夏にゃん

あちょぼうぜい！

月曜、猛暑が戻った。
西日本は雨は止んだけど、
災害が続いている。
山の多い地方なので、
報道のカメラが届かないところも多そう。
ニュースを見てても政府の動きがよく分からない。

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クーラーのフィルターやら
カバーやらを取り外して掃除。
風呂場で洗って庭に干して、
と動いてたら汗だくになった。

モンちゃんも朝ちょっと庭に出て、
その後は大人しく寝ていた。

去年の４月以来の縮毛矯正をかけた。
前髪くにゅくにゅが気に入らなくて。
1:30から4:30までかかった。大変。
美容院のテレビはほんといらない。

毛先を8センチくらい切って、
キンキンの部分がだいぶ減って、
髪はだいぶ黒くなってきた。

美容院の後は、
Tカフェに寄って群像の短編、
さっそくHちゃんが出てきて嬉しかった。
セザンヌの静物画のことは、
うちに貼ってある絵と同じかも。
本になってからまたゆっくり読みたい。

文藝の対談も全部読み、
外に出たらまだまだ日が高い。
河原に出て風を浴びた。
風が強くて雲がちぎれて空がきれい。

モンちゃんは夕方にも庭に連れて行ったら
わりと満足して夜はベッドで寝てた。
ビーはたくさん食べて夜に軟便。
晩ごはんのハンバーグを殿もビーも覗きこんでいた。

夜は、ベッドの一角をひろびろと使って寝るビー、
足元にはこれまたひろびろと寝るモンちゃん。
和室でダーがウトウトすると
殿がリビングの網戸を開けようとカシャカシャやる。
ここんとこ毎晩。
モンちゃんが後ろに並んで開くのを待ってる。

火曜の朝、ビーは下痢して、その後
ちょっとだけ吐いた。
元気に鳴いて顔つきもいいし、
落ち着きないこともなくなったんだけど、
暑さで体の機能がちょっと弱ってるみたい。
要注意。下痢止めを飲ませた。



あたちはヘイキよ！

殿はホエキが２日に１回に戻ってご機嫌。
食欲は去年の今頃よりずっとある。

私は日曜から鼻水とくしゃみが止まらない。
風邪ではなくてアレルギーだと思う。

海びらき、貧血、まん丸の蓮

雲間に富士山のてっぺんが見えてる
写真よりずっと大きく見える

9日の日曜は晴れて真夏が戻り、
青い空に入道雲。
アブラゼミの声が聞こえた。

が、今月５日早まった鐘２日目で
お腹ががらーんごろーん、
行きの車は最高潮で、
海に向かっていてもちと憂鬱。
お腹が痛くて下半身が重くて。
バロック音楽が鐘を盛り上げていた。

駐車場は混んでたけど、
親方が手前を開けといてくれたみたい。

ピル飲んでた間は鐘の曜日が決まってて
週末に２日目ってことはなかったから、
２日目に泳ぐのは久しぶりだったけど、
まー、なんとかなるだろうと、
海に入ると、痛みは消えた。

潮ほぼ澄み、凪、風なし、ぬるめで、
大きめのイワシの群がいて、逃げない。
コインサイズのカゴカキの群、
オヤビッチャもいて、すぐにからまれて、
腹をつつかれた。
私はすぐつつかれる、
Ｃはつつかれない。
カイズくん、大きいベラ、兄さんの連れ。
初見の、細くて小さくてきれいな
二人連れの魚もいた。カマス？
今年まだボラに会ってない。

少し疲れていつもの岩に上がると人だらけ。
しかもやたらでかい浮き輪が何個もあって邪魔。
岩の端にごろっとしたら、
泳いでる間は解放されてた重力を感じて、
熱い岩に体が吸い込まれていくよう。
そうして太陽を浴びて岩に横たわるのは
いつも極楽なんだけど、
海びらきを過ぎると岩の上はバカ絵巻。
一年ぶりに海にきてテンション上がりすぎて
バカ騒ぎしてる人たちは、
バカにしか見えん。

すぐ近くの潮だまりで、
カニに大興奮する家族がマジうるせー
(うるせーのは子供じゃなくて親二人)。
C「大自然と出会っておかしくなって、
カニくらいの小ささに
(意識を)まとめたいんだよ」

うるさすぎて場所変えようとしたら、
岩に血がー！！
人がいなくなるのを待とうとしたけど、
興奮したバカたちがどかない。
けっこうピンチ、
でもまーいいや、夏だし、海だし、
とごろごろしてたけど、
人の声があまりにうるさくて、
海に戻った。黒い水着でよかった。

どばどば血が出たため貧血気味になってるらしく、
泳いでると体が冷えてくる。
これはまずいので浜に戻って、
戻った後は鐘のピークは過ぎたみたいで
腰にタオル巻いてすっ倒れていた。
２日目のピーク時の海は
タンポンだけじゃ足りないから気をつけろ！
（ナプキンもしとけばなんとかなる）
５時すぎたら
人はだいぶ減ってやっと静かになった。

海上がり、ミニスで、
鉄分トロピカーナとチキン少しで貧血もおさまり、
行きの憂鬱はすっかり消えた。

お寺には静寂があった。
鳥居の中にいくと、
ヒグラシやウグイスが鳴き交わしていた。
ガビチョウはぴょんぴょん跳ねながらおいかけっこ。
紫陽花がすっかり切られてなくなってる。

