GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

DEEP-SIX

2022-06-28 08:40:10 | D

 deep-six は動詞で、「(知られてはまずいものを)捨てる」

 E-DICの説明は、以下の通り。

 本来は海事用語で、「6尋(ひろ)の海底に沈める」ということから、口語で「水葬」の意の名詞。それが発展して「捨てる」の意の動詞になったものである。この表現は、My room is getting pretty crowded. I think I'll deep-six these old books.(ぼくの部屋はかなり物が多くなっている。こうした古い本は捨てようと思う)のように、たんに「(不用なものを)捨てる」の意でも用いるが、ウオーターゲート事件以後、とくに「知られてはまずいもの」とか「都合の悪いもの」を「(秘密裡に)捨てる」という場合によく用いるようになった。The Watergate conspirators planned to deep-six an incriminating file in the Potomac River.(ウオーターゲート事件の共謀者たちは、証拠となる書類をポトマック川に捨てようと企てた)。

 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。

 Asahi Weekly, June 26, 2022の和田明郎記者の連載Phrase It Rightにこの表現があった。

○Practical Example

"I’m dead set against spending another penny on redecorating the mayor’s office. We should deep-six such a wasteful plan and pull our energy intro fiscal reform."

「これ以上の費用をかけて市長室を解するのには大反対だ。そんな無駄な計画は破棄して財産再建に注力すべきだ」

●Extra Point

  名詞で、give...the deep six(~を打っちゃってしまう、放り出す、葬る)の意味でも使われる。

◎Extra Example

"These droids are getting pretty old. Why don't we give them the deep six, Poe?"

「ドロイドはどいつもかなり古くなった。もう捨てようじゃないか、ポー」

 

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« TO BLOW | TOP | 『桐生タイムス』の連載エッ... »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | D