英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

上手に真似る

2018年01月12日 | 指導現場にて
指導現場にいると、英語に限らず学力の低い子は「真似」が上手にできないことに気づきます。

まずは習ったお手本通りにやればいいのに、いつの間にか勝手に自分でルールを変えてしまう。しかも難しく、いや、適当に・・・nose4。文法だけでなく、発音・アクセントも然り。だから音読もままならないのです。

学力の高い子は一つのルールを聞いただけで、それを真似してあらゆることに当てはめることができます。たとえ例外に出会ったとしても、それでさえルールを基に考えようとするからもっと論理的になっていきます。


英語に関しては、①文法 ②音読 ③基本英文の暗唱が、真似ることになるでしょう。この真似を徹底してやらないから、いつまでたっても英語が話せるようにならないのです。4技能が注目されているからといって、「話す」力を伸ばそうとしても、この3点を徹底しなければ、表面的な浅い力しかつきません。それではいずれ、ほころびが露呈します。

「学ぶ」の語源は「真似ぶ」です。


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Let's take 2018 by storm!

2018年01月11日 | ランニング・筋トレ
冬期講習と子どもたちの冬休みが終わり、ようやく普段の生活ペースに戻りました。

昨日はクォーターマラソン(10.55km)を62分で走りました。冬期講習がありましたが、今月は何とか45kmを走れています。午前中はしっかりと自分の時間に使い、午後は仕事に打ち込む。この当たり前のことを日々繰り返す大切さを実感しています。

ランニングの時に使っているアプリ Runkeeper からこんなメールが届きました。

Six separate runs is all you need to take 2018 by storm.
(2018年を成功させるには、(3週間で)6回走りさえすればよい。)

LONGMAN英英辞典によると take ~ by storm は以下のように定義されています。

take sb/sth by storm
… to suddenly become very successful and admired in a particular place

こんな表現をサッと日常英会話で使えたらクールですね。自分の趣味に関連したことなので、熟語集で覚えるよりも実用的で、暗記も楽に出来ます。学びのきっかけは身の回りにあることにも気づかされます。


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受動から能動へ

2018年01月10日 | 指導現場にて
大学に受かりたい、英検に合格したい、自分を変えたい・・・。そう思っていても、周りが何かをしてくれると思ったら、いつまでも現状は変わらない。自分が動くから周りが動き、自分が変われる。そして、人生までもが変わる。

受動から能動へ。自分を変えるきっかけは、常に自分の中にある。


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予備校講師 VS 高校教師

2018年01月09日 | 指導現場にて
「これが“譲歩逆説構文”で、英語だけでなく現代文でも解釈のポイントになるぞ!」と、冬期講習で大学受験生に頻出事項を解説した後で、「実はこれ、説明するのは3度目だけどな・・・」と少しの嫌味を込めて話しました(笑)。その生徒にとっては初耳のようでしたが、彼にはそれまでに少なくとも2回は教えたことを覚えています。ただ、今度は彼は覚えるでしょう。なぜなら、センター直前で勉強に対して本気になっているからです。

成績を上げるには勉強をする生徒の気持ちが本気になっていなければなりません。高校のうちはその本気度合いが低く、高校や塾の先生から話を聞いても頭の中にスーッと入ってこない高校生が多いのが現状でしょう。しかし、例えば浪人して予備校に通うと、生徒の方はもう受験モード全開で本気になっていますので、予備校講師が言ったことがすべてスーッと理解できて「予備校の先生は凄い分かりやすい!」となります。確かに、受験のプロである予備校講師の説明は分かりやすいのは事実でしょう。しかし、同じレベルで解説できる高校教師も多いはずにもかかわらず、予備校講師のように「分かりやすい!」と評判になる高校教師はなかなか多くはありません。これは講義の受け手である生徒の心の本気度の違いが原因であるように思います。

私も予備校に通い始めた時、「こんな教え方を高校の先生たちはしてくれなかった。やはり予備校講師は違うな・・・」と感心したものでした。しかし、冷静になって考えると、高校の時は部活で疲れて授業中は寝てたり、予復習も追いつかずボーっとしていたり・・・。予備校講師と同じように先生が授業をして下さった可能性があるのに、ただそれを受け止めていなかっただけのような気がします。今、30年前の高校時代に戻ってお世話になっていた先生の授業を受けてみたい。高校教師に抱いていた当時の感想とは違ったそれを持てるはずです。
この写真は代ゼミのパンフレットにも載った、予備校の授業を受けている写真。この位の本気度があれば、誰に教えてもらっても成績は上がります(笑)。

指導者の資質は、授業を受ける生徒の気持ちをどれだけ本気にさせられるかだという、当たり前のことにも気づかされます。教え方も、その本気度を高める術の一つに過ぎません。


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単語力の過信

2018年01月08日 | 英語勉強法
大学入試センター試験直前。大学受験生が陥りやすい罠。それは英語力は単語力だと盲信して疑わないこと。

直前のこの時期、確かに単語力は伸びてきている。だからこそ、英文を読むときに単語の意味をつなげて満足してしまうきらいがある。配点の高い長文読解でも、単語の意味は分かるから筆者が何を言おうとしているかはモヤーっとはわかる。でも、内容一致で間違い点数が伸びないというのが典型的な例。その原因を分かっていない受験生は、これを「スランプ」といって逃避します。

