オドリバずっと咲いてる
CんとこのHが暑さで調子をくずして
倒れてしまった。
Hは殿の実の妹。
殿と別れた後、
兄のように慕ってたNんちが旅立って、
Hちゃんは老化が進んだ。
仲良しで、いつもくっついてた
NんちとHのつながりを感じるそう。
Hは素敵王子M(モンチ柄)とは全く合わなくて、
視界に入っただけでイライラしてしまうらしい。
スタート遅めで海へ。
海についたのは4時半頃で、
曇りで太陽もなかったけど
すぐに水に入れた。
しばらく泳いでたら耳キーンとなるほど寒かった。
潮濁りまくり、何も見えず。
八幡様に行って、別のスッポンに会った。
こないだの奴は出て来なかった。
お寺は暗くなってから、
その日最後のヒグラシの声が、
幻聴のように聞こえた。
下のベンチでストレッチ。
どこを動かしても筋肉痛にならない。
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次の日は夏日、早めに海についた。
かすかにウネリ、潮濁りまくり。
大潮でどん引き。
暑くて、泳ぎ放題、浮かび放題。
はなれ岩にも初上陸、
岩周りも潮濁り、魚影見えず。
岩の上で寝てるうちに日がかげり、
風が涼しくなった。
海岸に戻るときは満ち始めて、
潮に押されながららくらく泳ぐ。
その後で、強い陽射しが戻り、
何度か出たり入ったり。
上がって寝そべると、
地球の引力が全身に響く。最高。
微妙な年ごろの二人連れに声をかけられた。
向こうも私たちを「微妙な年ごろ」と思ってることだろう。
「オレなんかもうシミだか人間だかわかんねーよ」(三村)
「だよな」(大竹)という会話を
6月は鏡見るたび思い出してたけど、
今週の陽射しで、日焼けがシミを凌駕(笑
お寺に行くと、
ヒグラシ、アブラの輪唱。
上の方まで、鬼百合があちこちで咲いていた。
例の木を中心に、放射状に。