なぎのあとさき

日記です。

雪げしき

2014年02月13日 | 日々のこと



雪、おそるるに足らず!



てか、保護色だぜ!おれの場合!



おれはいくぜ!
止めてくれるな!



---止めるよ!
風邪ひーたら困るやん!

寒い、とか当たり前すぎて
口にするのも億劫な2月の半ば。
雪ふる中、ヒヨちゃんが何度か
庭に来て、木の枝や物干し竿にとまっていた。
今年も蝋梅の蕾を食べていた。
沈丁花の蕾ももう随分大きくなってるけど、
雪が降ってフリーズ中。

夜になっても雪が降り続いていた。
外に出てみると、
つもりたての雪に街灯が反射して、
明るかった。
車がほとんど通っていなくて、
たまに通っても、とても静か。

日本じゃないみたい、
ヘルシンキにいるみたい。
ふわふわの新雪を踏む。

次の日、日がのぼるとだいぶ溶けていたので、
きれいな雪を見るには
降ってる最中に外に出なくては。

毎週海に入ったり
ヨガやったりプールで泳いだりして
鍛えててもインフルを撃退できないなんて。
2月の寒さを前に、

無力感と脱力感に打ちひしがれて、
寝てばかり。このところやたら寝つきが良く、
よく眠れる。立春まででゲームをやめたせいか。

如く5、ついにクリアー!
終わりの方は武器づくりにいそしむ。
お気に入りは、ラブシャインスティックと、
カラフルパラソル。

真島タンの出番が少なかったなー。
マタギは、依頼をクリアしたらすべての罠を回収。
冴島「無駄な殺生はあかんで」

ゲームやめて、読書

「感情教育」(下)
アルヌー夫人はラストまで美しく、
フレデリックはパリジャンらしいいい男。
アルヌーもけっこういい男。
しょーもないオヤジだけど。
親友のデローリエや、器用なユソネ、
ヘタレのシジーほか、脇役も魅力的。
恋と2月革命の熱に浮かされて、
パリの街をかけめぐる。
パリの建物や地名は、
今と変わらない。
面白かったけど、季節感が全然ない。
終わりの夫人との会話、
つづくデローリエとの会話は、
小説全体に響いて感動的。

岩波文庫はピンクづかいのデザインで、
ミニポーチのピンク、ハンドタオルのピンク、
リップなど、バッグの中でピンクにまとまっていた。
最近セーターやバッグもピンクが多い。
気持ちが桜を求めてやまないのだろう。

「マーフィー」
初ベケット。文章というか言葉が
きれいで変わってて気持ちいいけど、
よく分からない文が多い。
でも、最後までなんとなく面白かった。

「城」(2回目)
終わりの方は忘れてたけど、
ぺーピーの長い話とか、
おかみの衣装のこととか、
もうめちゃくちゃ。
でたらめがつきない。

「夜の果ての旅」(上)
初セリーヌ。めっちゃ面白い。
戦争、病院、アフリカの植民地、
そしてアメリカ。
アフリカのうだるような暑さの描写が
素晴らしかった。森も海もひどい。
疫病だらけ、虫だらけ、
食べるものもなくても、
戦争よりはずっとマシ、とバルダミュ。
呪詛を撒き散らすような人は嫌いなのに、
セリーヌはとても愛すべき人に思える。
呪詛、っていっても、
リアリティがあるからだ。
同じ気持ちが自分にもあるんだ。

終わりのモリーへのくだりは感動。

雪で高速が通行止めになって、
海に行けず。
海びらきの夢を見て凌ぐ。

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