家内が通勤の足として使っている スズキのエブリィ。
日曜日に、「ブレーキランプが両方とも点灯しないよ!」 と後ろを走っていた息子から指摘された。
嘘!マジで!
これだと、整備不良になるので、追突されると厄介な事になります。
一応、夕方にランプ交換をしたのですが、 ブレーキ踏んでも点灯せず・・・・・
こりゃ面倒だわ!・・・・
なので、今日は家内の車で出勤、& 朝の涼しい時間に来て、 修理開始。
まず、セオリー通りにヒューズをチェック。
当然??切れてはいない。
となると、考えられるのは、ブレーキスイッチ。
青い四角で囲っているのがそれ。 配線でショートさせているのがスイッチのすぐ左に写っています。
ペダルのすぐ上に点いている物ですが、 カプラーを外して、その辺にあった配線で
ショートさせると、ランプは普通に点灯。
間違いなくスイッチが原因と判ったので、 取り外し開始。
脱着方法が解らなくて困ったのですが、 スイッチマウントフレームの下に、
ある、プラ製のウイング(二つあります)をプライヤーとかで挟み、スイッチ回すと外れた。
こんな感じですね。 プライヤーで挟み、スイッチを①の方向に回して、抜く。
これで外れたので、やり方としては良いのだと思いますが、本当は違うのかな????
これがスイッチ。
初めは交換しなければ・・・と思ったんですが、 どうやら分解できそうな感じ。
ちなみにスイッチ抜いた後のカプラーロック部分。 よく分からない構造です。
一応テスターで計ると、 あれ? 問題ないじゃん!
でも、原因がスイッチなのは間違いないので、すぐに分解。
シャフトにスプリングが入っているのですが、撮影の為に外しています。
接点は2回路。 赤い方がブレーキ回路の接点。
一応両方の接点を掃除します。 こちらは使っていない方。接点は指で引き出せるので磨きやすいです。
こちらが、ブレーキ回路で、通電する側の接点。 水色矢印方向へ引っ張り出せます。
接点を見ると、やっぱり・・・、かなり汚れています。
焼けた後が明確でして、 こうなると、少し接触点がずれるだけで、電気が通らなくなり、当然!?ランプが点かなくなる。
ブレーキクリーナーみたいな脱脂スプレーと ドライバーでカリカリカリカリ。
ふんふんふふん
やり方としては余り良くないですが、結構焼けが固いので・・・
綺麗になりました。
組立て、
この二つがぱかっと合わさります。 スプリングを忘れないようにしないと。
合体したら、 スイッチをソケットに挿し込んで、回す。
で、完了。
本当は新しいスイッチに交換すれば一番良いのですが、 これでしばらく使えます。
又点灯しない事が起きるようになったら、交換します。
以上 エブリィのブレーキスイッチオーバーホールでした。