本の上のモニョ
猫がじっと見つめてくると、
思わず顔がほころぶ。
すると、猫の表情も、
ふわっとほころぶ。
数ある「猫と暮らす醍醐味」のひとつ。
CSで、ジミヘンがアメリカのワイドショーに出た時の番組を見る。
ステージの上のジミヘンは、
神がかり的にかっこよすぎでゾックゾクするけど、
ワイドショーのジミヘンは、シャイでかわいかった。
BECKの最終巻がもうすぐ出るので1巻から読む。
コユキと真帆のラブストーリーは本当に、
うるっとくる。どのシーンも大好き。
ベガーズ・バンケットがよく似合う。
竜介は話が進むにつれ美人度が増して大好きだけど、
やなやつっぷりが笑えるほどなので、
真帆の「竜介なんてFUCKだよ」、
そうそれ、と思う。
通して読むと、
川久保さんのロックな生き様がかっこいい。
喫茶店スミスのシーン、どれもいい。
サイクスもかっこいいし、、
千葉くんの葛藤もよくわかるし、
蘭もけっこう憎めない。
コユキの声はどんなだろう、と、
いろいろ聴いてみて、
私の中ではストーンローゼスが近い、
というとダーも「わかる」といっていた。
優しく繊細で、心にしみこむヴォーカル。
夏はCDプレイヤーが壊れてる間、
アナログのレゲエをよく聞いた。
アナログレコードはデザイン的にも、
物としての手触り的にも、
CDよりだんぜんかわいく思える。
金木犀が咲きだしてから、
ロックを聴きたくなって、
聴いてると、スッと落ち着く。
これがあればいいや、みたいな。
今年はいつもより金木犀の匂いが濃いような。
プールにも充満していて、
泳いでて息つぎするときまで匂う。