帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

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床の不陸調整&床張り その4

2023年11月25日 | 増築&リフォーム、DIY、手作り等 古い日記

依頼リフォームの続きです。

 

なんか・・・・冬将軍がウンタラカンタラで、高気圧が頭の上に移動してくるまでの、気圧変化が著しいのと、

今朝の冷え込みから、 例の気象病+寒暖差アレルギー 勃発の予感が満々。

 

朝起きて、 すぐにクシャミと鼻がダダ漏れになっているので、多分お昼頃には酷くなるだろうなと・・・

で、一応は効くらしいと言う話のテイラックを初めて飲んでみた。

漢方薬なので安心  効くのかどうか?は不明です。

朝飯を食うと早速家を出て現場に一直線。

昨日、床張りに使う24mm合板を含めて必要な物は買い込んでいたので、そのまま現場に直行です。

 

まずは、室内を清掃、そして24mmの糞重い構造用合板をエッチラオッチラと担ぎ上げては一枚ずつ必要サイズにカット、そして床張り。

 

90mmのコーススレッドで下の方にある根太に向けて打ち込み、一体化させます。

24mmの合板+エアスペース+以前のリフォーム床12っm +その前の古い床12mmで、エアスペースの一番広いところで約24mm位。

合計72mm程の厚さとなり、その下に根太材があるので、一番深いところは120mmそれ以外は90mm 、床の一番高い処あたりになると75mm

のコーススレッドになります。

ちなみに釘はほとんど使うことは無く、剪断力の掛かるところはもちろん2x4用の釘を使いますが、床は上からの圧力しかか掛かりませんので。

 

しかし・・・・マジで重いんですよね~ 24mm厚の合板は。

それを7枚半使いますが、カットの為に、隣の半完成の元和室との間を行ったり来たり。

*下の写真はお昼休み終了後に取りました。

ちなみに、 合板同士の隙間ですが、自分の場合は一番隙間の狭いところで、0.3~0.5mm程度、名刺の厚み位です。

ピタリと合板を突き付けてしまうと、後で床鳴りの原因になりますので、少しだけ間を開けるんです。

名刺が無かったので、カッターの刃を差し込んで調整。

 

全体に床を張っていくと、3~5mmほど隙間が空いてしまうことがあります、部屋が完全な長方形では無く、壁そのものも直線では無かったりしますので、その辺もあります。

ま、こうしたのは当然の付きもので、後でどうにでもなります。

最後の一枚。

でもって完成しました。

改めて不陸調整をした新しい床の上に載ってみましたけど、 本当に平行な床というのは安心します。

違和感が全く無いんのですね。

 

向こう側には既存の巾木?というか、 壁の合板押さえを兼ねたのが見えますが、もろに不陸だったのが解ります(笑)

このままだとダッサいので、最終的にはきちんと処理しますです。ハイ 

さて、洋室の床張りが終われば、懸案だった廊下の床張りをしなければなりません。

とりあえず、既存の床板をバリバリと剥がして下地を露出。

下の、洗面室天井ですが、埃と壁解体時に落ちたゴミで汚い。

なんつ~か

で、一応???不陸が無いか???を測ってみると。

でたよ~必殺職人技!! 見事です! 

このとおり、写真左から右にかけて見事に傾いているし、全体的にも平行ではないという事。

傾きは幅約80cm程に対して、1cmとマジなの?という数値。

当然このままで床張りは出来ませんので、 いつものように一番高い処を探します。

結果、今レーザーを載せている根太の右端がトップでした。

トップが判れば、後はそこから測定して沈みの調整をする為の数値を出します。

しかし、不思議なのは根太の両端を見てみると、不陸にならないように調整らしき刻みをしたのだろうという

事が判ります。

 

そして又すぐに気づくのが、刻みが逆やろ!ということ。

下の写真の赤丸は刻み有り、黄色丸は刻みなしで、両端を胴差、梁に打ち付けられているのですが。

”刻んだ方”に傾いていて、なんで刻んだの???? と意味不明。

奥の方へ行くとそれがさらに酷くなり、もしかして、全体を逆に取り付けた!!  傾きを大きくしたわけです、結論として・・・・

出た~~~~スーパーウルトラCの職人大技!! 大爆笑!! やってくれますね~!

 

ちなみに、胴差、床張りの真横には不陸調整のため?の補助剤がしっかりと打ち付けてあり、それ調整すれば良いだけの話。

刻まなくても良いわけです。

そんなわけで、これを直さないことには始まらないわけですが、そう簡単にはいきません。

ここはやはり24mmの合板を張りますが、 今のところ、階段トップと間で12mmほどの段差を予定しています。

階段の踏み板は、トップ面が老築󠄂化で痩せているのと、年月経過による傷が有り、そのままではボロ屋そのものですから、

ここには新しい化粧材なりをかぶせる手法をとります。

 

で、その高さを15~18mmにするのですが、15mmだと合板その段差は3mm、18mmだと6mm。

クッションフロアの厚さを考えると15mmですが、 将来張り替え(というか、載せ)すると、15mmだと高さが足らないので18mmとなる。

 

6mmの段差にクッションフロア2.5mm程度で、 4.2mmの段差、 もし将来痛んだフロアを張り替えでは無くて載せ張りすると1.5mm程度で、

故に、この階段トップと、クッションフロア張った廊下床の不陸は誤差0.5mm以内にしないと見られた物ではありません。

張る面積は小さいですが、相当神経を使うのが二階廊下なんですね。

 

で、調整をするために一度根太を外し始めましたが、刺さっている釘を抜くためにこじっていたら、ハンマーがもげてしまった・・・・・

そんな力入れた覚えは無いんだけど・・・・

そういえば、今年は筋トレに行けていないんですけど、 そろそろ行かないとな~  なんてその瞬間に思った翔です。