Cogito

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咲いた

2021-03-18 08:24:42 | 日記

牛乳パックを出しに行った帰り、しげしげとソメイヨシノを眺めた。昨日、膨らみ始めた蕾が紅に色づいているのを見たから、早ければ今日あたり開花するのではないかと目を凝らして上を見た。一輪、咲いているのを見つけた。一輪じゃ~、開花宣言は出せないよ、と言いながら階段を降り始めると一枝に4輪まとまって咲いていた。これで5輪か、開花宣言は基本木に5輪以上の開花を確認すれば開花宣言が出る。さらにてっぺんの方に白い花が。多分開花しているのだろう。我が家のソメイヨシノの開花宣言だ。未だ3月だよ、ちょっと気が早いよ、と桜に言っている。このソメイヨシノは私が植えたもの。ソメイヨシノの寿命は50~60年と言われているから、そろそろ寿命かも。私と一緒だね。私は、桜はあんまり好きじゃない。きれいだけどね。桜だけでなく、いわゆるblossomがあんまり好きじゃないんだ。

白モクレンはほぼ散ってしまった。カンゴミを出しに行ったとき、ご近所のヒイラギの実に気が付いた。葉先にはびっしりとクリーム色の実(?) が付いている。確かMさんの句に、今年も見なかったヒイラギの花、と言うのがあったのを思い出して、彼女に電話した。ご近所のヒイラギ、赤い実をたくさんつけているけど、写真撮っておこうか、と。Mさんちのお宅にもヒイラギあるんだけど、花も実も見たことがないから、とお願いされ、コンパクトカメラをもって再度撮りに行ってきた。センリョウより大粒の赤い実。花は12月ごろ冬に咲く。

Mさんちのヒイラギは多分オスなんじゃないかというと、びっくりしている。結構、植物には雄雌が分かれているものがあるんだよ。たとえば金木犀、金木犀は中国から持ってきたものなんだけど、香りのいいオスしか輸入しなかったから、実生にならないんだ。私も金木犀のメスの木、見たことないよ。

桜宣言のソメイヨシノ、あれはクローンなんだよ、というと、クローンを知らなかった。クローンの説明をし、だからどこでも同じ花が咲くんだよ。ソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラの雑種から生まれた園芸種がもと。クローンだから日本中おんなじ花が見られるんだよ。ついでだからサクラの起源などの話もした。今も第二のソメイヨシノを作り出そうという研究がおこなわれていることも。

 

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晴れたよ~

2021-03-14 10:09:09 | 日記

あたまの片隅を占めている真鶴町の財政問題。結構私は粘っこい。先日企画に「なぜ財政力指数が急激に落ちたの?高齢化、人口の減少・・なんて考えたけど、高齢化なんて予想のつくもの、税収だって、予想のつくもの。何が原因なんだろう?」と質問をしておいた。企画の彼は律儀に調べて返事をくれた。私は平成20年から、計算しなおしていたんだが、彼は19年も計算したという。「神奈川県の財政を基本にしているでしょう?なら私と一緒だよ。真鶴町の公表されている財政表でも計算したよ」これ自体は数字だからの問題ないけど、あの数字からでは、予算書も決算書もないから、町民はわからないんだよ。」

ちなみに財政力指数の算出方法は「基本的財政収入額」を「基本的財政需要額』で割ったもの。この数字は県の資料にも、真鶴町の財政にもちゃんと載っている。計算機を片手に、割り算をしている。真鶴町平成30年度の公表を例に挙げてみると

基本的財政収入額833,294,000 ÷ 基本的財政需要額 1,768,251,000=0,471・・ この年の財政財政力指数は0,48となっている。

要するに分母の数字が分子より大きくなれば、割合は小さくなる。これは当然。その分母の需要額の数字がなぜ大きくなったかの理由を私は知りたいんだ。徐々にならわかるけど。

彼の答えは、公共施設の改修にお金がかかったのだ、と。

補助や助成はなかったの?町単独だったの?

町単独をせざるを得なかった、という説明をしてくれた。

うん、そこはわかった。ありがとう。仕事の合間に調べてくれたんだね。

でもまだ疑問が残る。来週にでも財政に聞いてみよう。

 

 

 

 

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今日はパパの誕生日(うた)

2021-03-13 09:49:25 | 日記

Papasanの84歳の誕生日。

外は雨。びしょびしょと音立てて降っている。予報では夜には上がるそう。

いくら起こしても起きてこない。「誕生日ぐらい、しゃきっとしろ!またハンストのつもり?」と聞くとうなづいている。「なら今日はもう放っておく。勝手にせい!」

山椒ちりめんを煮あげ、スポンジを焼き、シフォンも焼いた。やる気はあっても、最近は気力が無くなってきた。

午後3時、ミンスクのアンドレイさんから電話がかかってきた。毎年、Happy Birthday」の電話をくれる。アンドレイさん、Skypeできる?と言うとできるという、そこへpapasanが起きてきたので代わった。懐かしそうに話をしている。お子さんは元気?近くにいるんでしょう?なんて聞いていいる。記憶、まだまだ大丈夫だ。