スランプでも何でもない。ただ単に、英語を読めていないだけ。この時期だからこそ、もう一度基本に立ち返り、「S+V」を中心に構造を意識して英文を読む。文法に依拠して読む。それだけで、点数は伸びる。だって単語力がついてきているのだから・・・。


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生徒の心の中に住む

2018年01月07日 | 指導現場にて
宿題をやってこなかった中学生との会話。

私:「去年と全然変わっていないじゃないか。年賀状に書いたように、一つ一つを積み上げていく一年にしないと駄目だぞ」

生徒:「何ですか?それ」

私:「『何ですか?』って・・・。年賀状出したのに読んでないの?」

生徒:「友達の一人から年賀状が届いていないのが気になっていて、まだ読んでないです」

私:「何なんだ、その言い訳は・・・」

彼の家が喪中ではなく、年賀状を出せると確認できたのが、12月30日の夜。その日のうちにメッセージを添えた年賀状を書き、なるべく元旦につくように、翌31日の朝8時30分に郵便局へ出しに行った。早すぎたため郵便局はまだ開いておらず、入口に年賀状を置いていく人も多かった。しかし、雪が降りそうだったので濡れると嫌なので、万全を期してポストに入れた。他の生徒への年賀状は25日には投函し終えていたので、たったその一枚のために、ここまでやった。しかし、その想いは見事に裏切られた。

生徒の成績を上げるには、生徒とのコミュニケーションを取り、いい加減な生活態度を改めさせ、一つ一つを継続して積み上げていく大切さを、勉強を通して教えなければならない。しかし、この生徒とのやり取りで、彼の心の中での私の存在感が、まだまだ足りていないことが分かった。怒りを通り越し、虚無感しか残らない現実。

生徒の心を書き換えるには時間がかかる。でも、あきらめない。彼の心の中に住めるように、これからも全力でぶつかっていく。


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小さいことを積み重ねる

2018年01月06日 | 指導現場にて
社会人入試で大学に進学したKさんから年賀状をいただきました。

その中で「大学で毎日充実した日々を過ごしています。時々、将来のことを考えて不安になることもありますが、今、目の前にあることを精一杯積み重ねていくことが大切だと感じています」とありました。

彼女からの言葉を読んで、尊敬して止まないイチローの言葉を思い出し、返礼の年賀状にしたためさせていただきました。

「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道」

望む将来を手にするには、今できることを毎日一つずつ積み上げていくしかありません。

2018年も一週間が過ぎようとしています。新年の抱負を忘れていないか。昨年と何ら変わらない日々を過ごしていないか。自戒し律していかないと、再び成長なき一年を過ごしてしまうことになります。


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知を育てるのも家庭

2018年01月05日 | 子育て
ベンジャミン・フランクリンを論じた立命館大学の入試問題に、次のような英文がありました。

A house is not a home unless it contains food and fire for the mind as well as the body.

簡潔に言えば、体だけでなく知を育てるのも家庭環境ということです。

学力は家庭を中心とした学習環境で決まります。幼少の頃からの積み重ねていった習慣が、良くも悪くも後に大きな形となって表れてきます。その時に慌てて勉強を始めても修正するのは至難の業です。そんな本質をもこの言葉が表しているように思えます。


一昨日、漢字検定の模試を連続して2回分を解き終えた次男が、「お疲れ、自分!」と発しました。勉強をやり終えた後の充実感と爽快感。そんな家庭環境を維持していこうと思います。


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2018年の仕事始め

2018年01月04日 | トラスト英語学院
今日は2018年の仕事始めです。
受付カウンターにお神酒をお供えして、2018年がスタートします!

今年は仕事に関しては、「ちょっとした小さなアイディアを実行に移す」をモットーに、今まで以上に充実した英語指導を行ってまいります。本年も伊那市の英語塾「トラスト英語学院」をよろしくお願い申し上げます。


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2018年抱負

2018年01月03日 | 閑話
2018年も三日目。今年の目標を記しておきます。

・長野県で実施されるTOEIC全6回受験&990点満点
・英語の音読ルーティーンを続ける
・ブログの毎日更新&ブログ貯金
・ランニングは月100kmを目指す(ただしオーバーワークはしない)
・筋トレは週3回は行う
・平日は禁酒

TOEICは昨年も全6回受験し、6回の平均点は、L:490、R:488.3、T:978.3でした。満点は1回にとどまりましたので、今年も全6回で目指すのは当然です。今年最初のTOEICが今月28日にありますので、『公式問題集 3』に特化して勉強しています。
音読とブログの更新は5年間毎日続けていますので、ライフワークですね。

1/640秒・F8.0・ISO400
この三が日は、満月がひときわ大きく見える「スーパームーン」が見られました。お正月から夜空を見上げるのも乙なものです。


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