11日は夜に大雨。
12日、どこに植えたかわからなくなっていた、
ユリの球根がついに芽を出した。
何も植えずにあけておいた
ベスポジに出てきてくれて嬉しい。
駅に向かう道には、
昨日までなかったタンポポが、
そこら中に咲き乱れていた。
夜になると、
ビルの明かりが霞むほどの湿気、19℃。
今週ぐずぐず雨が降ったり止んだりしてるのは、
菜種梅雨というらしく、
たしかに菜の花があちこちに咲き出した。
空には、久しぶりの月が出た。
満月チョイ手前の丸い月。
そんななか、シネマライズ渋谷へ。
『ラストデイズ』
悲しい映画だった。
若さゆえの救いのなさが悲しい。
心の通う友達も、恋人もいなくて、
一人だけ世界から浮いてる感じ。
緑や湖があんなにきれいなのに、
それすらも救いにならないのが、
悲しい。
なんとなく、自分の失った若さを
目の当たりにしてるようで、
それも悲しい気分にさせた。
一人セッションの音は悲痛だった。
(正直ブレイクはカートには似てる気がしなくて、
カートとは関係ないガス・ヴァン作品、
音楽はソニック・ユースと開き直って観た)
帰り、ファンゴーでハンバーグを頼んだけど、
食べ切れなかった。
Cの話もろくに聴こえないくらい、
悲しさの余韻は続いた。
ママと一緒に実家に向かう。
天気がいいので、金沢文庫で降りて称名寺へ。
鳥居をくぐるとすぐに枝垂れ桜。
塀際に座っていたおじさん、
「きれいだねぇ~」
石畳の参道の、両脇に植えられた桜並木は、
葉がだいぶ出ていたけれど、
風がふいて花びらが舞ってきらきら。
いつまでも見ていたい。
満開をすぎても、最後の一輪まで、
楽しませてくれる。
大きな湖のほとりに枝垂れ桜。
小さな八重の花、透明感のあるピンク色。
境内の奥には、広い草原があり、
山のふちには白いフウロ草が満開
のどかで、ほどよくワイルドで
ナイスなお寺だった。
私もママもヒール靴なので山のぼりはあきらめて、
参道に戻る。
茶店は準備中で、駅に向かう。
途中、軒先の海棠や蘇芳を眺めながら歩く。
菊桃が見事。
今年のパパ誕は、ちょっと奮発して、
バーバリーのゴルフポロシャツをプレゼント。
「ゴルフの…」といっただけで、
「本当に?」と喜んでいた。
お洒落心が全くないパパだと思ってたけど、
ゴルフ場で多少のお洒落心が芽生えたらしい。
自分じゃ選ばないような、明るいきれいな色で、
いままでのプレゼントで、一番喜んでくれた。
駅で買って来たフルーツタルトに、
ろうそくを3本立てて、
ママと歌を歌う。
次の日は、海沿いの路をてくてく歩いてスパへ。
曇り空だけど、海の色が明るい。
ハマダイコンの花がもういっぱい咲いている。
スパの前にランチブッフェ。
ママがブッフェの料理を取りに行く時も、
バッグを持っていくのがおかしかった。
昨日のお花見でも、わざわざコインロッカーを借り、
私は煙草と財布と口紅以外はコインロッカーに入れたのに、
ママは一番重いバッグを手放さないのだった。
料理をとってテーブルに戻ると、
私とママのお皿はお料理が見事にかぶっていた。
昼間から、海を眺めつつ露天風呂なんて、
最高に気持ちいい。
多少の雨なんて気にならない。
さらにゲルマニウム岩盤浴で、
長引いてた風邪もよくなった。
おうちに戻り、昨日の残りのケーキを食べ、
家の近くで摘んできた野蒜のスープを食べて、
東京に戻る。
天気がいいので、金沢文庫で降りて称名寺へ。
鳥居をくぐるとすぐに枝垂れ桜。
塀際に座っていたおじさん、
「きれいだねぇ~」
石畳の参道の、両脇に植えられた桜並木は、
葉がだいぶ出ていたけれど、
風がふいて花びらが舞ってきらきら。
いつまでも見ていたい。
満開をすぎても、最後の一輪まで、
楽しませてくれる。
大きな湖のほとりに枝垂れ桜。
小さな八重の花、透明感のあるピンク色。
境内の奥には、広い草原があり、
