帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

レーシック手術 手術編

2010年06月09日 | Weblog
そんなわけで、今日は手術。

どんな手術をするかというなら、一台の機械で角膜を切って表面の膜(角膜上皮とボーマン膜と言うらしい)をめくり。

もう一台の機械で角膜の中(角膜実質層)に眼鏡のレンズでいうところの凹レンズをつくりこむというもの。

もちろん刃物で切るわけないし、二つともレーザーの力を借りて行うわけで、手術そのものは無痛とのこと。

「角膜切るのに無痛なわけないだろ~」(ーー;) なんて思いつつ、まずは再度の視力測定。

そこで現在微妙に入っている老眼との兼ね合いで、目標視力を2.0にするか
1.5にするかを決める。

2.0だと見栄すぎなのではないか? と思うのだが、実は手術後に必ず近視の戻りが起きるらしく、老眼が少し入り
始めた人の場合、1.5くらいで手術して、最終的には1.2くらいにするほうが良いらしい。

これを例の黒縁眼鏡に何枚もレンズを入れて強制する検査眼鏡で作り出し、実際目の前に細かい文字を置いて見え具合を
考えることになる。

といっても、誰しもが必ず老眼になることから、なおかつそれは進行することから、今は問題無いくらいに合わせても、
近い将来かならず見えなくなってくる物らしい。

そう考えると、さほど見えすぎず、困りもしない価と言うことで、1.5を選択(戻りがあって1.2となる価)した。

さて一度先生の処へ呼ばれて、その後手術待合室に呼ばれ、そこで麻酔と充血予防の目薬を3回ほど行って手術室へと向かう。

ドアをあけて部屋にはいると、そこは想像していたところとは異なり、整然と設置され、衛生的な部屋にSFに出てきそうな装置が
他にも数台有るが、自分に使用するのは二台だけ。

一見ハイテク部品なんかを製造している工場のようにも見えなくはない、多少圧倒されながら一台目の機械の寝台に横たわると。

まず目に輪っかみたいな物をはめられ(すでに麻酔が効いて痛くない)その上にドーム型のレーザ装置がおりてくる、
機械が目に近づくに連れ、視界の中に入ってくる赤い部分を見るように指示され、

やがてそのドームみたいな物がさらに降りて、まあ目に置いたリングそのものを押し下げるようになるわけだけど、そのあと
吸引されているような感じがする。

やがてカットが開始されるが、オペレータさんの時間測定の声と医師の言葉が聞こえるが専門用語で何を言っているのか意味は分からないし
やはりSFちっくだ。

こうして両目の瞳がぐるっとΩ型にカットされ、この時点で目の前に白い霞が掛かってよく見えない。

次にその寝台を起き上がると、隣の寝台へと案内されて、ただ、今回は頭が収まる(固定しやすい)バスケット上の物が付いている。

そこへ頭を落とすようにして、まあ安定させるわけです。

やがて、医師が準備を完了して。 「始めます」のことばで再開、先ほどと同じように赤い点を見るように指示され、
それを見ている間に機械の調整が行われる、やがてまつげが落ちないようにテープを
張られ、さらにまぶたが閉じないように目に器具が取り付けられる。

*一応参考までにここまでまったく痛みを感じることはない。

次に先ほどカット角膜表面膜を先生がめくりあげ、洗浄など行われますが、当然のことながら角膜表面をめくっているので明るいが
まったく焦点が合わずに物が見えない、故にどんな処置をしているのかは不明。

再び目を動かさないように指示され、レーザー照射が開始される。 65マイクロなんて言っていたので、削り込む深さのことだと思う。

レーザの照射が開始されるが、その時間はあっという間で、「50、100%、完了」ですなんて言葉が終わると、再び角膜洗浄やらが
行われ、最後に先ほどめくった角膜表面膜をもどし、最後に表面膜のしわ伸ばし?みたいなことをやって手術完了。

この時点で、視界に霞はあるものの、すでに視力は回復してるのがはっきりと分かる。

今右目を終わらせたので同じ行程で左目も処理され、はい終わりです、以上総時間二〇分程度、レーザー照射は一〇秒程度。
これで両目ともいきなり見えるようになっている。

「おおー!」なんて、内心感激&ほくそ笑んでいるがが、それを遮るように医師の確認の為に機械に座らされて検査。

いくつか医師に質問されて、痛みも違和感もなければこれで全行程終了。
お疲れ様でした!と看護婦さんに言われて、安静室へ移動。 約20分間そこで目を休ませれば終わり。

