なぎのあとさき

日記です。

ナデナデ待ち

2015年09月01日 | お散歩

次の日も海へ。ついたのは4時近く。
日照なし、ムフウ、フラット、澄み。
ウエット、グローブ着用。
はなれ岩に出るまでに、アンドン3体くらい目視。
よけて泳いだけど、油断できない。

岩まわりは、前の日に続いて、
群に群の重なる竜宮城状態。
左岩にフレンドリーなチヌがいて、
長らく一緒に泳いでくれて、
彼の子どものいるお気に入りの岩など案内してくれた。
ずっとぐるぐる一緒に泳いで、
「えーと、Cは」と探す感じで見失う。

裏岩で、大きくなったイワシの群が
目の前を横切った。
ブルーのラインがきらきら。
オレンジのチビ群、タナゴ群、小グレ群。
大きいタナゴとメジナも。
黄色っぽい大きい魚、黄色がかって
微かに縞模様の入ったタイ。

小さい、みかん色の、
首元の白いチョウチョウウオ型の子がいて、
流れの中でピラピラして遊んでいた。
モンチそっくり。

ピンクのまだらのカワハギもいっぱいいて
岩についた藻を食べてた。
名前の分からない小さい魚の群もたくさんいた。
けど、今年はソラスズメを見ない。

はなれ岩まわりでもアンドン目視、
ショックで逃げ帰る。
浅瀬にいたアンドンは、
傘部分に小さいハゼが入ってた?

寒さを忘れて1時間、上がると寒くて急いで着替え。
ゴザがあまりにも穴だらけで、
水で流しても流しても砂だらけ。

ほかに泳いでる人はいなくて、
海の家はもう終わり。
空も海もブルーグレーで、水平線がぼんやり。

江の島に移動、
参道でビー似の猫が、
ナデナデ待ちみたいな格好で、
こちらに尻を向けて佇んでたので、
首元をわしゃわしゃ撫でた。
ひとしきり撫でられると伸びを一発、
尻を向けたまま、
顔を見せずに歩き去った。
C「伸びしたじゃん、あれがお礼だよ」

右の道を歩いてるうちに暗くなった。
行燈祭りのラストの日で、
道にはぼんやりと行燈が並び、
ミストが濃くて光がにじむ。

龍神様まわりでは、
シロクロ2匹、茶白、茶トラほか。
美人ちゃんは、お店の中にいた。
岩場に出る、静かな凪の海だった。
江の島についた時、少し肌寒かったけど、
岩場にくるころにはぽかぽかしていた。

8月の終わりの日、
夏をしがみたい若者がけっこういて

写真とりまくってた。

龍神様のところに戻ると猫が集まってて、
ご飯かと思ったらご飯はなくて、
男の人(サンド富沢似)の周りに
猫たちがおちりを向けて円になっている。
その人は、一匹の猫を撫でるというかマッサージしてて、
撫でられてる子は総毛立ててトランス。
相当なテクニシャンだ。
おちりを向けてる子たちは、ナデナデ待ち。

頂上に行って、お茶。
帰り際、そこのマスターがCに、
「前に娘さんと…」といって
私の顔をまじまじと見て
「娘さん、じゃないですよね」
わざわざ呼びとめて、
Cと私二人に軽いダメージ!

お参りをしながら下る。
行燈はずっと続いていた。
橋を渡ったところで、花火が上がってた。

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竜宮城へ

2015年09月01日 | お散歩

8月5度目の週末、4時ごろ葉山についた。
行きの高速では何度か雨も降ってたし、
寒くて、風もあって、潮温だけが頼み。
潮澄む、ウエット着用。
入ってすぐアンドン見つけたけど
避けて、はなれ岩に行くと、
小さい魚の群が次々現われた。
左の方の岩は特にすごくて、
群にはタナゴ、ベラ、チョウチョウウオほか
いろんな魚が混ざっていた。
タナゴやグレは、親らしき大きい子もいた。
何度か会ってるチヌもいて、
彼の子どもなのか?子チヌもいた。
また、いつまでも一緒に泳いでくれた。

奥の岩まわりもすごくて、
木の葉型の子の群と重なるように、
オレンジの子もいっぱい。
水面近くを泳ぐボラの群にも何度も遭遇。
彼らが通りすぎると、水が一気に濁る。
そのあとすぐ澄むけど。
Cは先頭の子と並んで心ゆくまで泳いだそう。

黄色っぽい大きい魚もいた。
イナダかな。
顔にキズのある、青光りしたチヌもいた。
チョウチョウウオはあらゆる群に混じっておれら顔。
カワハギ、まだらの子、タカノハ、
水玉フグもいたるところにいた。

まさに竜宮城で、
寒さなんて忘れて1時間くらい泳いでたみたい。
途中で一瞬だけ日が射した。

私たちのほかにはもう人がいなかった。
駐車場のおじさんが大福をくれた。

なんとなく海から離れがたく、
七里の方まで行って駐車場で暮れゆく海を見た。
曇った空の下、紺色の水平線がくっきり見えた。

山はミストが凄くて、途中で雨。虫の声。
街灯にトンボがいて、
その街灯には女郎グモが巣をかけていて、
クモが三匹、そのうちの一番小さいクモを、
トンボが捕まえて食べた。
トンボは街灯からクモの巣に飛んで、
クモを捕まえて街灯に戻った。
クモの巣をトランポリンみたいにして
足場にしたようだった。
タテ糸を使ったのか、すごい。

ずっと曇りか雨で、
晩夏の星空は全然見れてない。
この日は満月だったけど、月も見えず。

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