山のふちには白いフウロ草が満開
のどかで、ほどよくワイルドで
ナイスなお寺だった。
私もママもヒール靴なので山のぼりはあきらめて、
参道に戻る。
茶店は準備中で、駅に向かう。
途中、軒先の海棠や蘇芳を眺めながら歩く。
菊桃が見事。
今年のパパ誕は、ちょっと奮発して、
バーバリーのゴルフポロシャツをプレゼント。
「ゴルフの…」といっただけで、
「本当に?」と喜んでいた。
お洒落心が全くないパパだと思ってたけど、
ゴルフ場で多少のお洒落心が芽生えたらしい。
自分じゃ選ばないような、明るいきれいな色で、
いままでのプレゼントで、一番喜んでくれた。
駅で買って来たフルーツタルトに、
ろうそくを3本立てて、
ママと歌を歌う。
次の日は、海沿いの路をてくてく歩いてスパへ。
曇り空だけど、海の色が明るい。
ハマダイコンの花がもういっぱい咲いている。
スパの前にランチブッフェ。
ママがブッフェの料理を取りに行く時も、
バッグを持っていくのがおかしかった。
昨日のお花見でも、わざわざコインロッカーを借り、
私は煙草と財布と口紅以外はコインロッカーに入れたのに、
ママは一番重いバッグを手放さないのだった。
料理をとってテーブルに戻ると、
私とママのお皿はお料理が見事にかぶっていた。
昼間から、海を眺めつつ露天風呂なんて、
最高に気持ちいい。
多少の雨なんて気にならない。
さらにゲルマニウム岩盤浴で、
長引いてた風邪もよくなった。
おうちに戻り、昨日の残りのケーキを食べ、
家の近くで摘んできた野蒜のスープを食べて、
東京に戻る。
ごっつ可愛いアフリカの球根植物。
午後になると花が開き、
朝には閉じている。
名前が覚えられない。
ママと駅で待ち合わせて、明るいうちに
スーパーで買い物して帰り、
一緒に豚葱巻き、煮物などの夕食を作った。
利尻のウニがとても美味。
夕食の後でめちゃイケのドッキリを見ていると、
ママは台所に引っ込み、しばらくして出てきて、
「終わった?」
「まだだよ」
「まだなの?
ドッキリってかわいそうで見たくないのよ」
ダー「そんなおかあさん、素敵です」
午後になると花が開き、
朝には閉じている。
名前が覚えられない。
ママと駅で待ち合わせて、明るいうちに
スーパーで買い物して帰り、
一緒に豚葱巻き、煮物などの夕食を作った。
利尻のウニがとても美味。
夕食の後でめちゃイケのドッキリを見ていると、
ママは台所に引っ込み、しばらくして出てきて、
「終わった?」
「まだだよ」
「まだなの?
ドッキリってかわいそうで見たくないのよ」
ダー「そんなおかあさん、素敵です」
実家の庭にある白梅は、
気がついたときにはそこにあって、
毎年早春に白い花をつけ、
家族を楽しませてくれた。
私が家を出てからも、
「梅は咲いた?」というのは、
家族の間で季節の挨拶のようなもので、
春が来るたび気にかける木だった。
猫のキンタが天に召されたとき、
この梅の木の下にお墓を作った。
その翌年は梅が鈴なりに実った。
その梅が、枯れてしまった。
デイケアセンターのボランティア氏が、
剪定をしてくれて、
切るべきでない主幹を切ってしまったから、
というようなことらしいけれど、
枯れてしまった木はもとに戻らない。
どうこういっても仕方ない。
この早春、
パパママが近所の神社に散歩に行くと、
ちょうど植木市をやっていて、
そこにあった緋桜をママが気に入って、
梅の木の後に植えつけることにした。
パパは、梅の木を掘り起こした。
今までありがとうの気持ちをこめて。
根っこが張っていて、
他の木の根っこまで混ざって、
かなりの重労働だったとか。
パパはキンタの骨がないが、
注意してみたけれど
どこにもなかったらしい。
緋桜の植え付けは、
植木屋さんが来てやってくれたそうだけど、
その時もキンタの骨は見つからなかった。
酸性の雨は骨も溶かすというのを、
前に本で読んだけど、
