なぎのあとさき

日記です。

台風18号 ~サーファーではないけれど~

2013年09月18日 | お散歩

葉山はクラゲが怖くて、手足を伸ばせず。
ゴミだらけだった次の週にはもう、
由比ヶ浜は潮澄んでいて、凪。くらげはいない。
浮かんでると、目の前で2重の魚花火!
大きい魚も飛んでいた。

その次の週末は台風18号が今年初の関東直撃!
猫は順番にだっこして庭に出て、
台風の海の風に当たってデトックス。

接近中の日曜日、
葉山の波打ち際はウネリもヒキも力強くて、
深みにはまったら戻れなくなりそうだった。

「こんな日はつかまる物があるといいよねぇ」
「ボード買う?」「キャリアつけないと」

ベテランサーファーが、静岡や浜松からも来ていた。
台風と一緒に北上する旅乗りの人たち。
血沸き肉踊って目がらんらん。
波しか見てない、かっけーの。
由比ヶ浜に移動すると、サーファーだらけ。
上手い人ばっかり。目の保養。
波見てるだけでもじゅうぶん楽しいのに。

月曜の午前中に直撃して、
午後にまた由比ヶ浜に行くと、
Pのオジサンの言ってた通り、波はぐちゃぐちゃ。
サーファーもいないし、
壊しかけの海の家のあたりまで水が来て、
砂浜に降りるのもままならない。
(余裕で犬の散歩してるオジサンもいたけど)

夏の海の変なノリの名残りも、
あますところなく吹き飛ばしてくれた。

舗道や江の島の下の公園でなんとか
潮に足つける。にごりまくり、泡が茶色。

なんだか気になった江の島の某ポイントに行くと、
想像をはるかに越える、ド迫力!!
沖から山みたいなウネリ、
真下は一面白く泡立ちまくり。
荒海を航海してるみたい。
富士山はくっきり、すぐ横に夕陽。

波を読んで、ぎりぎり安全圏で眺めていると、
海を見るわけではないカップルが来て、
お互いの写真を撮り出した。
「あそこは危ないぞ、注意するべき?」
夕暮れ時の絶景の視界に割り込み、
くだらないポーズを取り続けるカップル。
「落ちちゃえばいい」「アハハ」

八幡様ではお祭り。雨の中、おみこし。
池のほとりから今年初、
射手座がはっきり見えた。

台風に乗っかって遊んで、
台風のパワーが体に漲った。

次の日、友人が失恋して、台風のパワーを分ける。

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