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現在、いくつか英日翻訳を進行しているが、トマス・J・デロング『Flying Without a Net 命綱なしで飛べ!』(仮題、2023年刊行予定、サンマーク出版)は目下いちばん集中していて進めている1冊だ。
今日も覚えておいていただきたい表現にぶつかったので、ご紹介したい。
○Practical Example
In addition, purpose changes with time, and what was satisfying then might not be satisfying now; the hard-charging business executive who wanted only to make partner finds that being partner isn’t enough and requires a new and more ambitious raison d’être.
加えて、目的は時間とともに変化し、当時はそれが満足に値すると思われていたものが、今はそうではないと思われることもある。経営のトップに昇りつめようと猛烈に仕事をしてきた幹部が、今は出世以外の生きがいも見つけようとしている。
make partnerの言い方を注意しよう。
https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/3671cfd59b3b7ba080bf0d9afe44a1ae
partnerはここでは会社の「共同経営者」であり、相当上のレベルの者となる。そしてmakeにも注意。
「コンパスローズ英和辞典」にある通り、
https://www.youtube.com/watch?v=hMNNWoV9qTc
「〈…〉に(一員として)地位を得る; 《主に米》〈…の地位〉に昇進する; 〈記事など〉に出る」の意味だ。
以下の「コンパスローズ」の例文も参照。
◎Extra Example
She made full professor before she was 30. 彼女は 30 前に正教授になった.
これでおわかりだと思うが、英和翻訳にいちばん必要なのは、自分で実際にテキストを読んで訳してみて、その上で「コンパスローズ」や研究社オンライン辞書のような信頼できる辞書にあたり、
https://www.youtube.com/watch?v=BTUj84mFU0w
テキストに書かれた意味を完全に読み取って日本語に移すことだ。
raison d’êtreはフランス語の「レーゾンデートル」で、「存在理由、生きがい」。
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