英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

不安を失くす勉強

2018年01月22日 | TOEIC・英検など
今度の日曜日は第227回TOEIC L&R が行われます。もちろん私も受験予定で、自身66回目のTOEICとなります。
本番に備えてすべきことは学習者それぞれだと思いますが、毎日やると決めたルーティーンの勉強の他に、最も感じている不安を失くす勉強をすべきです。私の場合は、パート5の30問を遅くとも10分以内で解けることを満点取得の絶対条件にしています。つまり、平均すれば一問当たり20秒以内で解けるかの不安を失くすために、パート5に特化した勉強に時間を多く割きます。

今回は『公式問題集 3』の他に『千本ノック!』で最新の傾向を意識しながらもTOEIC定番・定型の問題にも瞬時に解けるようにしています。
不安を失くしていくことが実力向上につながります。「語彙問題が苦手」「パート7のTPが苦手」等々、いつも同じことを繰り返し口にする学習者がいますが、弱点が分かっているのだから対策をすればいいだけです。そして、TOEICの本試験が終わった時に「今回は前回よりも手応えがあったな」と感じられれば、点数も実力も確実にアップしています。


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目の前の課題を一つずつ

2018年01月21日 | 指導現場にて
今日は英検が行われます。当学院からも多くの生徒が受験しますが、特に高2生が積極的です。準1級に3人がチャレンジします。こういう前向きな向上心が大学合格も引き寄せます。一人の生徒はすでに今年のセンター試験の問題も解き終わり、「175点取れました!」と嬉しそうに報告してくれました。

今から来年の本番が楽しみですが、まずは目の前の課題を一つずつクリアーしていくのみです。英検はその一つに過ぎませんが、夢を実現する大きな味方となってくれます。
大寒も過ぎ季節は立春へと向かいますが、今週は最強の寒波が来ます。体調に気をつけながら、日々の努力を積み上げていきましょう。


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残念な受験生

2018年01月20日 | 閑話
大学入試センター試験が終わって一週間、生徒たちはセンターリサーチの結果を見ながら、出願先を検討しています。進路の相談を多く受けるこの時期は、昨日のブログ記事でも記したように、自ずと自分自身の受験生時代を思い出し、残念な受験生だったと回顧しています(苦笑)。以下は、第一志望の大学に受かるまでの、金銭面から見た私のダメっぷりです。

・高2・3時の夏休みに上京し、それぞれ2週間、早稲田予備校の夏期講習受講。合計約20万円。
・高3時に模試を36回受験。約15万円。
・一浪時に代ゼミ本科生。代ゼミ南平寮に入寮。予備校費と寮費で約180万円。
・M大学に通いながら、ワンルームマンションで仮面浪人。初年度納入金と家賃で約220万円。

交通費・食費・生活費等を含めれば、金額はもっとかさむはずです。私の大学受験にかける意気込みを理解してくれて、お金を出してくれた両親には感謝の言葉しかありません。

しかし、ここまでお金をかけなくても第一志望の大学に合格する術があることが今は分かります。こういう経験をしたからこそ、その術が分かるのも事実ですが・・・。

長野県などの地方は、都市部の学生と比べて大学受験に対する意識が低く、不利な環境にあるのは否めませんが、早い時期からの意識づけと良質な参考書類を使った方法を駆使すれば、目標とする大学への合格は必ずできます。その術を、自分の経験を反面教師的に指導に生かしながら、これから大学受験を迎える学生たちに還元していきます。


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春を待つ勉強

2018年01月19日 | 英語勉強法
私立一般入試直前のこの時期、高3生だった私は安易な勉強方法ばかり追い求めていた気がします。多くの高校がそうであるように2月以降は自宅待機となったので、自宅で集中して勉強すればよかったのですが、テレビの誘惑から逃れられず、見ながらの“ながら勉強”。当時、午前中に放送されていた「100万円クイズハンター」は毎日欠かさず見ていました(・_・;)

