次の日も海へ。ついたのは4時近く。
日照なし、ムフウ、フラット、澄み。
ウエット、グローブ着用。
はなれ岩に出るまでに、アンドン3体くらい目視。
よけて泳いだけど、油断できない。
岩まわりは、前の日に続いて、
群に群の重なる竜宮城状態。
左岩にフレンドリーなチヌがいて、
長らく一緒に泳いでくれて、
彼の子どものいるお気に入りの岩など案内してくれた。
ずっとぐるぐる一緒に泳いで、
「えーと、Cは」と探す感じで見失う。
裏岩で、大きくなったイワシの群が
目の前を横切った。
ブルーのラインがきらきら。
オレンジのチビ群、タナゴ群、小グレ群。
大きいタナゴとメジナも。
黄色っぽい大きい魚、黄色がかって
微かに縞模様の入ったタイ。
小さい、みかん色の、
首元の白いチョウチョウウオ型の子がいて、
流れの中でピラピラして遊んでいた。
モンチそっくり。
ピンクのまだらのカワハギもいっぱいいて
岩についた藻を食べてた。
名前の分からない小さい魚の群もたくさんいた。
けど、今年はソラスズメを見ない。
はなれ岩まわりでもアンドン目視、
ショックで逃げ帰る。
浅瀬にいたアンドンは、
傘部分に小さいハゼが入ってた?
寒さを忘れて1時間、上がると寒くて急いで着替え。
ゴザがあまりにも穴だらけで、
水で流しても流しても砂だらけ。
ほかに泳いでる人はいなくて、
海の家はもう終わり。
空も海もブルーグレーで、水平線がぼんやり。
江の島に移動、
参道でビー似の猫が、
ナデナデ待ちみたいな格好で、
こちらに尻を向けて佇んでたので、
首元をわしゃわしゃ撫でた。
ひとしきり撫でられると伸びを一発、
尻を向けたまま、
顔を見せずに歩き去った。
C「伸びしたじゃん、あれがお礼だよ」
右の道を歩いてるうちに暗くなった。
行燈祭りのラストの日で、
道にはぼんやりと行燈が並び、
ミストが濃くて光がにじむ。
龍神様まわりでは、
シロクロ2匹、茶白、茶トラほか。
美人ちゃんは、お店の中にいた。
岩場に出る、静かな凪の海だった。
江の島についた時、少し肌寒かったけど、
岩場にくるころにはぽかぽかしていた。
8月の終わりの日、
夏をしがみたい若者がけっこういて
写真とりまくってた。
龍神様のところに戻ると猫が集まってて、
ご飯かと思ったらご飯はなくて、
男の人(サンド富沢似)の周りに
猫たちがおちりを向けて円になっている。
その人は、一匹の猫を撫でるというかマッサージしてて、
撫でられてる子は総毛立ててトランス。
相当なテクニシャンだ。
おちりを向けてる子たちは、ナデナデ待ち。
頂上に行って、お茶。
帰り際、そこのマスターがCに、
「前に娘さんと…」といって
私の顔をまじまじと見て
「娘さん、じゃないですよね」
わざわざ呼びとめて、
Cと私二人に軽いダメージ!
お参りをしながら下る。
行燈はずっと続いていた。
橋を渡ったところで、花火が上がってた。