大寒からオイルヒーターもつけて、
殿はくっついて寝る。
殿もビーも、私が洗濯物を干そうと庭に出ると
網戸を開けて出てくる。
2時半頃家を出て、海へ。
曇りで雨がぱらついていて、江の島の方へ。
七里の駐車場から見下ろす。
海の色は淡くて春らしい、2月の海。
雲が暑くて富士山が全く見えないのは久々。
空は一足先に立春だ。
路地裏にいたサバ白猫に「おもちろい顔」といったら
キャーウ!と怒られた、ケンカ中だった。
右の道から坂をのぼっていくともう寒くない。
ミスティで満ち満ち。
岩場につくと薄暗かったけど、
岩の穴になんとか小さい魚影が見えた。
茶色のウミウシもいて動いていた。
海は静かだった。
お店のガラス越しに美人ちゃんが美をふるまっていた。
降りる途中で、
前の日にお顔を見れなかった
かわいすぎるオーラの淡茶猫にまた会って、
お顔を見たらやっぱり!!
かわいくてうちゅくちくて神だった。
江の島は神猫の多いところだ。
C「美人ちゃんの系統で似てる」
Cは、その日、殿の頭をナデナデしていて
この骨格久々、アーちゃんと同じ、といってた。
前の日くらくて見えなかったけど、
江の島では河津桜も咲き始めた。
1月の終わりには咲いてたと思う。
降りる頃には冷たい空気がジーパンにはりついていた。
サウナで汗、水風呂にも挑戦。
外のプールがあいてなくて中で泳ぐ。
サウナから出ると、
近所のサウナが異常に暑かったとメールあり。
帰りの江の島橋の上は暖かかった。
江の島は陸の気候とちがう、海上の気候。
満ち満ちて帰ってケンタ。
窓の外のメジロを見てて、
「ぽいよね」「ぽいよ!」
と、いつもモンチを感じている。
メジロが、近づくとちょっと逃げて
すぐ戻ってくるのを見て、
ダーが「ビビリ虫」といってるのが、
メジロのことをいいながら、
モンチのことをいっている。
葉山では、スタバのホットサンドを持ったCを
狙いに来たトンビが、
見上げると急にとぼけた顔をしたのが
ビーそっくり。(にゃんのこと?)
空全体に雲があって
水面は限りなく白に近い
淡いブルーに光って、春の海の色。
潮めっちゃ澄み、チンチンに冷たい。
(この日は会うなり秀逸な空耳トーク)
15時半頃ついて、日没前まで浜に粘った。
雲の隙間のオレンジ色がだんだん濃くなり、
海の色もだんだん濃い、白っぽい藍色に。
ミニスのレジに並んでたら、
バレエダンサー風の麗しい男が店に入って、
美しく視線を投げてきて、
入口横のイートンにいたCのとこに行って、
「見た?」「見た」
二人ともいろめきたってニヤニヤ。
Cはソフトクリーム片手に、
しかも口にソフトクリームがついてて(2か所)
そのうちとれるだろう、と思ってたら
いつまでもついてる。
ダンサー風の男が店を出ようと通りかかったとき、
Cはクリームつけたままお澄まし顔してて、
その後で「口にソフトクリームついてるよ」といったら
「マジで?それヤバイだろう!
それヤバイだろう!面白いから見て来る!」と、
トイレに見に行って、
二人して涙が出るほど笑う。面白すぎ。
江の島へ。ミストが濃い。
あたちの狛犬のところにいつもの子がいた。
岩屋まで行ったら南の風が吹いて、いい匂い。
希望に満ちた匂い。
前回、新春ふるまい美人をしてくれた
美人ちゃんの姿はなく、
美人ちゃん似のかわいい三毛猫がいた。
姉妹か、親子か。
クロシロちゃん、茶トラちゃんは
数か所にいてみんな丸々していた。
降りる途中に会った茶トラちゃんは、
色が薄くて丸くてすっごいかわいいオーラ出してたけど、
暗いしこっち向いてくれないし顔が見えなかった。
イルミネーションがまだあって、
人は多くてタコハチも20分待ちだそう。
首の巻きものがいらないほど暖かかくて
島を出るとき、橋の上で13℃あった。
その前に来たときは、そこだけ雨が降ってた。
カレー屋に寄ると、
おつかいに2人で来た小さい女の子が、
いつまでも自動ドアの前に立っていて寒かった。
インド人が、待ってる間、これサービス、
とラッシーをテーブルに置くと、
めんくらってお礼もいえない2人がかわいかった。