英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

改善と改悪の境界線

2018年07月15日 | 2020年大学入試制度改革
拙速感を否めない大学受験英語の4技能化に危惧を抱いています。なぜ急に「4技能」という言葉が出てきたのか、そして、それが英検を中心とした「民間試験移行」に取って代わられていることに、裏で大きな力が働いているのを感じざるを得ません。

昨日、東大は民間検定試験を活用しない案を第一の選択肢とするワーキンググループの答申結果を公表しました。まだまだ不確定要素が多く、大学入試の現場も混乱しているようです。

自分が大学受験生だった頃はシンプルな入試でした。当時の大学入試を振り返るために、書斎にしまってあった当時の受験雑誌を懐かしく読み返しています。
複雑にすることでかえって利便性が損なわれることも考えていかないといけません。改善のつもりが改悪になることだってあり得ます。


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