十年以上の月日で、
確かに骨は完全に土に還ったらしい。
そう思うと、庭中に咲く花や、
緑のすべてが、
これもキンタ、あれもキンタと思えてくる。
緋桜の植え付けが終わってすぐに、
2羽の目白が飛んできて、
緋桜の枝に止まったのが、
それはもういい風情だったと、
パパママが楽しそうに話していた。
何の木かチェックしに来たのかもしれない。
桜の小さな実がなったら、
食べに来ようぜ!と話あってたのかも。
その実もやっぱりキンタであり、
その実を食べた鳥がどこかでフンをして、
フンの中に混ざった種が、
芽を出すかもしれない。
庭の外の世界にも、
そうしてキンタは存在し続ける。
気がついたときにはそこにあって、
毎年早春に白い花をつけ、
家族を楽しませてくれた。
私が家を出てからも、
「梅は咲いた?」というのは、
家族の間で季節の挨拶のようなもので、
春が来るたび気にかける木だった。
猫のキンタが天に召されたとき、
この梅の木の下にお墓を作った。
その翌年は梅が鈴なりに実った。
その梅が、枯れてしまった。
デイケアセンターのボランティア氏が、
剪定をしてくれて、
切るべきでない主幹を切ってしまったから、
というようなことらしいけれど、
枯れてしまった木はもとに戻らない。
どうこういっても仕方ない。
この早春、
パパママが近所の神社に散歩に行くと、
ちょうど植木市をやっていて、
そこにあった緋桜をママが気に入って、
梅の木の後に植えつけることにした。
パパは、梅の木を掘り起こした。
今までありがとうの気持ちをこめて。
根っこが張っていて、
他の木の根っこまで混ざって、
かなりの重労働だったとか。
パパはキンタの骨がないが、
注意してみたけれど
どこにもなかったらしい。
緋桜の植え付けは、
植木屋さんが来てやってくれたそうだけど、
その時もキンタの骨は見つからなかった。
酸性の雨は骨も溶かすというのを、
前に本で読んだけど、
十年以上の月日で、
確かに骨は完全に土に還ったらしい。
そう思うと、庭中に咲く花や、
緑のすべてが、
これもキンタ、あれもキンタと思えてくる。
緋桜の植え付けが終わってすぐに、
2羽の目白が飛んできて、
緋桜の枝に止まったのが、
それはもういい風情だったと、
パパママが楽しそうに話していた。
何の木かチェックしに来たのかもしれない。
桜の小さな実がなったら、
食べに来ようぜ!と話あってたのかも。
その実もやっぱりキンタであり、
その実を食べた鳥がどこかでフンをして、
フンの中に混ざった種が、
芽を出すかもしれない。
庭の外の世界にも、
そうしてキンタは存在し続ける。
桜の花が終わりかけて、
花びらがきらきらを空を舞う。
花水木の蕾が大きくなると同時に、
ハナニラの群生の隙間から、
ハマダイコンや菜の花が、
花穂を伸ばして咲き始めた。
カロライナジャスミンも次々開花して、
ツツジも少しずつ咲き始めている。
ところどころにツルニチニチソウが咲き、
クリローゾーンも見ごろ、
ラベンダーゾーンもそろそろ香りを漂わせる。
見事なユキヤナギの大株は花が終わって緑が茂り、
ミモザの木はまだ花をつけている。
花水木が咲き始めている。
それでいてタンポポとかスズメノテッポウとか、
雑草も元気に茂っている。
誰がデザインしたのかわからないけれど、
本当に素敵な舗道。
桜さえ咲けばこっちのもんで、
駅までの道が楽しい。
花びらがきらきらを空を舞う。
花水木の蕾が大きくなると同時に、
ハナニラの群生の隙間から、
ハマダイコンや菜の花が、
花穂を伸ばして咲き始めた。
カロライナジャスミンも次々開花して、
ツツジも少しずつ咲き始めている。
ところどころにツルニチニチソウが咲き、
クリローゾーンも見ごろ、
ラベンダーゾーンもそろそろ香りを漂わせる。
見事なユキヤナギの大株は花が終わって緑が茂り、
ミモザの木はまだ花をつけている。
