Cogito

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7月7日

2017-07-08 14:43:51 | 日記
水曜日、床屋さんへ行く予定だったが雨だったので延期した。木曜日は買い物がてらあちこち回って用事を済ませてきた。金曜日、今日は朝からいい天気。なので、朝から「床屋さんへ行く」とパパさんが騒いでいる。パンを焼くつもりだったが翌日にして、8時半を待って、予約を入れた。予約をせかした本人がいつものようにのそのそしている。「遠いね」と言いながらそれでも歩いた。さっぱりしてもらい帰りに社協へ寄った。ロビーで七夕の飾りつけをしていた。
「あ~、今日は七夕さんだったんだ。今夜は星も見られそうだね」と言いながら挨拶をした。
大道まで坂がきついけど上るかと聞くと、上るというので大道に出てセブンイレブンで買い物をして、帰った。日差しも暑かったので、結構疲れた。

七夕なんて、久しくお目にかかったこともない。飾りつけをしたことはさらにない。天文学が大好きで、いまだにコズミックフロントや宇宙関係の番組、ニュースは見ているくせに、ここずっと星空を見ていない。我が家からは空が開けていないこともあるが、今の真鶴の夜空は澄んでいない。天の川が見えなくなって何十年になるだろうか。

7月7日といえばもう一つ、思い出すことがある。1937年7月7日。盧溝橋事件だ。ここから日中戦争、続いて太平洋戦争へと愚かな戦争が始まっている。1937年は私が生まれた年。7月7日はまだ生を受けてはいないが、1937年に起きたことはかなり良く知っている。あれから80年、盧溝橋の現場にいた元兵士が100歳で新聞のインタビューに答えているのを読んだ。あんな時代にしたくない、体験者はだれしもそう思うが、戦争でいい思いをした、要するに「得」をした人々は、夢よもう一度と、ああいう時代へ引き戻そうと画策している。しっぺ返しが必ず来るのに。

憲法に保障されている国民の権利、これだけは失いたくない。戦争の体験を経て手に入れた当然といえば当然の権利、でも当然が当然でない時代があったのだ。だからこそ、この大事さをかみしめてもらいたい。
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タシロラン

2017-07-06 22:03:13 | 日記
買い物から帰ってきたとき、息子が白い花に気が付いた?と聞いた。ううん、そこでコンデジをもってついていくと、教室の前のしいのきの根元にこの花があった。あちこち同じようなスタイルで、いくつも咲いている。葉はない。ウドみたいな植物である。幽霊の名前がついていたみたい、と言いながら、写真を撮った。幽霊みたいと思ったのは、ギョリンソウだが、違った。知恵袋で問い合わせると、「タシロラン」だと教えてくれた。タシロランの説明を読むと、準絶滅危惧種であることも分かった。常緑樹林帯の、落ち葉の多い、自然が豊かなところに生える。三浦半島や皇居にある・・といった記述があった。なるほど、条件としてはここは生育場所としては適している。しかし、なぜ今年咲いたのか。どこから来たのか?長く住んでいるが初めて見た、というより気が付いた。

真鶴の植物のことなら、松本農園の茂さんに聞けばわかると、朝っぱらから電話をして聞いてみた。やはりすぐわかった。お林の木陰にも、松本農園にも自生しているそうだ。なら納得。シイの落ち葉がうずたかく積もって、お林のような条件だから、鳥さんが運んできたのが生えたんだろうが???

 
ネットで調べると、タシロランについてこういう書き込みがあったのでお借りしてここに載せる。ただし記述中の写真はカットされてしまっている。おかげで腐生植物なんて、いろいろ知った。

「ランと言うと,カラフルで華やかなランを想像するが,タシロランは華やかさとは無縁な地味なランで,ツクシを細く頼りなくしたような茎の上に,緑の葉はなく,イネの穂のような若干黄色味を帯びた白い花が咲く。

 2001年,神奈川県公園協会主催の観察会で,初めてタシロランを見た時,正直のところ私は内心ガッカリした。ところが,講師の観音崎自然博物館・主幹研究員の話を聞いたり,ネットでタシロランについて調べたりする内に,このランが非常に貴重なランであることを知り,そう思ってこのランを改めて眺めると,神秘的な森の妖精のように見えてきたから妙なものだ。

