これは何でしょう? (^^)
「解りますでしょうか?」、 光が当たると、とても綺麗にキラキラ光る小石・・・・・
答えは”鉱石”で~す、ってタイトルに書いてるな~ (^^;)えへへ
金属成分を多量に含んだ石ですが、 金を含んでいないのが残念!(笑)
実はこれ、娘にラジオの基本原理を教える際に使ったもので、検波回路に使用されます。
針の先をチョンチョンと上に乗せて効率よい部分を捜して聞きますが、電子部品じゃないところに面白実があるわけで、他にはアルミ泊や鉄さびなどでも同じようなことが出来ます。
酸化による電気的特性を上手く応用した整流作用によって、振幅変調送信されたトーンを人の耳で聞くことが出来る様にするわけですが、
これが進化すると
何て感じになっちゃう。
オー!パチパチパチ! (^^;)
最新の電子部品と比べると、原始人と現代人くらいの差がありますが、というか石器生活とハイビジョンテレビ生活というほうが適切ですが (^^;)汗
ちなみにラジオを聞くために必要な最低限の材料は、細くて長い電線、イアホン(クリスタル)、鉄さびのついたカミソリの刃そして針、どこにでも転がっているたった4つのパーツのみで可能。
電線でアンテナを張り、電線を丸めてコイルを作り、この石と針で検波し、イアホンで聞き、イアホンのもう片方の線はできるだけ長く地面に埋める。
この場合、エアを同調回路として使うので、選局は難しいけれどコイルの巻き数や大きさを変え、辛抱強く聞けるところを探し出します。
最新のラジオでも、こんな粗末な物でもラジオは聴けるわけで、F1レーサーの原理が蒸気で持ち上がる蓋を基本としている様に、基本というものは未来永劫変ることは無いのですが、
これが人間だと本能ということになるのでしょうね。