4時45分には娘からのSkype。この時間はちゃんと待っている。とはいえ、しゃべるのは私と娘。papasanは振られても短く答えるだけ。今日はギリシャの哲人の話。彼女が読んでいる次の章はマルクス アウレリウス。「五賢帝の一人だよね。ストア派だっけ、スコラだっけ?彼とてもストイックな人だったって記憶があるんだけど?」と話を向けたけど「忘れた」の一言。マルクス アウレリウスはストア。

夕食の支度してやらない、と言っていたが、結局は作ってやってしまった。ただし、一杯は出してやらなかった。というのは今夜は東大寺のお水取りの生中継がある。6時間もかかる、そうだ。多分途中居眠りしてしまうだろうけど、なるたけ起きてみていたいから。

芭蕉の野ざらし紀行に、二月堂で「水取や氷の僧の沓の音」という一句がある。二月堂の横には芭蕉の句碑が建てられていて「水取や籠りの僧の沓の音」となっている。これが、かなり論議になっている。私は芭蕉研究家でもないし、常識程度、奥の細道を読んだだけだが、なんか「氷の僧」の「氷」がお水取の、寒い空気、精神的な張り詰めた緊張感、などが感じられて、氷の僧の方が妥当なのではないかと思っていた。

延々と1270年も変わることなく古式を守り続けている儀式。火をおこし、その火だけの明かり。だから中継の映像も暗い。こんな暗い中継は初めてだと説明があった。でもどらなどの音響が入り、結構にぎやか。五体投地で床に倒れる音も響く。この儀式、シルクロードを経て伝わってきたらしい。莫高窟にそれを物語る壁画が残っているそうだ。研究者のどっかの教授が、中国で、調べていたら、むしろ日本にこそ古い儀式が残っているのではないか、と教えられ、東大寺を訪ねたのだと言っていた。伝わった儀式がそのまま残ったのは1270年もの間、毎年途絶えることなく続けてきたから、5年と10年とか、中断していたら正確には残っていない、また祈りが普遍的な、すべてへの平和と愛だからとも。時々居眠りはしたけど、一連の行事を見ていて芭蕉の句、「氷の僧」より「籠りの僧」の方がふさわしいように思えた。

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3.11

2021-03-11 15:23:18 | 日記

あれから10年か。遺族たちの悲しみは消えることはない。あの日、ずっとテレビを見続けていたっけ。ここもかなり揺れたっけ。あれから知らなかった町の人たちとも知り合いになった。あのあたりの海岸線は旅をして走ったことはあったけど。自然災害だけなら、もう少し復興は早かったかもしれない。それを阻んだのは原発事故。安全神話はもろくも崩れた。

昨日のテレビで、汚染された地域の土壌を微生物で取り除く研究をしている人を取り上げていた。表土は削り処理されているが、その下20㎝余りはまだ放射能汚染されている。それを除去するのに微生物の力を借りるのだ、と。研究者はそれが可能だと言い切っていた。それは頼もしい。それが可能ならチェルノブイリ事故で汚染された土壌も、特に森林土壌も除去できるのかも。研究そのものをニュースで聞いただけだから何とも言えない。

 

昨日、朝倉さんに処方箋をお願いして和美さんにセイジョーに届けておいてもらった。ついでに郵便局まで、お酒の代金を送りに行ってきた。通りがかりの庭先に咲いている花々がきれいだ。こぶしかな。春だね。百花繚乱だ。日差しはいいし、二見さんの横からの見える、我が家の白モクレンはさぞやきれいだろう。写真を撮りに行きたいが、あそこまで歩くのは今日はちょっと。そのまま下って、セイジョーで薬を受け取って、フーフー言いながら帰ってきた、日差しが暑くなったから、ちょっと辛い。

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確定申告に

2021-03-11 14:31:14 | 日記

閉廷するや否や、papasanを連れて町民センターに向かった。papasanは久しぶりの外出だ。歩道沿いに白線の上を腕を組んで、歩かせる。本来なら車から離れたところを歩かせたいのだが、ガタピシの側溝の上は危ない。「道幅を広げられたら一番いいのだけど、それは無理だから、せめてここを直してくれとずっと言っているんだ。でも、ちっともしてくれないんだよ、どうしようもない連中!」なんて怒りながら、車を避けながら。カーブを曲がりにくいのか、側溝をガタガタ言わせて通っていく車もある。白線の内側、ここは車道じゃないぞ。

