tardinessは、「遅いこと、緩慢」。やや格式ばった言い方。
今日のGetUpEnglishは、この表現を学習する。
○Practical Example
"Japan is lagging behind northern European countries in terms of social welfare, Risa."
"It concerns my father and me."
「莉紗、日本は福祉の面で北欧諸国に後れを取っている」
「父もわたしもそこのことが心配です」
●Extra Point
日常的には「遅刻」の意味でよく使われる。
◎Extra Example
"Larry’s frequent tardiness is inexcusable."
"He always blames it on the trains."
「ラリーの度々の遅刻は目に余る」
「あいつはいつも電車のせいにする」
本日のGetUpEnglishも、昨日に引きつづき、東田直樹さんの『自閉症の僕が跳びはねる理由』をイギリス人作家デイビッド・ミッチェルが訳したThe Reason I Jumpから紹介します。
○Practical Example
「でも、自閉症の子供の多くは、自分の気持ちを表現する手段を持たないのです。ですから、ご両親でさえも、自分のお子さんが、何を考えているのか、まったく分からないことも多いと聞いています」
"Problem is, many children with autism don’t have the means to express themselves, and often even their own parents don’t have a clue what they might be thinking."
●Extra Point
続いて、東田さんは、このように述べます。
◎Extra Example
「自閉症の人の心の中を僕なりに説明することで、少しでもみんなの助けになることができたら僕は幸せです」
"So my big hope is that I can help a bit by explaining, in my own way, what’s going on in the minds of people with autism."
東田直樹さんのブログはこちらです。
http://higashida999.blog77.fc2.com/
2014年のGetUpEnglishは、最近読んだすばらしい本のフレーズを紹介することから始めたい。
デイビッド・ミッチェル(David Mitchell, 1969)は、奥さまのKeiko Yoshidaさんと、日本の東田直樹さんが書いた『自閉症の僕が跳びはねる理由』を翻訳し、それはイギリスで大ベストセラーになった。
http://www.theguardian.com/books/2013/feb/26/cloud-atlas-translates-austistic-teenager-memoir
今日はこのミッチェルが訳した東田直樹さんのすばらしい文章をいくつか紹介する。
東田さんは、そしてミッチェルご夫妻の長男も、自閉症の障害を持っている。
東田さんは、『自閉症の僕が跳びはねる理由』を書いた理由を次のように説明している。
◯Practical Example
「僕が自閉の謎を説明することで、僕たちの障害が、決してわがままや自分勝手からきているものではないことを、みんなに理解してもらいたいのです。みんなが僕たちのことを分かってくれたら、僕たちは一筋の光を手に入れることができるでしょう」
"I hope that by reading my expectations about autism and its mysteries, you can come to understand that all the obstacles which present themselves don’t come from our selfishness or from ego. If all of you can grasp this truth about us, we are handed a ray of hope."
●Extra Point
つづいて、東田さんは、次のように言う。
◎Extra Example
「どんなに苦しくても悲しくても、希望があれば頑張れます。この世界が希望の世界でいっぱいになれば、僕たちの未来はみんなの未来とつながると思います」
"However hard an autistic life is, however sad it can be, so long as there’s hope we can stick at it."
明日のGetUpEnglishも、東田直樹さんの言葉と、ミッチェル夫妻の英語を紹介します。
明けまして、おめでとうございます。
本年もGetUpEnglishをよろしくお願いします。
2013年は更新が時間通りできないこともあって、大変申し訳ございませんでした。
本年は日本時間の午前9時までに更新するようにいたします。
2006年4月から始めたGetUpEnglishも今年で8年目を迎えます。
こんなに長くやってこれたのは、みなさまのおかげです。
どうか引き続き、よろしくお願いします。
2014/01/01 上杉隼人