切り花にしたレイニーブルーとマオちゃん
レイニーブルーは想像してた以上に青みのあるバラで、蕾から咲き終わりまで色が徐々に淡く変化していく
マオちゃんはタニウツギの葉っぱはかじったけどバラやオルラヤはかじらない
もうほぼ咲ききった状態のクリスマスローズも、切って花瓶にさしておくとさらにご活躍
ふわふわ優しい雰囲気でとても可愛いレイニーブルー
たくさん咲くのでどんどん切って切り花に
いたるところに飾る
オルラヤもこぼれ種をほったらかしてたくさん咲いたのでどんどん切り花に
窓の外
宿根草ともなじむ色
つい先週くらいまではきれいなばかりだった庭の緑が、5月2週目になって葉っぱが食い散らかされている
つい先週くらいまではきれいなばかりだった庭の緑が、5月2週目になって葉っぱが食い散らかされている
今年もヨウトウムシとの攻防が始まるのか
早めに今年2度目のオルトランをまいてまめにスプレーしたけど効いてる気がしない
バラよりもハーブ類、特にモナルダの白、ラミウム、ルドベキア、アニソドンデアが虫食いだらけ
グルス アンアーヘンも一番花はたくさん咲いた
色の出方が季節や天候によっても変わる
コンテドシャンパーニュも、いつもどおりたくさん咲いた
こちらの橙色のバラも去年より花がぐっと増えた
名前がわからないけど、つるピースかな
冬はカイガラムシがいっぱいついてたけど歯ブラシで落として元気になった
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ジャンヌディエルマンは見てる間眠くなったけど、見終わった後で印象的なシーンがたくさんある
アケルマンの別の作品も見たくなり、ヒュートラへGO
・オルメイヤーの阿房宮
冒頭は南国のカフェで、彼氏が撃たれても歌い続けるニナを真正面からとらえる
川で泳ぐ子供たち、川に入って隠れる母子、暗いジャングルからの明るい川、船の出たり入ったり、終わりのほうの凪の海とじゃぶじゃぶ水に入って船に乗り込む船出、死んだ船長を乗せてぷかぷか浮くベッドなどなど、8割がた水のシーンなので水面好き船好きの私は終始楽しかった
マレーの人はもちろんだけど白人男まで躊躇なく水にじゃぶじゃぶ入る
途中、ニナが学校をやめて街を歩きまわる横移動、その後でタバコを吸うシーンも素晴らしい
お話は、コンラッドの世界観わりとそのままで、豊かな自然と黒い肌の人々の美しい世界に、割り込んできて金儲けしようとする白人が、土地に馴染めずひたすらイライラしてヘタレっぷりをさらして病んでいく
終わりは行き場のない白人男が、昔を回想すしてぐだぐた独り言を言う長回し、顔にかかる影が牢獄のよう
・囚われの女
こちらはなんと「失われた時を求めて」が原作
シモンがアリアーヌの後をつけまわし、パリの階段やいりくんだ路地で人が現れたり消えたりするのが面白い
シモンは束縛するし身勝手で独りよがりのクソ男だけど原作の語り手はもっとクソだ
なのにあの小説を読んでいる間の幸福感は特別なものがある
この映画を見てるとあの時の幸福感が喚起される
アルベルチーヌならぬアリアーヌも、フランソワーズも原作のイメージとは違うけど、映画の二人も良かった
アリアーヌの軽さが、見てて気持ち良かった
アンドレも可愛かった
終わりのほう、夜の波音が不穏で、そこからラストの船が寄ってくる長回しは素晴らしかった
シモンが服を脱いで夜の海に飛び込むのは意外
原作の語り手ならそんなことしないだろう