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日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

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毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2025 Uesugi Hayato(上杉隼人)

CHAUVINIST

2006-10-28 00:00:00 | C

 この語はフランスの兵士Nicolas Chauvin(ニコラス・ショーバン)の名前に由来する。ニコラス・ショーバンは、Cogniard(コニャル)兄弟作 La Cocarde Tricolore(1831) 中に出てくる軍人で、Napoleon(ナポレホン)を盲目的に崇拝する。ショーバンがナポレオンの配下にいたほかの兵士よりも強い愛国心を持っていたかどうかは、今は問題にされない。とにかく、chauvinistは、「盲目的愛国者、狂信的排外主義者」の意味で使われる。大抵そこには否定的な意味が含まれる。

○Practical Example

 “The prime minister is a real chauvinist. I hope he won’t lead the country into war.”

 「首相はほんとうに愛国心が強い。国民を戦争に駆り立てるようなことがなければいいが」

●Extra Point  

 フェミニズムが隆盛となり、male chauvinist pigという語が生まれた。これは「男性は女性より上と考える人物、男性優位主義者」のことを意味する。

◎Extra Example

 “Gary is a male chauvinist pig. All the time he insults women. What a pig!”

 「ゲーリーは男は女より上と考えている。だからいつも女性をバカにする。嫌な人!」

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