なぎのあとさき

日記です。

12th Anniversary

2018年07月03日 | 日々のこと



日曜はお昼くらいに家を出て、
中央林間経由で江の島へ。
赤の麻のワンピースで。
おしゃべりしててすぐだった。

藤沢で江ノ電に乗り換え、
正面に海の見える椅子に座ったが、
混んでてほとんど海が見えなかった。
まあ、そのあといくらでも見れるけど。

前の日にも海に行ったのに日曜もまたワクワクで、
一刻も早く海が見たい。
七里で降りて、
コンビニで一服してからレストランへ。
車でよく通るとこにあって、
一度行ってみたかったお店。

目の前は海、明るくて開放的なお店で、
外から見るよりカジュアルだった。
サマードレスでも家族連れでも気をつかわない感じで、
神奈川のお店らしい。
かしこまったお店より、私は居心地いい。
スプマンテで乾杯。
シーフードの前菜、釜揚げシラスのペペロンチーノ(水菜、茗荷入り、けっこうピリカラ、ダーは小エビのプッタネスカ)、メインは牛のグリル。
また来たいな、と思うお店だった。

テラスは日向の席しかなくて、
店員に中をすすめられて中の席にした。
料理がジャークチキンとかなら、日向のテラスでいいけどね。

食事のあとも、お店出たら目の前が海。
七里の海は風波で荒れもよう、
潮は茶色っぽく濁っていた。

江ノ電で長谷まで移動。
コンビニで体流す用の水を買って海へ。
荒れた海でひと泳ぎ。
私が波で見えなくなるので、
ダーは目が離せなかったらしい。
潮はぬるく、茶色にごり。
砂が巻き上がってるのと、ダシの色。
何度か波につっこんで、少し泳いで、浜に戻った。
風でぺらぺらの波だったけど、
ベテランオジサンと女の子のサーファーが上手く乗っていた。

強風の中、私が一瞬でタバコに火をつけ、
ダ「尊敬する」
私は強風の中、
ふつーのライターでタバコに火をつけるのと、
敷物をたたむのが、
自分でもどやりたいほど上手い。

御成、小町をぶらぶらと、八幡様まで歩いて、
池のほとりでカメを見て、
ダ「どうしてもヤツに見える」
私もモンちゃんを思い出していた。
白とピンクの蓮が少しだけ咲いていた。
お参り。七夕飾り。


駅の方へ戻る途中で、
角を曲がったところで暗がりに見たことないシルエットの人がいて、
O武さんだったのだけど、目力すごかった。
全く気付いてないダーもすごいけど。

前に一度来たことのある、
うどんやさんに寄って、またビール。
懐石やの葛のお出汁にうどんが入ってるような、
優しい味のうどん。
海苔の天ぷらとか京がんもとか、
具の一つ一つもニクイほど気が効いてる。
ダーも美味しいといって良かった。

裏駅のセーブポイントで一服。
今やどの町も、
ラストダンジョンか!ってくらい
セーブポイントが少ない。

帰ったら水の吐き後があって、たぶん殿。
夜にセレニアを飲ませた。

強い日射しで、
そろそろ毎年一度は出るブツブツを覚悟してたけど、
今年はなぜか出ない。
去年はひどかったのに。
4月から夏日があって、
少しずつ紫外線に慣れてたからか。
今週まで全く日にあたってなかった太ももの付け根とかも無事。

今年ストパもなしで来てたけど、
そろそろ行ったほうがラクに思えてきた。

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カナカナカナカナ、、、

2018年07月03日 | お散歩



ジャルダンドフランス二番花

24日の月曜から毎日晴れ、猛暑つづく。
数日して梅雨明け宣言もあった。

水曜日にはビーは人のトイレで日中涼んでいて、
仕事から帰るとテーブルの上にいた。

毎日風が強くて、そのせいか空が青くて、
日没の後は涼しいいい風が気持ちいい。
満月も4日くらい、いい月夜だった。
夜は熱帯夜というほどでもないし、
まだほとんどクーラーもつけてない。
扇風機のみ。

殿はセレニアを飲ませたらピタッと嘔吐はなくなった。
暑くても殿もビーも食欲旺盛。
モンちゃんは自分のタイミングでカリカリを食べたり、
キッチンを物色して土佐のカツオをビリビリに破いて食べるのがブーム。

土曜日は、K美術館でイベントがあり、
絵も見たい、巨匠の話も聞きたい、Cくんとかも行くっていってた、
ので行きたかったし行くつもりだったけど、
待ちに待った猛暑の週末、
海に行かないわけにはいかなかった。

巨匠まわりの人といると楽しいし居心地がいいのは、
「最近何してた?」「猫の世話」
「最近何読んでる?」「信夫ばっかり」
が当たり前に受け入れられるからだ、とふと思った。
世間一般では「午前中は猫のいろいろで出られない」
っていっても納得しない人がほとんどだから。

朝シャワーの後は水着を着る。
海は家から始まっている。
Cとワンピースがかぶり、
Cがアッ!という顔をした拍子にホイールカバーが外れて転がったらしかったが、
Cは帰りのパーキングまでそのことを忘れていて、
夜に家の前にもどると道の脇に置いてあった。

私が着替えに戻り、お揃いワンピは回避。まだ6月だし。

ついに百日紅も咲いた。夏が進むたびにちょっと切ない。

海は風がやや強かったけど、泳ぐのに支障はないくらい。
潮ぬるめだったので、水着で入って、寒くなかった。

まだけっこう濁っていた。
奥の岩までは行けないくらい風波があって、
砂が巻き上がってるのと、
海藻がだいぶ岩から剥がれてダシ化したのと。
ベラ、タカノハ、メジナの群など。
魚は少なかった。

岩の上も風が強かったけど暖かい風。
外国人の男の子に声をかけられた。

そういえば近所でスペイン人にも声をかけられた。
日本語うまくてサッカー好き?
日本強いね、とか言ってた。

浜に戻ってしばらくごろん。
Cはムチウチのせいでまだ頭が痛いそう。

山にも行った。
蓮が咲き進んだ。
紫陽花は終わりかけてるけど、
梅雨明けが早かったからなのか、
赤の入った紫陽花の退色しかけの色が、
すごーくきれいな花がある。
終わりかけの紫陽花を美しいと思ったのは初めてだ。
潤いあっての紫陽花だ思ってたけど、
自然の可能性は無限だ、
人に決めつけられることなんて何もない。

そんな紫陽花を見てるときに、
遠くで、聞こえた。
鈴を鳴らすような、澄んだ声の、
カナカナカナカナ、、、
Cも私も胸がいっぱいになり、ここで一泣き。

帰り道、満月を少しすぎたおぼろの黄色い月。
「夏至の月かな?」
「うん、まだ夏至だもんね」
と、夏至のまま時を止めてしまいたい。

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