花水木が咲き始めている。
それでいてタンポポとかスズメノテッポウとか、
雑草も元気に茂っている。
誰がデザインしたのかわからないけれど、
本当に素敵な舗道。
桜さえ咲けばこっちのもんで、
駅までの道が楽しい。
満開の時は終わり、
花が残る木もあれば、葉っぱの出始めた木もあった。
それでも花見客は多い。
橋の上から、川にかかる花を眺める。
ぼんぼりの灯りに、花がぼんやりと浮かび、
川面にゆらゆらと光を落とす。
水辺の花は本当にきれいで、橋3つ分くらい歩く。
一つの橋の上では、「や~きいも~」の声がしつこかった。
246近くにある枝垂れも見に行く。
どこにあったかうろ覚えで、途中道に迷って右往左往。
枝垂れは1本は満開で、小さな八重の花が可愛い。
お散歩中の老夫婦の奥様に、「きれいねぇ」と話しかけられた。
その後、約1年ぶりのしゃぶしゃぶ。
Cは、あのほうの病気になり、
「いまあたし、トチ狂ってるから、水差さされてちょうどいい」
「ははは」
「この前も上海で子育てする!なんていったけど、
先のことは分かんないよ」
「うん、あたし軽くバッドしたよ」
「わかってる」
「でも。それがあなたの幸せなら」
「そういってくれるのもわかってる。でもほんと、先のことはわからないの」
「先のことが分かるようになったら、いってね」
ずっと見てきたから、
今回がこれまでの心ないパリ部と全然違うことはよく分かる。
毎年春が来るたびに、目黒川の桜をCと見ていた。
その年の花が散っても、また来年、再来年と、
ずっと続くことだと思っていた。
そうじゃなくなる可能性もあると、初めてそんな思いがよぎって、
今年の目黒川の桜は、いっそう儚く美しい眺めだった。
「二つの塔」~「王の帰還」special edition。
地名や国名を思い出す頃には、
中つ国の住人に。
「二つの塔」
ヘルム峡谷の戦いは何度見てもすごい。
ガンダルフの登場は、わかっててもワクワク。
エントがアイゼンガルドをおとすところは、
何度見ても最高に爽快。
エントかっこいい。
モクモクのけんちゃん(?)の木と、
顔が似てるような…。
ナズグルが出てくるところもどきどき。
終わりのサムとフロドの会話は、
セリフをほとんど覚えてるのに涙。
「王の帰還」
序盤、フロドはおかしくなってるし、
デネソールはバカすぎるし、
黒い雲が空を覆い始めるし、
いまにも世界が終わりそうな暗さ。
フロドをつかまえたオーク達が、
内輪モメでいなくなっちゃうとこが、
おかしかった。
オークをやっつけたかったら、
ちょっといい鎧を一枚、
ポーンと投げればいいのでは?
特典ディスクもきっちり編集されていて面白い。
見るたびに、完全版を揃えようと思う…。
特典ディスクに出てたメガネのオヤジを、
ダーが「ファラミアだよ」
といいはるのがおかしかった。
地名や国名を思い出す頃には、
中つ国の住人に。
「二つの塔」
ヘルム峡谷の戦いは何度見てもすごい。
ガンダルフの登場は、わかっててもワクワク。
エントがアイゼンガルドをおとすところは、
何度見ても最高に爽快。
エントかっこいい。
モクモクのけんちゃん(?)の木と、
顔が似てるような…。
ナズグルが出てくるところもどきどき。
終わりのサムとフロドの会話は、
セリフをほとんど覚えてるのに涙。
「王の帰還」
序盤、フロドはおかしくなってるし、
デネソールはバカすぎるし、
黒い雲が空を覆い始めるし、
いまにも世界が終わりそうな暗さ。
フロドをつかまえたオーク達が、
内輪モメでいなくなっちゃうとこが、
おかしかった。
オークをやっつけたかったら、
ちょっといい鎧を一枚、
ポーンと投げればいいのでは?
特典ディスクもきっちり編集されていて面白い。
見るたびに、完全版を揃えようと思う…。
特典ディスクに出てたメガネのオヤジを、
ダーが「ファラミアだよ」
といいはるのがおかしかった。