ほとんど吹かないことを分かっていながらも、残り少ない夏の太陽を惜しむ様にウインドへ行ってきました。
いつもの湖ですが、穏やかな風に秋を感じつつ過していたところ、ディンギーを運んで来て乗っている方がいます。
ウインドじゃまったく駄目なのですが、ヨットならそれなりに楽しめる風だったので、赤いセールのディンギーが湖面を疾走しているのをうらやましく見ていた家。
しかし、ヨットレディーでもある、娘が大人しくしているはずもなく、だんだん「乗りたい!」と騒ぎ始めました、
「う~ん、いつものパターンだな~」(^^;)
面倒なので「騒いでるくらいなら頼んでこい!」と尻はたいていかせると、上艇OK!との返事をもらってきました。
持ち主の方と一緒に出艇し、様子をみていると、途中でスキッパー(操艇)をさせてもらっています。
「やっぱりね・・・」 (^^)はは
ひとしきり乗って戻ってきた娘ですが楽しそう、その後風が幾分か吹き上がり、自分はウインドで出ましたが一度だけプレーニングして終わってしまいました。
その後家内がお礼にと葡萄を持って伺ったのですが、なんでも元バリバリのヨットマン&ヨットウーマンだったらしく、昔は日本全国で戦ったレーサー夫婦だったのです。
その後子供が出来て、30年近い歳月を倉庫で保管していたヨットを今年復活させて乗りに来ていたとのことでした。
その後も風は吹き上がらず、でも諦めきれずにいたところ、突然相手のご主人が現れ、娘に「自由に乗って下さい」と嬉しい言葉を頂きました。
大喜びは娘で、早速ランチャーを使って船を出しています。
湖面に出る娘を追い掛けるようにして、車のところにいたご夫婦のところへ家内と挨拶に伺いましたが、当然のことながらヨットの話になります。
するとまあ、世の中広いようで狭いもの、互いに知っている人を介して思わぬ処で繋がっていることがわかり、今日知り合ったばかりなのに前からの知り合いのように話がはずみました。
奥さんは、今日は乗らなかったらしいのですが、家の娘がヨットで疾走する姿に、昔を昔を思い出されたらしく涙が出たと話されていました。