一日だけ仕事の日の夜は、
久しぶりにカルボナーラ作って
厚切りベーコンを大量に入れた。
ペルセウス極大の日だったけど、
薄い雲と湿気で星はあんまり見えなかった。
木曜は3時に家を出て4時に葉山へ。
フラット、少し風、
遠くの台風の影響で、大きい雲の形がすぐ変わる。
波打ち際をゆっくり進んで目をこらすと、
いた。長い触手をたなびかせ。
怖かったけど、屈するわけにはいかない。
お魚のシーズンはこれからが本番。
注意しながら進んではなれ岩まで。
コウナゴの大群にかこまれた。
グリーンの線が光ったり、
水色シルバーの面で光ったり。
群は同じ方向を向いたり、
ぐちゃぐちゃになったり、
スズメ団地に似てた。
もっと小さい子の群もいた。
なつこい小さいチョウチョウウオがいて、
手を伸ばすと寄ってきて、
しばらく一緒にいた。
形の違う、下半身だけシマシマの子もいた。
大きいベラは、水中で岩に足をのせると寄って来て、
(ちょっとちょっと、この岩うちのだから!)
前回、逆立ちしながらこっちを2度見した、
大きいボラがまだいて、Cは大喜び。
日がかげって涼しくて上陸はできず。
浜に戻ると、
Cは膝の下に触手の跡が赤く腫れてた。
「行きにすぐそこでやられた!」
行きにやられて意に介さず、
岩まで行ってふつうに泳いでたらしい。
地元のおじさんたち「ムヒEXが効くよ!」
と口を揃えて。
森戸の海岸で盆踊りやってたので寄る。
薬局に車とめてCはムヒEX買ってつけてみる。
生バンドの炭坑節、東京音頭、花笠音頭。
踊りの説明するおねーちゃんがテンパって叫んでいた。
お立ち台には若い浴衣のおねーちゃん。
ちょっとだけ輪に入って踊ったけど、
なんか違う感じで、一周だけ。
盆踊りはずっと音楽が流れてて、
お婆ちゃんたちの踊りをお手本に、
静かに踊りたい。
「チョチョンガチョン!チョン!」と
マイクで叫ぶのがうるさすぎて、ご先祖様も近寄れまい。
由比ヶ浜にちょっとだけ横づけして、
裏駅のスタバ行って、とか、
その辺の記憶は曖昧。
お寺に行くと、蝉の声は止んでて、
スイッーーチョン。
気が濃くてねっとり。
ときどきいい風が吹いた。
雲のヴェールで流星は見えず。
雲間にチラッと、ヴェガ。