なぎのあとさき

日記です。

アンドン、襲来

2017年08月22日 | 日々のこと



おれはモンちゃん



おれってわりと、
どんな体勢も楽しめるタイプなんだ

花火の日のゲリラ雷雨よりも
人が来てバタバタしてたせいで、
猫たちはお疲れ気味で次の日はよく寝てた。
明け方殿がちょっと吐いて、
ビーもちょっと吐いたけど、
二人とも食欲はあった。
モンちゃんも珍しく昼間からよく寝てた。

8/20(日)は、夕方近くなってから海へ。
ベタ凪、やや濁り、潮ぬるめ、
でもアイツらがいないとは思えないので、
長袖長ズボンのラッシュ履いて入った。
で、ムネの下くらいまでの深さのところに来たら、
前方に3匹、ふりかえると3匹。
ここにも、あそこにも。
グローブがなかったので、
心が折れて引き返した。

Hさんが来て、
「ウエットなくしたんだって?
おれの着ないやつあげるよ」というけど、
見つかったから遠慮した。

浜で夕暮れの海を見てたら、
監視所の日に焼けた男の子Aが海パン1丁で
海に駆け込み、クロールでしばらく進んでから
両腕を変わるがわる見て、
「助けてー!マジ助けてー!助けてー!
クラゲいるー!」
別の男の子Bがライフガード用サーフボードで救出に向かった。
でも漕いでる腕と足にクラゲが当たるらしくて、
「いてー!お前がこげー!」とジタバタしてたら、
男の子Cが海に駆け込みクロールで二人のもとへ行き、
その子も「いてー!マジいてー!」とボードにつかまり、
ボードは3人も乗れないので、
みんな足をバタバタさせてクラゲに触り、
ボードはひっくり返った。
男の子Dがもう1枚のボードで救出に行き、
CがDのボードに乗り、
AとBは二人でボードにしがみついて帰還。
が、EとFも海に駆け込み、
クロールでDのボードまで行って、
「いてー!いてー!」と叫びながら、
4人で1枚のボードに横一列でつかまり、
ジタバタ。
みんな逆三シックスパックの日焼けボーイなのに、
毎日海で何やってたんだ。
いや、ここまでのクラゲはその日が初日だったのかもしれない。

Cと私はこの夏一番の珍シーンをげらげら笑ってみていた。
砂浜にはほかに女子の団体がいたけど、
男の子たちには目もくれず、
並んで写真を撮りまくった後はしゃがんで砂を掘っていた。

お寺では久しぶりにM院さんに会った。
Kちゃんも元気そうで良かった。
「触らない方がいいですよ、くさいから」
という大型ハスキーのKちゃんは、
雨で濡れるとくさくなるそうだけど、
M院さんはKちゃんを転がしてブラッシングしていた。
Kちゃんはちょっと興奮気味。

ベンチでストレッチ。

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総員退避!

2017年08月22日 | 日々のこと

8/19(土)は、たまがわ花火大会。
前日から職場や近所でも、
明日は大丈夫そうだね、って言い合って、
夜には場所取りに行ってベスポジを取って、
(前回の教訓で場所取りは紐にしたら、
ハサミを忘れて、近くにいた人に借りた)

当日、日中は日もさして暑くなり、
パパママも来て、
この日のために夏が我に返った、
なんて話しながらお弁当を作り、
シートを敷きに行って、
夏空のもとで一服して、
夕方の雨予報なんて見てみぬふりをして、
「早めに河原に行って食べよう!」と、
4時半には河原に行った。

河原で食べるお弁当も、
暑い中飲むビールも本当に美味しい。
美味しいね~!美味しいね~!と
ピクニックを満喫する頭上、
真上は夏の青空と眩しい太陽も出てるんだけど、
北西のほうに鉛色の雲、
南東には入道雲。

鉛色の不穏な雲が、どんどん近づいてくる。
そして、ピカッ!どどーん!
ピカピカッ!どどどーん!
気が付いたら、360度、
あちこちで稲妻が光っていた。

ついに雨が降り出して、
頭上は鉛色の雲で完全に覆われ、
閃光はさらに激しく明るくなり、
音も大きいなんてもんじゃない。
でも、去年も大雨が止んで花火大会はやったし、
雨雲が通り過ぎればやるんだろう、
と誰もが信じて、
頭上の雷雲が通りすぎるのを待っていた。
が、連続雷は恐ろしかった。
傘さしてる人もけっこういたけど、
傘に落ちたらどーすんだ、
と思った私はただ伏せていた。
雨がたたきつけるような豪雨に変わった頃、
「たまがわ花火大会は、現時点をもって中止となりました」
総員退避!現時点をもって使徒と見なす!
痛いほどの雨は雹だったらしく、
風も吹きすさび、
びしょ濡れのキャミ1枚で急激に寒くなった。
無言で真顔で冷静に、
お弁当を片づけ、ゴミを選別し、
レジャーシートをたたみ、と退避準備をしてる間、
ダーは「キャーキャー」言うばかり。
私は視界が真っ白になっても「キャー」とか言ってる余裕なし。
冷静にならなきゃ帰れない。帰りたい。
で、会場から5分、無事に帰ってシャワーを浴びた。

ずぶ濡れで早々に引きあげてきた私たちを、
ビーは面白そうに見ていた。
もう14年は家で花火の音だけ聞いてる殿とビー。
思ったより早く帰ったのが嬉しかったのかも。
モンちゃんは昼間の合図の花火に飛び上がっていた。

花火が中止になったことは、それほど残念でもなかった。
てか、この8月は毎日が残念な天気だったから、
もう笑えてくる。
日中は少し晴れて期待させーの、
河原に人を集めーの、雷ドーン!雨ザザー!
この夏の天気の集大成と言えよう。

光と音は花火の比ではなかった。
恐怖もあった。
ママも、人生初の体験と言ってたし、
夜にはニュースにもなり、
花火を楽しみにしてた友人からラインも飛び交い、
盛り上がったけどさ。

もうええわ!
晴れてくれ!

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