帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

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床の不陸調整&床張り その5

2023年11月26日 | 増築&リフォーム、DIY、手作り等 古い日記

依頼リフォームの続きです。

 

昨日で、2階洋室に関しては終了。

今日は二階廊下と、洋室化中の和室のクローゼットになります。

 

現場に到着したのは 8時30分。 昨日購入しておいた新しいハンマーと釘抜きを降ろします。

まずは昨日の作業後を片付け、清掃をします。

こんな物を置いていたりもしますので、それも不要な物は移動して整理。

ちなみに、二階廊下の床を全面剥がしてしまっているので、応急処置として昨日出た廃材をならべて対処。

掃除が終わると、クローゼットと床の作業と廊下の床作業を同時進行で開始。

*この先、廊下とクローゼットの記事がランダムになります。

 

まずはクローゼットですが、床をすでに剥がしてあわらになっている根太がみえますが、 例のごとく不陸であろう事は判りきっているので、レーザーで各部の測定を開始。

 

しかし・・・この根太、 303mm間隔で並んでいるのかとおもったら、適当で、いい加減。

採寸開始します。

ついでに柱が傾いていないか?もチェック。

左。

右。 ほんの少しですが、天井の部分で2~3mmくらい傾いています。

まあ、このくらいなら問題はありません。

数値の書き込み。

やはり不陸ですね~  なはは!

 

レーザーをもって廊下に移動し、不陸調整のためのシム造を開始。

階段トップの廊下面との嵌め合いに根太の高さがピタリと合うようにしますが、

途中で、もしかして階段のトップも傾きが有る???と、疑いが出てきて、測定します。

すると、左右で8mm程の傾きと来た。    涙ものです。

何度か測り、最後に正確な値を記入。

じつは、これで厄介なことになったわけです。

二階の床含めて廊下も、全て不陸の無い状態になると、階段踏み板のトップの傾きだけが不陸ですので、

床の高さを、どちらかに合せると反対側が1cm近く沈むか、浮き上がる事になる。

 

80cm程度の幅の踏み板で8mmも斜めじゃ~ 幾ら他の部分に不陸が無くなったとは言え、見ただけで不格好となりますので、大笑いされてしまいます。糞~~~~!!!!

かといって、修正しようにも、階段は基本的に一体で造られてい事から、となると、”廊下その物”をこの不陸に併せてねじ曲げる?か、

斜めに張ることになるわけで、 となると堅い構造用合板24mmを曲げるのはかなり困難。

となると、平行で張るしか無く、この場合は廊下の端から端までで約2cmほどの落差(斜め)になる・・・。

この不陸が判った段階で、 力が抜けてしまいました。

かなり難しいです、これをそのまま調整という方法で済ますのは・・・・

 

床に座り込み、30分ほど頭の中であ~だのこうだのと思案。

ただ、そんなことしていると、すぐに一日が終わってしまうので、 とりあえずこれは後の課題にするとして、

気を取り直すとクローゼット床の不陸調整を開始。

 

調整は、測定で出た数値から2X4をカットし、それを置いて、シムとの併用調整にすることにしました。

そうそう、このカットの際に、 丸鋸の刃の切れが大分悪くなっていて、 あまりにも切れないので、

途中で買い出しに。

同時に早飯。

 

戻ると刃を交換。 

神業という製品名でして、 無音刃、 衝撃吸収という宣伝文句。

ほんとかいな?  爆笑!

で、実際にカットしてみると、 オッ!と思うほど良く切れる。 でも、音は普通のレベル (笑)

カットは節の部分が難儀でして、 この部分で下手すると丸鋸の刃から煙が出ることがあります、特に古い刃+2x4の組み合わせは。

こうしたカットは、誤差0.5mm以内でやりますが、刃が新しいのでスムーズ

*下の写真は、 交換する前の刃でのカットの様子ですが、 引かれた線から0~0.25mmの誤差? 一寸大袈裟(笑)気持ち的な物で、

実際は0~0.5mm程度で切ります。

刃を交換後に計算ミスもありまして、何度かカットしている時の様子。

ポッカリと空いたクローゼット床の空間ですが、 ここに2X4カットのスペーサーをいれ、 下の当て木が反っているのでシム入れて調整しますが、 

ここで作業するのは、正直怖かったです。

落ちれば下のユニットバスの天上を踏み抜いてしまう可能性が有りますので。

 

センターを中心にして、きっちり303mm間隔で並べ、 固定します。

35X45mmの垂木を根太に使用しましたけど、 赤松という事ですが、香りが良いですね。

24mm厚の合板は次の水曜日入荷との事で、こちらはこれで終了。

 

再び作業は二階廊下になりますが、どうにもならんですね~トップ面の傾き。

しばし考えた後、階段トップ面を取り外して見ることにしました。

叩きだされたトップ。

で、どうするか?というと。

廊下の床を、 これまであったトップ部分に被さる様にして施工することにしました。

イメージのために、廃材を並べてみました。

実際にはもっと張り出すわけですが、 とりあえずこれで階段を数段降りたり昇ったりしてみたところ、

違和感が全く無く、この方法で行く事に決定。

トップ面からそのすぐ下の階段踏み板面はやはり最大で8mmの傾きがありますが、

階段は片足ずつ上るのでその辺は問題なし。

後は昇る途中でその傾きが目に入るかどうかですが、 出っ張ったり引っ込んだりしている訳ではなく、

階段を見ながら昇る人もあまりいないので、これで行く事に決定しました。

 

さて、そんなこんなで、もう午後の3時。

ここから作業を開始すると中途半端になるので、 今日は終了です。

部屋を片付けて掃除し、 次に備えて帰宅しました。