので、この時期はランニングの知識と意識を高めるために、ランニング関連の書籍を読むことにしました。

まずは金哲彦『走る意味 命を救うランニング』を読了。
NHK「ラン×スマ」で金さんの存在を知りましたが、何と早稲田の大先輩であり、箱根駅伝の山登り5区を4年連続で走り二度の区間賞と総合優勝を達成されていました。ランニングを始めなければ、こんなことも知る機会がなかったでしょう。

さて、本著は「走る」とはそもそも何なのか、金さんの半生を自叙伝的に振り返りながら、走る意味を問うてます。

結局、市民ランナーは他人とタイムを競うのではなく、自分自身と競っているわけです。だから、常に自分の身体に耳を傾け本能の赴くままに走る。
「走ることのすごいところは、走ることで気力が呼び戻されるところです。走ることでまた気力が湧いてくる。(中略)走ることは深く感じること、根源的な感情を呼び起こすこと」
(280ページより引用)
これは走っている人にしか分からない感覚です。

大腸がんを乗り越え、走ることを通して生きる意義を感じ続けている金さんです。本著にはランニングの技術的なことはほとんど書かれていませんが、読了後は、生きるためにランニングを続けようと気力が高まり、今すぐにでも走りたくなる一冊です。

今度は、金さんが書かれたランニング技術やトレーニングの指南書を読んでみます。


コメント
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