GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

The Savior for Sale(ダ・ヴィンチは誰に微笑む)[2]

2021-11-27 07:28:24 | The Last Leonardo

『最後のダ・ヴィンチの真実 510億円の「傑作」に群がった欲望』(ベン・ルイス、上杉隼人訳、集英社インターナショナル)にインスパイアを受けて製作された映画『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』(ギャガ配給)が全国で上映中だ。

 華やかなアートの世界の舞台裏を描く本映画が、Asahi Weekly, November 28, 2021で、対訳で解説、紹介されている(中俣真知子、翻訳、解説)

 本日のGetUpEnglishでも、Asahi Weeklyの記事から英語を引用しつつ、『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』を考えてみる。

 絵を洗浄すると、右手の親指が2本描かれていることが明らかになった。

Simon: Was it a copyist trying to imitate another painting?  Was it a question of damage?  I really considered every option except the one we eventually came to believe, which was that it was indeed a pentimento.

  pentimento: 創作過程で行われる描き直し。また上塗りで消された元の絵が透けて見えるようになること。複数形はpentimenti.

 ロバート・サイモンはつづける。

Simon:  And that was when I had the realization, the strong suspicion that this was by Leonardo.  That this was the lost original, and it was a frightening moment.

  ロバート・サイモンはこれが最後のダ・ヴィンチ作品と考えるわけだが、はたしてそうだろうか?

 ぜひ映画をご覧いただき、真偽をお確かめいただきたい。

 https://gaga.ne.jp/last-davinci/

 

 

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