後はそのまま会計を済ませて帰宅となる。


さて、この手術中、痛かったかと聞かれれば、答えはNO

正直こんなんで視力がかわるのなら早くやるべきだったと変な方向で大変に反省。

さて、その後ですが、僕は自宅まで電車で2時間はかかり、
はじめは麻酔が効いていたので全く痛みはないが、だんだんとしみてくる。

この痛みはさすような痛みというより、タマネギをみじん切りしたときのようなしみ方と言う方が正解で、目を閉じていれば殆ど痛くないが、
あけて空気に触れるとしみてくる感じ。

防護用のめがねをもらえるのでそれをかけてとにかく目を開ける時間を減らして帰宅。

帰宅早々指示通りに目薬を差すと、こすり保護のカバーを目にテープでつけ、早々に就寝してしまいました。
ちなみに寝ている間に痛みで目を覚ますような事は全くありません。

途中で夕飯に一度置き、そのときにはだいぶ痛みは緩和していましたが、万事を考えて
そのまま朝までねむることにしました。


これからレーシック手術を受けようとする方は、帰りに家族の方などの迎えをお願いして家まで帰るのがベストです。







レーシック手術 検査編

2010年06月09日 | Weblog
予約時間にいくと早速検査開始。

だいたい9種類位の様々な機器による精密検査を受け、角膜のゆがみやら傷、厚さ、乱視度、老眼?度、近視度等々を調べてもらいましたが、

これが結構面白かった。

測定している方と途中から雑談なんかして、といっても賑やかなのは僕くらいでして、 (^^;) 他の患者さんはみんな静かに受けている。

「微妙に老眼入り始めていますね~」、なんて言われ、 

「うむむむむ」 (ーー;)  

面白かったのは老眼が進行した場合の物の見え方をシュミレーションして貰ったのですが、50代で結構見えなくなり、さらに60歳となると、手元がこんなに見えない物なのか・・・・・と、変なところで感心させられた。

現実、普通に年を重ねると誰しもがそうなるわけですが、かといってこの手術をしたから進行が早くなる物ではないとのこと、基に戻るというほうが正解。

近視の場合は元々近いところに焦点があるから、その分老眼の進行が遅く感じられるだけのことであって、進行そのものはその人それぞれの個体差に基づいて普通に進む物らしい。

他にはペンみたいな物で、目を開いたままで角膜の上からヒョイヒョイと押すやつが何とも言えない感触。 

角膜の厚さを測る物らしいのですが、もちろん麻酔をしているので全く痛みは無いものの、押された部分を中心に見える世界がゆがむ訳で、それが何とも言えない変な感覚。



さて、肝心の検査結果ですが、基本的に全く問題はなく、ただ自分の場合は瞳の盛り上がり部分(ドーム部分)にゆがみがあるらしくて、具体的には上の方が丘のように
なだらかで、下の方が山のように盛り上がっているとのこと。

まぶたの厚い人や堅い人にこうした事が現れやすいらしい。

ところが二度目の検査では何故か全く問題ない。

このゆがみが大きいと、当然手術は不可能らしく(時々あるらしい)、またそうしたゆがみが有る場合は特殊な病気の可能性があるようで、しかしながら他の検査から
それを疑う症状も兆候もない。

まぶたが生まれつき重く、特に組織がやたら堅いことは、18才の時に逆さまつげの手術をした時に医者に言われているので、

それを医師に告げると、「やはりそうでしたか」とのこと。

幾種類もの検査結果と二回目の結果を総合すると手術そのものは出来ますが、「どうしますか?」と聞かれ、もちろん僕は「お願いします」の一言。

そういえば一度目の検査前には待合室上方に取り付けられたテレビをずっと上目使い気味で見ていたけど、二回目の前は膝に置いた雑誌を読んでいたから、
黒目の上部分が押されていなかった、

なるほど・・・ゆがみが出るのも解らなくもない。 (^^)フムフム

医者の話では、そうしたまぶたにより発生するゆがみ?というのは結構あるらしく、黒目そのものは弾力性をもつ柔らかい物ですからとのこと。

その後もいろいろな話を聞かせていただき、最終的な決定をしました。

と、一度物事を始めると、タッタと終わらせねば気が済まない僕ですから、翌日(本日)の手術を早々に予約。

うざったい眼鏡と少しでも早くおさらばしたい事もあります。

しかし、検査後の帰り道、「検査でつかった瞳孔拡散薬がしばらく残ります」と聞いてはいたけれど、外がまぶしいのなんのって・・・・
車で検査しに来ないでくれという意味が実によく分かる。

目を細めながら歩く横断歩道の白線がこんなにまぶしい物だったとは・・・

夜行性動物になった気分の僕でした (^^)       「黄金バ~ット!」 ドコ、ドコ、 どこから来るのか 「黄金バ~ット!」 フンフン