帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

ゼロトレランス

2007年01月23日 | 研究-教育・育児

http://www.asahi.com/edu/news/TKY200701130332.html
を見てください。
規律を厳しく守らせる(私の青年時代は当たり前だった)ゼロトレランスの現実的な効果の程が良く分かります。
朝日さんの最近の姿勢に好感を持っている私としては、非常にバランスの取れた記事になっていると思います。
子供達に必要なのは、必要不可欠な規律と厳しさで、それが、子供達を大きく成長させます。
規律と厳しさがあれば、子供達自身はそれを受けて様々なことを考えます。
この考える力こそがとても大切なもので、その力がこそが様々な工夫と自分を適合させる大切な能力を育てます。 徳育はこうした簡単なことから始まるわけです。

忽然とした態度は子供自主性を奪うと大反対している者は、ほぼ全員といってよいほど厳しい教育を否定しています。
しかしこの記事の中に読み取れる子供達の姿、例を挙げるなら
”指導を繰り返すうちに、遅刻や欠席も減ってきた。”という部分、そして”暴力や教室を出て歩き回る生徒はいなくなった”という部分。
これすべて、子供達が自分でどうすべきかを自分で考え、自分で行動するからこその結果であって、これこそが本当の自主性を育てることだと私は思うのです。 自主性とは、我慢と忍耐の副産物であり、我慢と忍耐なくば、自主性など育つはずも無いからです。

間違いだらけの自由と人権意識、体罰反対の旗印の基に、なんら子供につらい思いをさせない教育が生み出した400万人近い引きこもりとニート。
この理論と対決する考えは、今日も苦しむ子供達を増やし続けているわけです。