英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

「上皇」を英語で言うと?

2019年05月11日 | 英語勉強法
何気なく使っている日本語の語彙。それらをふと英語にしようとすると、窮する時があります。そんな場合は関係詞などを使って、近からず遠からず言いたいことを伝えることができますが、やはり端的にその語彙を知っていた方が、コミュニケーションは円滑に進みます。

昨日は「上皇」という英単語がサッと口から出てきませんでした。「the emperor who retired … 」云々と言えば伝わると思いますが、これを機に覚えておきたいですね。

上皇 ・・・ the Emperor Emeritus
上皇后 ・・・ the Empress Emerita

emeritus は元々「名誉退職の」という意味であり、an emeritus professor もしくは a professor emeritus で「名誉教授」でよく使われます。LONGMAN では次のように定義しています。
a person who is no longer working but has kept his or her previous job title as an honor
(もう仕事はしていないが、名誉として以前の肩書きを持つ続けている人)

改元に関連して、「新元号」を英語では new era name と表します。「時代」に関連した英単語もまとめておきましょう。(引用元は『カレッジ ライトハウス英和辞典』)

period 長短に関係なくある区切られた期間を表す最も一般的な語
例:in the period of World War Ⅱ

era 根本的な変化や重要な事件などがあった時代
例:an era of reform

epoch eraと同じ意味に用いられるが、厳密にはeraの初期の段階を指す
例:an epoch of invasion

age ある権力者や大きな特徴によって代表される時代
例:the Victorian Age

epoch-making(画期的な)という英単語も一緒に覚えたいですね。
写真は、伊那商工会議所から送られてきた新元号をお祝いするポスターです。ここにも era の単語が使われています(^_^)/


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勉強しやがれ

2019年05月10日 | 指導現場にて
私は小6の時から、地元の方が自宅でやっていた英語塾に通っていました。高校に合格し、高校進学後も通い続けていましたが、よくある高校生のように(笑)、部活でバレーに夢中になり、毎日疲れ果て、週1回90分の塾もただ通うだけで、何も勉強していませんでした。

ある日、塾の先生が大学受験用のイディオム問題集を渡してくれ、授業で解説をされた後、大事な熟語に蛍光ペンで線を引いてくれました。「こんなもの、覚えなくても・・・」と心でつぶやいていた自分。そして、自然と塾から足が遠のき、高2の初めにその塾を止めました。

あの時に先生が線を引いてくれた意義に気付かされたのは、浪人してからでした。浪人が決定し予備校に通うために上京し、代ゼミに通い始めた時にはそのイディオム問題集は廃棄してしまいましたが、高1の時にあのイディオムを必死で暗記していたら、また違った結果になっていただろうと、予備校の寮の自室で独りごちたのを、明確に覚えています。

結局、本人の気持ちが向かなければ、周りが色々と言っても意味がない。本人が気付くしかない。気付いた時は、浪人したり、第一志望でない大学に進学していたりしていて、高い代償を払ってしまっているかも知れない。でも、指導者である先人たちの「ここは絶対大事だぞ。覚えておけよ」という言葉を軽視してしまったことが分かった時、その経験を次の世代に伝えるには十分すぎる説得力を持つことができるのも事実です。

新学期になって一ケ月が過ぎました。高校生たちよ。当初の気持ちとは裏腹に、勉強がおろそかになっていないか。4月の向学心に満ちたやる気は、どこかへ行ってしまってはいないか。人生経験を少しだけ多く積んでいる者として、敢えて言わしてもらおう。

努力が足りねーんだよ。勉強しやがれ。



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揺らぎつつある「民間試験活用」

2019年05月09日 | 2020年大学入試制度改革
昨日の毎日新聞に衝撃的な見出しと記事がありました。
国立大13校、英語「中卒程度」で出願可 民間試験活用に疑問

2020年度に始まる大学入学共通テストに導入される英語の民間資格・検定試験の成績について、全国の国立大学82校のうち、少なくとも13校が「中学卒業程度」を出願資格とすることが判明した。国立大学協会(国大協)は「高校中級程度」を出願資格にするなどの方針を示しているが、13校は受験機会の均等が保障されていないことや英語の不得意な受験生に門戸を閉ざさないことを考慮した。
見出しだけ読むと、「大学入試で中卒程度の英語力って・・・。その大学、大丈夫?」と思われてしまう人も多いかも知れませんが、実はその逆です。大学入試における民間試験の有用性に「No!」を突きつける大学が増えてきたのです。つまり、ようやく、正しい判断をする大学が増えてきたと言えるでしょう。