本屋にも足を運び、『毎年出る頻出英文~』的な、楽して点数が取れそうな問題集を購入したのも覚えています。それをやればまだいいのですが、購入しただけで満足。まったくだらけた情けない受験生でした。そんな姿勢では結果は火を見るよりも明らか。当然、浪人の道を歩むことになりました。


この時期は、過去問以外は新しい問題集や参考書に手をつけてはいけません。入試本番まで長くても一ケ月。そんな短期間で消化出来る参考書類はありません。「買ってもやり切れなかった・・・」と罪悪感を抱いて入試に臨むことほど、自信を削ぐ行動はありません。

これまでやってきた参考書と問題集をやり直す。模試を復習する。とにかく、何度もやってきたものを繰り返すことで暗記が徹底し、知識が定着します。英語に関しては単語帳も今までやってきたものを、派生語・同義語・反意語等の今まで気にかけてこなかった箇所まで気にかけると、新たな発見もあります。

そして、何よりも音読。第一志望の過去問の長文を声に出して繰り返し音読する。これだけで、英語力は変わります。


第一志望の合格を手繰り寄せるのに、特別な方法はありません。今までやってきた勉強を掘り下げて徹底する。この当たり前のことをするか否かで、結果は変わってきます。

明日は大寒。一年で最も寒い時期です。この辛い時期に地中にしっかりと根を張る勉強をして、合格という暖かい春を待ちましょう。受験生諸君、君たちの希望に満ちた未来がスタートする春まで、もう一頑張りです。


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skyscraperの思い出

2018年01月18日 | 英語勉強法
大学入試センター試験の平均点中間集計が発表されました。英語の筆記は125点で前年比+2点でしたが、リスニングが23点で前年比-5点となっています。

一部受験生や指導者の間で、「リスニングの第1問で使われた skyscraper が難しすぎるのでは?」と話題になりました。確かに、手持ちの英和辞典で調べると重要度を示すアスタリスク(*)は一つもついていませんが、イラストや音声から、skyscraper が「高層ビル」という意味であるのは明らかですので、悪問ではないと考えます。

私は受験時代に愛用していた『試験にでる英単語』(青春出版社・通称『でる単』)で覚えました。次のように載っています。
skyscraper ㊔摩天楼
*sky + scrape + er で、元来は「空をけずり取るごとくそびえ立つもの」の意。


当時流行っていたプリプリの「DIAMONDS」の歌詞にも「冷たい泉に素足をひたして見上げるスカイスクレイパー」とあり、すぐに暗記できた単語ですね。

大学受験は私立一般入試・国公立二次試験へと向かいます。センター試験で感じたことをこれからの勉強に生かしながら、赤本・過去問演習も徹底させていきましょう。

Amazing, isn't it? And the skyscrapers in the distance.


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自分でつかみ取る景色

2018年01月17日 | 閑話
大学入試センター試験が行われた日曜日の夜、テレビで初めてこのCMを見て、自然と涙があふれてきました。

大学受験とは何か?勉強を通して何を感じ、何を得るのか?

決意、羨望、不安、焦燥、嫉妬、孤独、挫折、克己、希望、継続、成就、感動。私自身も大学受験を通して体験したすべてが、まとめられています。


「受験に意味があるかどうかはわからない。ただ、一歩一歩、自分の力でつかみ取った景色は、生涯忘れられないだろう」


大学受験生は私立大一般入試・国公立二次試験へ向けて気持ちを切り替える時です。この動画を見てもう一度頂上を目指す意義を確認し、その景色をつかみ取るために一歩を進めていこう。


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積み上げた5年間

2018年01月16日 | 趣味
2013年1月17日から今日で丸5年。1,826日間、一日も休まずにブログの更新を継続できました。

本気でTOEIC990満点を目指し始めた5年前、勉強の記録を残すとともに、英語の勉強以外で継続力を養うつもりで始めたブログの毎日更新。まさか5年間続くとは当時は思ってもいませんでした。

