母校・伊那北高校の同窓会報に今年3月に卒業した生徒の大学合格状況の概略が載っていたので、もう少し詳しく知りたいと思い、ホームページで調べてみました。
また、隣の学区で同じく公立高校進学校として知られる諏訪清陵があります。伊那北とは高校入試の偏差値や難易度や定員、大学進学実績も大差はありませんでしたが、6年前に公立中高一貫校として中学入試を導入し、その一期生が今年の3月に大学受験を終えました。
では、両校の今春の大学入試結果はどうだったでしょう。旧帝大、地元国立の信州大、私立最難関の早慶上智の今春入試の合格者数を比較してみました。伊那北と諏訪清陵との差は歴然。諏訪清陵の公立中高一貫校化の成果は、大学受験結果だけを見れば奏功したようです。一学年240名中、三分の一の80名が一貫校生ですが、全体的に向学心を高めているのは間違いありません。
この結果を見て愕然としてしまう伊那北OBOGは私だけではないはずです。偏差値が高い大学が絶対とは言いませんし、学年によっても変わりますし、少子化で大学全入時代となった今は、第二次ベビーブーマーである私の時代と単純な比較はできません。しかし、伊那北の大学合格実績がここまで下がってしまうとは驚きです。
要因はいろいろあると思いますが、その一つが国公立偏重志向が挙げられます。私の頃からそうでしたが、地方の公立進学校は国公立大学合格への意識が異常なまでに強く、結果、早慶などの再難関私立を受験する生徒が減っているのではないでしょうか。また、国公立にこだわるあまり、勉強する科目の負担が多くなり、殻を打ち破り切れないで入試に臨んでしまっている生徒も少なくないでしょう。
伊那北の現役生に聞くと、私立専願者は異端者扱いされる雰囲気もあり、肩身が狭いようです(・_・;)。諏訪清陵も同じ公立ですが、そこまでの国公立偏重ではないように思います。
もちろん、大学受験を間もなく迎える子どもを持つ親として、大学進学にかかる費用負担を考えれば、国公立は魅力です。しかし、例えば、長野県から遠く離れた地方の公立大学と早慶に合格した場合でも、公立に入学手続きをとるのでしょうか。就職、卒業後のOBとのつながり、受験生本人の希望を総合的に鑑みて、受験大学を決めていきたいですね。
また、隣の学区で同じく公立高校進学校として知られる諏訪清陵があります。伊那北とは高校入試の偏差値や難易度や定員、大学進学実績も大差はありませんでしたが、6年前に公立中高一貫校として中学入試を導入し、その一期生が今年の3月に大学受験を終えました。
では、両校の今春の大学入試結果はどうだったでしょう。旧帝大、地元国立の信州大、私立最難関の早慶上智の今春入試の合格者数を比較してみました。伊那北と諏訪清陵との差は歴然。諏訪清陵の公立中高一貫校化の成果は、大学受験結果だけを見れば奏功したようです。一学年240名中、三分の一の80名が一貫校生ですが、全体的に向学心を高めているのは間違いありません。
この結果を見て愕然としてしまう伊那北OBOGは私だけではないはずです。偏差値が高い大学が絶対とは言いませんし、学年によっても変わりますし、少子化で大学全入時代となった今は、第二次ベビーブーマーである私の時代と単純な比較はできません。しかし、伊那北の大学合格実績がここまで下がってしまうとは驚きです。
要因はいろいろあると思いますが、その一つが国公立偏重志向が挙げられます。私の頃からそうでしたが、地方の公立進学校は国公立大学合格への意識が異常なまでに強く、結果、早慶などの再難関私立を受験する生徒が減っているのではないでしょうか。また、国公立にこだわるあまり、勉強する科目の負担が多くなり、殻を打ち破り切れないで入試に臨んでしまっている生徒も少なくないでしょう。
伊那北の現役生に聞くと、私立専願者は異端者扱いされる雰囲気もあり、肩身が狭いようです(・_・;)。諏訪清陵も同じ公立ですが、そこまでの国公立偏重ではないように思います。
もちろん、大学受験を間もなく迎える子どもを持つ親として、大学進学にかかる費用負担を考えれば、国公立は魅力です。しかし、例えば、長野県から遠く離れた地方の公立大学と早慶に合格した場合でも、公立に入学手続きをとるのでしょうか。就職、卒業後のOBとのつながり、受験生本人の希望を総合的に鑑みて、受験大学を決めていきたいですね。