英語を話せない人が多いことを憂慮した国が、「話す」力を踏まえた4技能を大学入試の英語試験に導入しようとしたのが発端ですが、ライティングやスピーキングは、機械が採点するマークシートと違って人が行うわけです。そこには客観性はなく、採点する人によってバラツキが出てきます。果たして、1点を争う入試でそれは公平なのか?そして、民間試験の受験機会が多い都市部とそうではない地方の格差、英語以外が得意で総合点では合格できるはずの受験生を門前払いすることになる不公平さに対して、大学が健全な判断をしただけのことです。

大学入試共通テストと英語の民間試験導入、もう止めましょうよ。従来のセンター試験で何か問題でもありますか?英語力がある人は従来のマーク式のセンター試験でもきちんと点が取れるし、センターで点数が取れる受験生は、大学入学後にスピーキングを伸ばす素地がある証拠ですから、英語を話す必要性を感じる人は大学でその勉強に特化していけばいいだけの話です。

対象になる現高2生たちは混乱しています。彼らが高3になるまであと1年もないのに、確定していることはほとんどありません。民間試験の中心的存在である英検だって、現行の英検とは違う一日完結型の英検を受けることになるのに、その内容すらまだ発表されていません。

東大を筆頭に偏差値の高い名だたる大学が、英語の外部試験は使わずに従来通りの方向性を維持しようとる潮流が強くなってきているのが、せめてもの救いでしょう。今回の記事にある13大学もこの流れに従った、至極当然の結論を出したのです。


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変われる人・変われない人

2019年05月08日 | 指導現場にて
今週は令和の仕事始めですが、奇しくも、トラスト英語学院開校6年目のスタートと重なりました。開業5周年のお祝いに、母と姉から花をいただきました。連休明け、気分も爽快に6年目に突入です。
新元号になって気分一新といったところですが、元号が変わったからといって、一人の人間がそう簡単に変われるわけもありません。自分を変えられる人は、元号が変わる前から行動しています。いろいろ考える前に行動に移し、行動しながらも試行錯誤し、目標達成のための最善の方法を模索しながら、やり方を微調整していきます。考えているだけ、理想を掲げているだけでは、人は変われません。行動に移せ!


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GWを振り返る

2019年05月07日 | ランニング・筋トレ
GWも終わり、今日から学校や仕事が再開する人も多いですね。私は5日(日)までのお休みでしたので、一足先に昨日が令和の仕事始めでした。

今年のGWは10連休の人も多かったと思いますが、私は8連休でした。この期間のランニング走行距離は82.1kmで「よく走った!」と思っていましたが、ラン友さんのSNSの投稿を見ると100km以上が当たり前で、中には200kmを走っている人もいて、私なんてまだまだです。高いレベルの中にいると、それが当たり前になって更に成長できますので、GW後もラン友さんから刺激をもらって、自分を律していきます。

自宅でBBQ


割烹 しま岡(群馬県富岡市)


勝味庵 東部店(長野県東御市)


ラーメン大学 伊那インター店(長野県伊那市)
美味しいものもいっぱい食べたGWでしたが、ランニングや筋トレを欠かさなかったため、体重体型に変化はありません。しかし、一ヶ月後には安曇野ハーフマラソンがあり、そして、季節は夏に向かいます。今日からまた体を絞っていきたいと思います。


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空を得た鳥

2019年05月06日 | 閑話
昨日、6年間飼っているインコ2羽のケージを掃除していた時に、一羽が脱走してしまいました。

脱走した「オーシャン」
普段は家の中でもあまり飛び回らないですが、昨日は「水を得た魚」ではなく正に「空を得た鳥」で、こどもの日の快晴の空に飛び立っていってしまいました。

どこかで元気でいてくれることを祈っております。そして、残された「スカイ」とともに、帰って来てくれるのを待っています。

「スカイ」


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地味で地道な練習

2019年05月05日 | ランニング・筋トレ
昨日は大芝高原で自主トレを行いました。前半は起伏のあるコース、後半はクロカン的な林間コースで、13kmを70分35秒で走りました。
舗装されていない林間コースを走ると新鮮で、いつもとは違う筋肉に刺激も入ります。しかし、それは普段の地味な当たり前のランニングやトレーニングできているからであって、いきなり林間コースを走ってもあまり意味がないでしょう。

それは、英語学習も同じことです。いきなりネイティブと話したり留学したって何の成長もありません。語彙を暗記し、文法と向き合い、音読を徹底し、英文構造を意識した地道な練習を日々積むからこそ、たまに行う普段と違う練習の効果が数倍にも膨れ上がるわけです。