 タシロラン(田代蘭)の名は,発見者の田代善太郎氏に因んで,牧野富太郎博士により命名された。観音崎のような常緑樹林内に生える,葉緑素を持たない腐生殖物で,観音崎では1983年6月東京湾海上交通センターの職員により発見された。

 花期は6月下旬から7月上旬にかけての約2週間。関東地方南部以西の良く保存された森の,落ち葉が堆積して腐葉土に近い状態の日陰の場所からごく稀に生える。タシロランが生えることは,豊かな自然に恵まれていることの証でもあり,観音崎でいつまでもこのランが見られるよう,大切にしたいものだ。。
2003.6.24
 


環境省 準絶滅危惧種

 
 ネットでタシロランをキーワードに検索したところ,日本生物多様性防衛ネットワークの河野昭一代表幹事の「京都御苑のタシロラン保護に関する要望書」が専門的でありながら,素人の私にも判りやすかったので,抜粋してご紹介させて頂きます。
 タシロランは、照葉樹林の暗い林床に成育し、光合成をしない無葉の腐生ランで、地下部は菌根となり、得意な生活様式を持っていますが、その生活史の詳細は未だ解明されていません。

 産地は、オーストラリア、マレーシア、インドシナ、中国南部、台湾、日本となっています。日本での産地は少なく、九州、沖縄の限られた地域にその産地が知られ、また、本州では群馬県高崎(絶滅)、神奈川県(三浦半島)(すでに絶滅?)、静岡県静岡(すでに絶滅?)、和歌山県(危険)、高知(危険)などに極限され、すでにその北限地域では絶滅してしまったと報告されています。
 環境庁は、タシロランを絶滅の危険性がある「危急種」に指定していますが、その危産ぶりからすると限りなく絶滅危惧種に近いと考えられれます。このような危産・貴重種が大都市のどまんなかにある京都御苑に産するのは奇跡的なことであり、大変な驚くべきことです。
 タシロランの生育条件は極めてデリケートであり、高木一本伐っても、土壌を掘り起こしても、落葉を掻いても、生育環境の破壊につながる取り返しのつかない事態となります。したがって、現在行われている草刈りした植物体や落葉の投棄は、少なくとも本種の成育地や隣接地では直ちにやめるべきです。

 また、タシロランの成育地の上に、無神経に落葉や刈り草を山積みすることや、整備の名のもとに林地面積を減らしたり、芝地に変えたりすることは決してしてはならないことです。ましてや、樹木の伐採や、緑地の減少を伴う建物施設の建設などは、いかなる目的であれ避けなければなりません。

 本種は、学術的にも危産・貴重種でありますが、本種のみを保護すればよいという考えは安易であり、最終的には本種の保護にもならない有害なものとなってしまいます。大切なのは御苑の自然環境全体を保護することであり、本種を含む植物、菌類、昆虫類、チョウ類などからなる多様な生物群全体、まさに生物多様性を保護することこそが今求められていることです。

 環境行政のよきお手本として、環境庁は自らの管理区域内に成育する絶滅危急種の保護保全に全力を尽くされるようお願いする次第です。浅慮による開発行為等によって、タシロランに象徴される危産・貴重種が絶滅してしまうようなことがあってはなりません。京都の文化には、自然との調和、自然との共存、自然との一体感といったものを求める世界に誇るべき伝統があるのですから、本種の保護をもってその範を示されんことを切に願う次第です。」

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洪水

2017-07-06 19:33:24 | 日記
自然災害とはいえ、福岡、大分の大雨、洪水の被害映像はすさまじい。胸が痛む。東峰村、日田には行ったことがあるからなおさらである。
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カメラ