町民センターにつき、近いからエレベーターで上がろうと入り口まで行くと、「休館」の張り紙。休館は承知してるよ。いつも休館日だって地下のドアは手動で開けられた。でも今日はロックされてしまっていて、引いても押しても開かない。確定申告に使っているくせに、住民サービス忘れてる。住民には障碍者もいるんだぞ、ともう一度papasanを抱えて階段へ誘導。ゆっくりと階段を上へ。横の入り口から中に入る。勝手知ったるセンター。確定申告は機能回復室。申告だけして、外の椅子に座らせ、私は一人階段を上って2階へ。入り口から大声で「だれか、屋上の電気消せる人いる?」言うと、若い職員が「僕できます」とカギを持って出てきた。「おとといの日曜の夜からつけっぱなんしになっているのよ。なんか工事があったのかな。昨日企画に伝えたんだけど、ここに伝えてくれなかったんだね」とあの排気塔の電気の話をした。「エレベーターも動かないから歩いて上ってきた」というと、「動くようにしました」とドアを開けた。「いいよ、歩いて降りる」というと彼が上って行ったよう。

戻ると、papasan、呼ばれて立ち上がるところ、急いで立ち上がらせて中に入る。コロナの密を避けるために中の待合室は2組しか入れないらしい。papasanを座らせ、後ろに立ったまま、相変わらず、私のおしゃべりは続く。しかも声が通るからにぎやかに。やっと番になった。「よっこらしょ」と立ち上げようとすると、受付にいた女性が手伝ってくれた「ありがとう。甘やかさなくてもいいですよ、ほら立ちなさい」と立たせ、中に入った。「いつも息子さんにお世話になっています」と。「どなた?」と聞くと「Kです」「Sちゃんの?」「そうです」「いつもテレビでお目にかかっていますよ」

担当は久しぶりにHさん。あんなにきちんと持ち物をチェックしてきたのに、マイナンバーカードを入れそこなってきた。ボケてるなぁ。しっかりしているようでもやっぱり83は高齢だ。障碍者手帳に入れておくかなぁ、というと、「なくすから入れておかない方がいいですよ」と言われてしまった。帰って来年も使うだろうから、自宅用の申請書に、赤のマジックで、マイナンバーを忘れずに、と書いた。来年使うときに見るから。

途中papasanがトイレに行きたい、と言い出した。すぐだから我慢しなさいというと、その間に書類書いておきますから、と言ってくれたので、papasanを連れてトイレに。するとKさんが車いすを持ってきてpapasanを乗せてくれた。ご親切に。でも待っている人たちの椅子で廊下が狭い。Kさんが車いすを押してくれた。私は、待っている人たちに申し訳ないと頭をさげながらもどった。提出もすんで、K さんが車いすを押して入り口まで送ってくれた。エレベーターを開け。papasanを乗せてくれた時、八芸会の仲間に出会った。彼女がゴミカレンダーを持っている。「それ、どこにあった」と聞くと「今あの方が」と2階へ上がっていく人を指さした。後ろ姿で誰だかわかる。「Iさ~ん、私にもゴミカレンダー頂戴」そして「すみません。先に地下に行っていてください」と頼んだ。ゴミカレンダーを受け取って、急いで階段を降りていくと、車いすが、またエレベーターに向かっていくところ。私も気が付いた。ドアがロックされているんだ。親切な彼女に無駄足させてしまったことになる。エレベーターで一階まで上がり、う~んと考えた。裏のドア開いていないかな、開いていればあっちの方が階段がない。彼女が確認にいってくれたくれたけど開いていなかった。「papasan。階段を下りるよ」というと、彼女が車いすを横のドアに向けて「バリアフリーじゃないですね」と言った。「真鶴町でバリアフリーのところなんてあってもほんのわずか。バリアフリーなんて言葉使えないよ。このセンターはね、全館手すりが付いているでしょ。たまたま仲間に障碍者がいてね、彼女の要望で、町長に頼んだら全館つけてもらったのよ。あれから30余年、高齢化した私たちがその恩恵に浴しているのよ」と話した。階段の上まで送ってもらい、彼女に礼を言って別れた。一段一段、声をかけながら降りた。するとまた八芸会の仲間に出会った。犬も歩けば棒に当たるじゃないけれど、たまに出ると知人に出会える。楽しきかな、だね。夜、和美さんに親切にしてもらったことを話すと、彼女、教育委員で、とても気配りのある人だと教えてくれた、なるほど。そういう人が町にいるのはうれしいね。

Iさんに「排気塔のつけっぱなしの電気、下の基盤で消せるようにしとかなきゃダメでしょ」というと「下で消せるようにしました」という返事。そうなの?じゃ~なぜあの若い子はカギをもって上に行ったの?そこでさらに疑問が一つ。なら毎日基盤を見て消灯するだろうから、ついていれば気が付いてもいいはず。となると職員の確認ミスになる。どっちが本当なのかはまだ確認していないけど。

なんでこんなことを細かく書いているか?細かいことだけど、町の姿勢は、まだまだ町民への気配りが欠けている、と言いたいから。

もちろん、家に帰ってからは疲れ果ててお茶は飲んだけど、二人とも寝てしまった。

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