小さくてまん丸の蓮の花があった。
まだ咲ききってなくて、蕾がまん丸にふくらんで、
１枚だけ開いた花びらがまん丸の下の方に添えてある。
それはそれはモモそっくりだった。
夏至の頃に会うモモは格別にモモだ。
Cも私もその花は、
シュコシュコ(ツボミをつかんで軽く握って匂いをかぐ)
するのは遠慮した。
が、近くの濃い色の花は
Cが匂いをかごうとして花びらが１枚落ちた。
松の木にはきれいな緑色のクモがいて、
きれいだったのでCはフーッと息をかけるのを遠慮した。

火星が最接近中。
アンタレスと土星と一緒にいるらしいけど、
出るのが11時頃、まだ見れてない。

吉祥寺へ

西日本での豪雨は、
梅雨前線に台風７号がからんでのもの。
大変な災害になっている。
関東はその雨には当らなかったけど、
日本全体を見ると今年も異常気象だ。

関東は、金曜までは曇ときどき雨、
土曜は曇りときどき晴れ。

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ビーとモンちゃん、
出会い頭にチュッってやってるのを２回見た。
モンちゃんが顔を近づけて、
ビーも少し顔を寄せる。
イキッたモンちゃんにのしかかられて、
ビーは迷惑そうに鳴くけど、
この二人はけして仲が悪くはない。
いいわけじゃあないけど。
年の差16歳でも、
ちゃんとうまくやってくれて、
嬉しいにゃ。

珍しくビーが朝ごはんをほとんど食べなくて、
健康缶のレトルトあげたら一袋食べ、
土佐のカツオもよく食べた。
健康缶レトルトは殿もよく食べるので消費が早いこと。
腎臓に配慮したフードなので安心。

が、袋という袋はとりあえず開けてみるのがモットーのモンちゃんが、
魚肉ソーセージに穴を開けていたので、
さすがにモンちゃんの爪の刺さった部分はこそいで、
あとは私が食べ、こそいだ部分をちょっとテーブルに置いてたら、
むしゃむしゃ食べる音、ビーだった。
腎臓がぶじでありますように。
鼻がいいこと！
もっとも、ビーのチッコはつい先日もかぐ機会があり、
きつい濃い良い香りだった。

朝、足に乗ったモンちゃんのことを、
ダ「モンちゃん重い、土嚢みたい」とか言ってた後、
洗濯物とビーをかついで
わちゃわちゃしてる私の足元にモンちゃんが来て、
網戸の隙間に土嚢ボディをねじこんで、
網戸を無理に閉めて挟むわけにもいかず、
モンちゃんは外に飛び出して行った。
私が庭に出てるときは、
音をなるべく立てずに草の隙間を歩いてる。
しばらく遊んできて、
朝ごはん食べてるときに窓の前に戻ってきた。
そんなに遠征はしてないと思うけど、
姿の見えない間じゅう、
モンちゃん帰ってきて！とテレパシーを送ってる。

もともと雨予報だったので実家行きは次週に延期、
吉祥寺の美術館へ。
明日までの展覧会で、行って良かった！

２時前には家を出て吉祥寺へ。
井の頭線で世界史の話を聞いててすぐだった。
家にいるときより、
外にいるときのほうが話を集中して聞ける。
本を読む人の話は面白い。
本を読まない人の話はだいたいつまらない。

美術館は公園内にあると思って公園まで行ったら、
駅の反対側だった。
公園の出口のクチナシがまだ咲いてた。

江上さんの展覧会は、都内初だそうで、
ネットで見た絵が良さそうで見に行ったら、
実物はもっと良くてどの絵も好きだった。
福岡のほうの自分の生まれた場所の風景を、
101歳まで描き続けた人で、
若い頃の野の花の絵から、
晩年の風景画、抽象的な絵
（抽象、といってももとの風景を感じる）も、
どれも好きだった。
夏の光を描いた絵が多くあった。
自然をリスペクトし、
同じもの、風景を、
時間を変えて観察しまくるやり方で描く人が、
私は好きだ。
クレヨン、クレパス、水彩で、
海面のウネリや木漏れ日、
つまり光をあんなに表現できるもんなのか。
油絵に全く負けない見ごたえだった。

ダ「良かった、すごく良かった、名前覚えようと思った」
こんな展覧会が300円でみれるなんて、
吉祥寺っていい街だなーと思った。
そう思える街はそんなにない。
はな子さんの写真集もやっと手にして、
見てたら胸がいっぱいになってきた。

おなじみメンチカツを買って、帰る。
乗り換えの渋谷はさっさと通りすぎるのみ。
井の頭線改札を出て少し高いところから
スクランブル交差点を見下すと、
ものすごい人で、
ぶつからないのがフシギなほどだった。

フタコに着いたら
ビールを１本だけ買って河原を見下ろす階段に座り、
さっそくまだ暖かいメンチカツを食べたらめっちゃうま！

その後２日行けなかったプールに行った。
ビール飲んだせいでクロールしてると息が切れがち。
雨で２日間プールに行けないと、
なんとなく体がゆるんだ感じで、
土曜夜は700泳いでウォーキング100で、
体はピタッと締まった感じ。スッキリした。
その後残りの特大メンチカツに
チャーシューをつけても太る気がしない。