2017-07-04 20:45:08 | 日記
メンテがすんで、カメラが戻ってきた。結局3週間かかったことになる。1週間したころ、Canonから電話がかかってきた。メンテができたのかと思ったら、故障が見つかったから、修理するかどうかという問い合わせだった。「どこが故障していたの?」と聞くと「UBS端子部分が破損している」のだという。「EOSとは発売と同時からのお付き合いだから、長いんだけど、デジカメにはなじみがないからわからないよ、それどこにあるの?」と聞いた。「お手元にほかのデジカメありますか」「うん、Kissがある。ちょっと待って出すから」と言ってKissを出して教えてもらった。要するにカメラとPCをつないでデータを取り出す口が破損していたのだ。取り込むためのケーブルはなくしちゃったし、そのときCanonに電話して新しいのがほしいと言うと、電気屋さんで買ってくださいと言われて、ノジマに行ったら、カードリーダーのほうが便利ですよ、と言われ、カードリーダーは持ってはいたが新しいものを買ってきて、現在それを使っている。だから差込口は壊れていても差し支えはないのだが、「いくら?」と聞いてみた。「4万5千円です」「おおつ、高い。なら足して新しいレンズを買うから、直さなくてもいい」と断った。だから「安心メンテプレミアム」のまま。できたら連絡があるものかと思っていたら、いきなり返ってきた。一応安心メンテは送料も入れて9720円だとはわかっていたから、いつ届いてもいいように、ずっと代金は用意はしていた。

もう新しいカメラは買わないと心に決めているが、一応新製品はお知らせをのぞいている。レンズも普段使いを新しくしてもいいかと値段を見たら、のきなみ10万円以上だった。望遠などカメラ並みだ。いやはやずいぶん投資しているんだなぁ、と言いながら、防湿庫に並んでいるレンズを眺めている。やはり君たちでいいにするよ。

検査結果では、シャッター作動回数は6000回以下となっている。MarkⅡのシャッター寿命は15万回。まだまだだね、うん、うん、頼むよ。
銀塩のEOS1をオーバーホールしたとき、EOS1のシャッター回数は10万回、それに比べて一般のカメラは1万回に設計されていると教えてもらった。
軽いからEOS55を2台、それぞれに標準と望遠レンズをつけて、肩にかけて使っていた。なら、1万回は軽く超えていると言ったものだ。それにしてもデジカメは
シャッターにかかる負担が少ないからだろうが、もちろん技術も進んだんだろうが、ずいぶん伸びたものだ。せいぜい無駄撮りをしよう。

最近はあんまりカメラの情報を調べていないので、Canonの製品を眺めてみた。生産中止になった製品もかなりあり、5D MarkⅡも生産中止の中に入っていた。
おやまぁ、部品保有どころではなかったんだ。
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野次馬

2017-07-03 10:57:05 | 日記
小池百合子さんは好きではないが、女性が頑張っているのは結構なことである。で、都議選の開票をちらちらと眺めていた。もちろんもう知人がいるわけでもないので、議席の行くへを見守っているだけだが。自民党惨敗に、喜んでいる。地道に働いてきた候補者には悪いが、傲慢な阿部自民党政府への不満、鬱憤のツケがこういう形で現れたのだと思う。野次馬ながら、見ていて小気味がよかった。もっとも課題はこれから。第1党とは言っても、わけのわからない新人ばかりで大丈夫なのかという懸念もある。

有権者にとっては、ごまめの歯ぎしりでも、結集してまとまれば大きな力になる。この歯ぎしりが国政にも表れることを願うのみ。

さて、いつも野次馬という言葉を使っているが、語源はどこからなんだろう。そこで引いてみた。

野次馬とは①馴らしにくい馬、強い悍馬、また老馬。一説に親父馬(おやじうま)」で、文字どおり「歳を取った馬」を意味するが、いつの頃からか「おやじ-うま」が「やじ-うま」へと転訛した。歳を取った馬は役に立たないことから、あるいは他説では、歳を取った馬は先頭に立たず若い馬の後をただ着いていくだけであることから転じて、他人の出来事を無責任に騒ぎ立てる人や物見高く集まって囃し立てる人を指し示す意味で使われるようになった。

へぇ~、後者の意味しか知らなかった。もちろんいつも後者の意味で使っているのだが。
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