英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

上伊那地域の高校の将来像を考える

2018年07月14日 | 閑話
昨日は、「上伊那地域の高校の将来像を考える協議会」の意見聴取に参加してまいりました。これは、参加者6名のグループリアリングで、様々な立場の方がそれぞれの観点から、上伊那地域の高校のあるべき将来像について、その想いを語りました。

私は、塾という教育業界に身を置く者として、また、中学生と小学生の親として、意見させていただきました。具体的には、上伊那地域への公立中高一貫校の創設、都市部の進学校に劣らない大学受験に強い高校、高校から地域社会への情報発信の多様化、高校入学後の多様な選択肢の提供、地域外の中学生が進学したくなる街づくり、自己肯定感を持てるカリキュラム・・・などです。

これから約10年で、中学卒業者数は現在の約75%となり、更に少子化が進行します。だからこそ、選択肢を多様化させ、魅力ある高校作りが必要な時期なのだと感じました。

現状、上伊那地域の中学生の72%が地元の公立高校へ進学していますが、高校を選ぶ際の筆頭となっているのが、テストの点数や偏差値です。各高校は既にそれぞれで自助努力をして、興味深い取り組みやカリキュラムを行っている高校が多いですが、それが受験を控えた中学生やその家庭にきちんと伝わっているかといえば、それは甚だ疑問です。点数以外でも中学生が高校を選択する際の指針となるものを、各高校がもっと積極的に発信すべきように感じます。

これから地元・上伊那地域の高校の在り方がどのように変わっていくか、現役高校生と接する機会が多い私だからこそ、現役高校生の声を拾って、教育行政に反映していきたいと考えています。

伊那北高校


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