なぎのあとさき

日記です。

霧たちのぼる

2014年02月05日 | 日々のこと

景気づけに、渋谷で久々の
Dちゃんと飲んだ、
のがいけなかったのだろうか。
軽く毒気にあたるつもりが、
高熱で寝込むことになるとは。

次の日は、太陽が高くなったと調子にのって
Eちゃんと近所の公園でビール。
日のさしてるうちは暖かかったけど
途中でめちゃくちゃ寒くなった。
アルコールも体に残ってく感じ。
ピンクの梅が咲いてた。
Eちゃん「知事決めた?
あたし決めたよ!都民じゃないけど!」

いきなり〇急をボロクソに罵り出すのを、
聞いてて和む。公園にもダメ出し。
あとはほっとくと、
流木のことばかり


軽い喉の痛みを覚えつつ、
次の日海にも行って、
お寺も行って、
夜は都内に戻って映画見てたら
熱がどんどん上がった。

「共喰い」
田中裕子はじめ、役者みんなすごかった。
昭和の田舎の町の風景も、
一見のどかだけどなんだか怖い。
淀んでる。川も町も、人も。
忌まわしさが極まるのは大雨の夜。
その夜の女の子の感情には
リアリティが感じられなかった。
あの子に救いを求めるなんて甘い。
そこは納得いかない。
こんな映画、一体誰が観たいんだ。

映画館を出ると、
街には夜霧が広がっていた。
少し先が見えない。
熱っぽいせいもあって、
あちらの世界にいるような。

次の日目覚めると、
悪寒で動けない、のに、
解熱剤飲んで海へ。
風邪なんてだいたい海に行けば治る。

海は久しぶりに荒れていた。
風が強くて、水の色は淡くて膨らんでいた。
葉山の先の方まで行って、
堤防に座って打ち寄せる波の飛沫を浴びた。

ところどころで白梅が
はじけるように咲いていて、
三浦半島の南の方へいくと
紅梅も咲いてた。

で、次の日も目覚めると悪寒で動けない。
雪も降りそうで寒いけど、
楽しみにしてたイベントがあったので、
点滴打って治そう、と病院に行ったら
まさかのインフルエンザだった。

年々賢くなってるはずだけど、
やっぱり今年も春先にしくじった。
イベントには行けず。

猫の病気に比べたら屁でもないけど、
タバコ吸えないのが辛い。
Dちゃんは「俺が毒だから」なんともないそう。
全く変わってない。

私の顔の温度が1、2℃高いことを
ビーは逃さず、積極的に暖をとりにくる。

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