なぎのあとさき

日記です。

みなとヨコハマ

2010年06月17日 | お散歩



おれは別にだっこ好きじゃないし
キャラじゃないし



むしろ苦手ってゆうか



誤解すんなよな!

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日付は戻り、6月初旬。

ポンペイは、
2000年前の古代ローマ文明の街。
西暦79年の、ヴェスヴィオ山の大噴火で、
一昼夜にして火山灰に埋没してしまったそう。
 
大型猫科動物の爪の出た足や、
スワンの頭、花やつるなど、
自然をモチーフにした彫刻が、
家具や日用品にも施されていて、
とても凝っていて、
美意識の高さがうかがえる。
噴水に飾られたという大理石の彫刻から
当時の庭園を想像してみると、
神話の世界か、楽園のように美しい景色が広がる。
シュティフター「晩夏」を思い出した。

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パパママと美術館前で待ち合わせたら、
まさかの休館日。
といっても、
暑さも爽やかでナイスな気候だったので、
お散歩が楽しかった。

水上バスもいいな、と思ったけど、
日本丸のあたりから海の上を通って、
山下公園の方まで続く道も、
素晴らしく気持ち良い。
海には鵜がいた。

山下公園に、
家族で来るのは初めてかも。
青い海と白い港を眺めながら、
パパと一服。
お台場にいた頃のパパが、
帰ってきた気がした。いい風。

山下公園と、港の見える丘公園は、
バラがきれいに咲いていた。
花がらをきちんと摘まれて。
 
元町ではママがトップスと、
歩きやすい靴を買う。
お店に日傘を忘れて、
ポンペイリベンジの日に取りに行った。
 
中華街では、
パパが来るたび行列で入れなかったという、
中華街で一番、麺が美味しいという店に入る。
本当に激うま。
 
横浜も海辺の街なので、
海が見えないところにいても、
歩いていると吹く風に
海の気配がする。

元町と港の見える丘公園は、
思えば昭和の終わり頃、
デートで通ってたところ。
それから20年、
ほとんど来てなかった。
空気の匂いや木陰の暗さがスイッチになって、
当時の自分がちらちら見える。
これかなぁ、
無意識が外にあるってのは。

懐かしさに浸ってたら、
その頃の彼からメールがあった。
レスで港の見える丘公園のことに触れると、
ベタなセリフ満載の返事が来て、
リアルタイムで懐かしさを共有できた。
しかし、20年かよ!

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