基本は地味で地道なトレーニング。それを出来た人だけが、結果を残せる。そんな当たり前のことを感じた一日でした。


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練習の質を高めるために

2019年05月04日 | ランニング・筋トレ
GWも後半になりましたが、遠出することもあまりなく、走り込みも順調にできています。そして、小出監督の『30キロ過ぎで一番速く走るマラソン』を読了しました。
初フルマラソンでサブ4達成のために、それまではキロ5分30秒を淡々と刻み42キロを走り切ろうと考えていました。しかし、それが間違っていることが分かりました。最初はキロ5分40秒くらいでもいいのでスピードを抑え、30km過ぎからキロ5分20秒で走ることができるようにするのが大切であり、そのために日々「後半型」の練習をする必要性を痛感しました。

ビルドアップ走やインターバル走、5kmタイムトライアルなど、これまでやってきた練習は間違っていません。その質を高めて、一番苦しくなる35km以降でスピードを上げて42.195kmを走り切る走力を手に入れてみせます。
レース本番で自信を持ってスタート地点に立てるか否か?これからの暑い時期の練習にかかっています。


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5月5kmタイムトライアル

2019年05月03日 | ランニング・筋トレ
昨日は月例5kmタイムトライアル(TT)を、天竜川河畔のコースで行いました。
1km 4分24秒/km
2km 4分25秒/km
3km 4分14秒/km
4km 4分13秒/km
5km 4分01秒/km
Total 21分17秒 4分15秒/km

結果は21分17秒で、自己ベストを1分16秒更新できました。最初の12分間の走行距離もチェックしました。12分間走は2,400mを超えるとフルマラソンでサブ4が達成可能となるデータがあるそうですが、今回は2,750mで、前回より160m伸びました。また、ケガ防止のために5kmTTの前にアップ走として2km、TTの後はダウン走として5.5km、合計で12.5kmを走りました。

これまでの5kmTTと12分間走の記録です。

・2018年11月 5km:行わず 12分間走:2,160m
2018年12月11日 5km:25分35秒 12分間走:2,210m
・2019年1月   行わず
2019年2月8日 5km:25分12秒 12分間走:行わず
2019年3月8日 5km:22分33秒 12分間走:2,590m
・2019年4月   行わず
・2019年5月2日 5km:21分17秒 12分間走:2,750m

昨日は、教え子が出場するため、家族で高校野球春季大会の応援に伊那スタジアムへ行きました⚾。延長の末の劇的な勝利に、夏の大会に可能性を感じました。冬場の地道なトレーニングが春以降に結実するのは、野球もランニングも一緒ですね。


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2019年4月のランニング・筋トレ総括

2019年05月02日 | ランニング・筋トレ
今日から皐月。先月のランニングと筋トレの総括です。

平成最後・2019年4月のランニング走行距離は242.3km、走行日数は30日中24日となりました。

2019年の月別走行距離 (  )内は前年同月比 
 1月 126.5km (-6.4km)
 2月 160.0km (+18.0km)
 3月 214.0km (+109.0km)
 4月 242.3km (+190.3km)

昨年4月は足底筋膜炎で走れなかったため、前年同月比+190.3kmはあまり参考にはなりませんが、それまでの最長月間走行距離(214.0km)を更新できたのは自信になります。月間走行距離が2ヶ月連続で200kmを超え、ようやく一市民ランナーの仲間入りができたような気がします。

21日の恵那峡ハーフマラソン大会では、高低差のあるコース、蒸し暑い当日の天気にもかかわらず、自己ベストを10分近く更新する1時間40分48秒を記録しました。平均ラップは4分43秒/kmですので、昨年の群馬サファリ富岡マラソン大会以降のテーマであったスピードがついたと実感しています。これからは、ハーフの距離までは4分45秒/kmを当たり前にし、このスピードに慣れた状態で10月の初フルマラソンに臨めれば、サブ4達成は可能だと思います。

筋トレは、毎日のプッシュアップバーを使った腕立て伏せ50回以上と、腹筋と腸腰筋を中心にした体幹筋トレも欠かさず行っています。恵那峡ハーフマラソン大会の時に長男に撮ってもらった写真を見て初めて、ランナー体型になりつつあり、下半身の筋肉もついてきていることが分かります。
来月は安曇野ハーフマラソンに出場予定です。今度は、コースはほぼ平坦ですが、梅雨の蒸し暑さとの戦いになるでしょう。それはすでに分かっていることですので、暑さに体を慣らすトレーニングをして、自己ベスト更新を狙います。

3年前の2016年5月1日に一念発起し、Self-RIZAPと称して筋トレを始めました。その後、体脂肪を落とすためにランニングを取り入れたところ、ランニングの奥深さにはまり、どっぷりとその“ランナー沼”にはまってしまいました。しかし、その代わりに手に入ったものは、引き締まったランナー体型と健康です。
体組成計の体年齢は、実年齢よりも17歳も若い30歳を記録し続けています。これからも年齢に抗いながら、キレッキレの親父を目指します。


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