帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

ベランダ 拡張工事 その2

2018年03月31日 | 増築&リフォーム、DIY、手作り等 

朝に大体の案を練り上げ、8時頃から実際にベランダ周辺の各サイズを計測。

*建築設計(特に木造建築)も僕の専門分野の一つ

これを元に、無駄ができる限り出ないように材料を選定しますが、 とにかく予算を抑える為の工夫をしなければならないので、非常にやっかいです。

強度の問題ですが、”既存のベランダを流用”が基本でして、ただ上からかかる重量は、今あるベランダ材の上に木材載せても大丈夫と判断。

ただ、高さが増す分、前後左右の応力にどうしても弱くなる。

運の良いことに、このベランダは家のコーナー部分に設けられているので、2方向の力はそこで自然に受け止めてくれる??のもあり(ぴったり隙間無く造らないとダメだけど)、残りの2方向に作用する力を受け止めるものとして、サンルーフの柱を流用することにしました。

これで2~3人が、洗濯物を干したり、取り込んだりで、歩く程度の応力には十分すぎる程です。

 

次、出幅の問題。

これまでのベランダの出幅は、90cm。

雨の関係と、前を人が通るので、足にぶつかったりすることが絶対に無い様に(二人とも年寄りなので)、サンルーフの柱までとしました。 これで出幅は1500mmになり、これまでより600mm広くなります。

基礎(束石)は3つ。

束石の安定を兼ねて、100kg近いタタキ石(900x450mmを、ピタリと置くので、相互に隙間が無い間隔と、サイズを計算しての事です。

 

基礎(束石)の下は、初めは4号砕石入れて突き固めしようか?と思ったのですが、

スコップで、左右二つの穴を掘ったところ、サンルーフの柱の、地面下に打ってある基礎コンクリートがほど良く存在している事が判明。

なんて都合がいいんだろ!!  たはははは!

 

さてと、大体これで基礎周りは出来ます。

 

ちなみに、真ん中の束石の下は、下に何もしませんが、 根太が90mm角材なのと、

まあいいか・・・というか、妥協というか、親父が「そんなの要らない!」と 言っているし。

 

本当は要るんだけど・・・・・

 

で、一つの束石のためだけに、砕石一袋買うにはもったいない!を、言い訳にして、 省略! 

ははは  微汗

 

まずホームセンターに行き、 材料を選定するだけで1時間以上。

なんせ工費を抑えねばなりませんから・・・

 

一度帰宅し、 軽トラに乗り換えると、親父と再びホームセンターに。

 

材料を載せて帰宅すると、早速作業開始。

まずは 束石、 支柱、 根太  作業

束石を置き、束柱を打つと、根太を金物で結合。

根太は、2本あるサンルーフの柱と柱の間に取り付けますが、これそのものが横揺れの応力を受け止める役割もしますので、完全に隙間無く入っていないとダメです。

この作業で完全な水平を取らねばならず、何度も支柱を少しずつ削り取りカットします。

実は、この水平取りが一番大変。   爆汗   本当に暑いので 汗(笑)

 

それ決まると、窓の方へ向かっている根太貼り。

使うのは2x4の89mmですが、 これと下の旧ベランダ材を120mmのコーススレッドで貫通してがっちり固定します。

片方は建物壁材に隙間無く当てて、 反対側は、根太に金物できっちり固定。

 

この根太間に ”転び止め” を入れようか? とかなり迷いましたけど、 89mm 高なのと、

根太が7本、 スパンは350~450の可変スパン(人の重さの加わるところが短いスパン)で、相互を、一番上のベランダ材で連結するので、大丈夫と判断しました。

基礎が終わってしまえば、 後はベランダ貼り。

奥の方から必要なカットをしつつ、手前に貼っていきます。

貼り終えたら、固定してネジの頭にシリコンを塗布。

上に防水カバーは付きますが、さらに防水するためで、雨水が下の木材に行かないようにシーリングする為で、防腐剤入りの木材は雨に当たる場所だからです。

 

で、床を全面貼り終えた段階で、 今日は終了です。

 

おもったよりスムーズに作業が進行で、 明日の午前中には全作業が終わると思います。

ちかれた!