ビーの風邪が治るころ、
モンチもくしゃみをして、
鼻水をぐずぐずいわせ始めた。
モンチはいつもどおり
ご飯を少しずつ食べて、
後はじっとして自己治癒に集中。
猫が自己治癒のためにじっとしている姿は、
静かなオーラをまとっていて、
自然の命の力を見せてくれる。
うずくまる姿が神々しい。
H×Hでいう、纏(テン)の状態。
モンチの纏は
特に研ぎ澄まされていて、
いわゆる100万匹に1匹の逸材、
キルア?
モンチはふだん寝るとき
いびきはおろか寝息をたてないので、
スピースピーと鼻を鳴らすのがレアだった。
何もしないでも3日で
ほぼ治った。さすが逸材。
どうにゃ!
ビーが風邪をひく前に、
モンチはちょこちょこくしゃみしてたので、
もとはモンチの風邪だったのか、
よくわからない。
殿はまったく平気だった。
完治した日は元気いっぱいで、
あちょぶにゃ!と挑むような目で
プレッシャーをかけてきて、
羽のおもちゃで遊ぶと、
かけずりまわっていつまでも
遊んでいた。
あちょんでるときは、黒目全開!
遊ぶのをやめると、
またすぐに、あちょぶにゃ!
あちょびますとも!