継続のコツと成果。それはブログ以外にも、公式問題集パート3・4のスクリプト音読、『金フレ』のパート1例文音読、筋トレ・ランニング、ブログ貯金にまで波及しました。

継続してきたからこそ見える景色があります。これからもブログ「英語道」をよろしくお願い申し上げます。


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2018年度大学入試センター試験 英語

2018年01月15日 | 指導現場にて
昨日と一昨日、2018年度大学入試センター試験が行われました。英語の問題を解いた感想です。

第1問(発音・アクセント)
模試や問題集で見かける定番の語彙はなかったものの、普段の学習で出会った語彙の発音を確認し、英文音読を習慣にしていれば何の問題もなく解けます。「英語は単語」という安易な考えから、単語をひたすらノートに書くだけの勉強では、このような基本的な問題でも失点してしまいます。

第2問(文法・語彙・並べ替え・短めの対話文完成)
語彙・副詞・語法・前置詞・時制・連鎖関係代名詞・知覚動詞・比較等々、すべて授業で「ここは必ず出る!」と指摘する問題ばかりでした。get to do は私は授業ではかなり厳しく指導してきたので、高3生たちのほくそ笑む姿を想像しました(笑)。対話文完成は、文脈をしっかり追っていけば問題なく解けますが、やはり、仮定法等のきちんとした文法知識はあって当然です。

第3問(不要文削除・長めの対話文完成)
話のテーマと前後関係を把握して読めれば難しくない問題。対話文は長いので、それぞれの人の主張と全体との関係性を意識することが大切です。

第4問(グラフや図表を伴った長文読解)
例年通りの内容と難易度。Bは数年前から出題されている完全にTOEICを模した問題ですが、まずますTOEICっぽくなった感じがします(笑)。ただし、TOEICほど選択肢が意地悪でないので、問題で求められている情報をきちんと取捨選択していけば、完答できます。

第5問(SFエッセイ風の長文読解)
観測日誌を読み進めるうちに話の内容とオチがわかってくる面白い文章です。エッセイ風の読み物は、状況をつかむまでが大変ですので、先を読み進める勇気を持つことがポイントです。reservation の意味を問う問題は、TOEICでも出題されたことがあり、TOEICの問題集にはよく収録されている定番の問題です。

第6問(論説文の長文読解)
パラグラフリーディングが出来ているかを問う例年通りの内容とレベルの良問。結論→本論→結論という論説文の書かれ方を理解しながら、各パラグラフの役目に注目していけば容易に解けます。archaic は英検準1級以上のレベルの単語ですが、意味を知っていることが問われているのではなく、前後から推測できるかが問われているので、センター試験対策として必要以上に難しい単語を覚える必要はありません。


全体として良問揃いの標準的レベルですが、昨年より設問に工夫があるように感じました。平均点は、昨年度(123.7点)から下がって、118点前後と予想します。

センター試験の英語では、難しい単語や構文は問われず、左から右へと英語の語順で速読できる力が求められています。主語を訳した後、その英文の一番最後の単語から訳し上げているような時代遅れの勉強法では、いつまでたっても速読はできるようにはなりません。日々の音読を徹底、瞬時に英文構造を見抜けることができる力をつけましょう。


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1月は検定三昧(*^^*)

2018年01月14日 | TOEIC・英検など
大学入試センター試験が行われていますが、来週は英検、翌週はTOEICが行われます。

英検は学院生の三分の一が受験予定で、みな目標に向かって最後の追い込みに余念がありません。特に高2生の3人が準1級に挑戦するため、中3生や高3生たちに負けず劣らず、いい雰囲気を感じます。

私も28日に、自身66回目となるTOEICを受験します。2018年の最高のスタートを切れるよう、そして、生徒たちに範を垂れるべく、全力を尽くします。


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自信

2018年01月13日 | 指導現場にて
前日も、いつものように放課後に自習に立ち寄り、6時間勉強していく高3生。

期待と不安が交錯する中、普段通りのリズムを維持し、深呼吸をし、これまでやってきた己の姿を思い出す。

All you need is confidence.

さあ、大一番に挑む心は整った。

今日は大学入試センター試験。すべての受験生の健闘を心から祈る。


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