いいおてんきにゃ
デジカメがなくて残念(実家に忘れてきた)!
切花にして1週間のアリストロメリアが、
今もテーブルの上で綺麗に咲いている。
この花は色んな色があるみたいだけど、
うちのは黄色い花びらの中ほどに、ピンクの色が入っている。
黄色とピンクと葉っぱの明るい緑の組み合わせがすごくかわいい。
散り際は、花びらが赤みと透明感を帯びてきて、
落ちても綺麗な色をしている。
しかもモンチがこの花を気に入って、
花をかきわけて水を飲んだり、
葉っぱをかじったりするんだけど、
たまたま花の下から顔を上げようとしたときに、
花を3つ頭に乗せて、そこで静止した!!!
それが、花環を頭に乗せたギリシャ神話のお姫様!!!
(ギリシャ神話読んだことないけど)。
ヤバイ。写真撮りたい~。
金曜日。会社にDが自腹でお取り寄せた冷蔵庫を設置。
お昼は社食でマグロのグリルサラダ仕立て。
仕事をちゃっちゃと終わらせて、6時半に会社を出る。
M駅スタバでCと、久々にKちゃんに会う。
彼は胃を半分とったのに、
今も咳止め薬をポケットに二瓶入れてがちゃがちゃさせている。
最近は酒量も増えたらしい。
その日は引越しのために敷金礼金を不動産屋に持って行き、
一枚ずつ数えながらばらまいたらしい。
見た目からして人というより、ゴリラに近い。
久々に会ったので、ハイテンションになり、
「俺も新島にいたころは毎日違う女と」と話してた1秒後に
「吉野家の牛丼がなくなるなんて~」と全然別の話をしてる。
Cとは、今だに「細雪」の話を引っ張っている。
雪子の好きなところは、
私「みんなが寄ってたかって心配したり骨折ったりしてるのに、
お礼のひとつもいうでもなく、感謝するでもないとこ」。
C「自分の中では決まってるのに、
最初から最後まで『ふん』でとおして、
自分で決めてた方向に、周りの人に持っていかせるとこ」
雪子みたいな女、今の時代にいるだろうか。
昔いたのかは知らないけれど。
妙子は、今も昔もどこにでもいそう。
雪子あっての細雪。
今日もまじめにジムへ行き、マシンで筋トレ。
いつもいるムッキムキな人は、あんなに鍛えてどうするんだろう。
横腹筋しながら、「あぁ…あぁ…」とあえぐような声を出すのがキモい。
キモいもの見たさでチラッと見ちゃう。
帰りに三宿ボエムで、イチゴジュース、蟹とアボガドのサラダ、パスタ。
ホルモンの関係で、味の濃い物を求める私は、
ペペロンチーノにツナと青じそをトッピング。めっちゃうま。
バッドした日の夜、
終電で帰ってきたダーに
いいたい事を全部いって仲直り。
いったことをすべて受け止めて、
真摯に言葉を返してくれて、
ここ何日か続いてた不満は消えた。
コミュニケーションをきちんととるのが大事。
少しでも不満を感じたら、
次の日に引きずらないように、
その日のうちに話しするべき。
肌寒い木曜日、
営業Tと西武線の先の方~立川に取材。
代理店とか広報とか取材に立ち会う人が
意味もなくぞろぞろいてナンセンス。
こんな人たちとは世間話すらする気にならない。
新秋津の駅で、
先頭の見えない長い貨物列車が、
突然動き出すのを見る。
立川でカフェオレ。
終わったらさっさと帰る。
胃弱のダーに、
胃に優しそうなおかずをデパートで買ってくる。
冬瓜と鶏団子の煮物、うの花、キャベツの浅漬け。
さらにおかゆ、大根おろし&シラスを作る。
私はわれ鐘前で、
味の濃いものじゃないと食べた気がしないので、
自分用にお寿司のパック。
「ダレン・シャン」読了。
ついにカタがついてしまった。
後味があんまりよくない。
タイニータイニーってうるさいよ、って感じ。
いっそタイニーをぶったおしてカタルシスが欲しかった。
ダリウスやハーキャットのその後も気になるし。
純化作用の話も中途半端だったし…。
でも、1巻毎に盛り上がって、
ドキドキするところも多々あって、
面白い本だった。
吸血鬼のシビアな世界を堪能できた。
しかし、トミーとシャンカスはかわいそすぎ。
甘くないファンタジー。
好きなキャラベスト3は、
クレプスリー、ミスター・トール、ハーキャット(おじさんばっかり)。
女性キャラのデビーもアリスもかっこよかった。
Mコちゃんが貸してくれて、
お昼に社食でせっせと読んだ。
自分で買って読むことは絶対ないような本だけど、
楽しかった。
DVDで「勝手にしあがれ 強奪計画」。
ヒキの、川をバックにした影絵みたいな逆光のシーン。
寝ようとして横になると、
ビーが鳴きまくって私を起こそうとする。
もう遅かったので、
「もう寝るから」といって聞こえないふりをしても、
しつこく鳴く。
根負けして起きて、
何が望みなのかビーの後をついていくと、
リビングの床の上にごろんとして、
撫でるとふるふるいう。
別にお腹が減っていたわけでもないし、
遊びたいわけでもないらしい。
ときどきビーのことはよくわからない。
いい女ってそういうもの、
少々謎めいてるもの。
ビーも最近大人の女の顔になってきた。
ビーだって似あうけど、ビーにはもっと濃い、
鮮やかな色のバラが似あうと思うの
ひっさびさにバッドしてしまった。
今日は雨が降りそうで降らない曇り空で、
こめかみのあたりがずきずきしていた。
仕事もほんっとうに行きたくない。
行ってもやる気が全くない。
ダーとうまくいってる感じがしない。
小さなイカダで大海原を一人漂ってる感じ。
そんな中、格闘家の取材。デカくて緊張。
目つきも最初は怖かったけど、しゃべると優しそうな人だった。
帰り道、なんとなく店構えに魅かれてラーメン。
後から入ってきた兄さん
「にんにくをどかどか入れて食べたいんだけど、できる~?」
偶然、Kちゃんと、弟くんと一服。
C「よっ、兄弟丼!」
おうちに帰り、正座して肘を床について頭をかかえてバッド。
みるみる落ちる。仕事も嫌、ダーも嫌。
でもすぐに、モンチがきて頭突きしながらぶるぶるいう。
ビーもそばに来てくっついてじっと見る。
殿の背中に顔をうずめると、
殿は私がうずめ易いように体勢を立て直してくれる。
この時点でこめかみのずきずきも、
バッドもほとんど消えてるんだけど、
さらに、ボブをかける。一番好きなCAYA。
ナンバー4のお香。
デッドマンのDVDを流してジョニー・Dの顔を見る。
いい香りの紅茶を入れる。
庭の花の様子を見る。
ほほほ、余裕。
こうちててもヒマだち
かじかじ
まじゅい!
火曜日、日中は晴れて暖かく、日が落ちると冷える。
庭の花は、紫のはなんとか根付いたみたい、
白いのは元気ないけど咲いている。
帰り、M駅スタバでCに会い、
下町の商店街の植木屋さんに寄り、
「猫草あります?」と聞くと、
「置いてないのよ~、ごめんなさいね、
ほら、そこにペット屋さんあるから、気をつかって置いてないの。
うちも安く仕入れられるんだけどね~、
ペット屋さんすぐそこでしょ、
猫の草だけで関係が悪くなるのも嫌じゃな~い、だから」
そのペット屋さんに行くと、猫草品切れ。
Cんちに行くと、モユが寝ぼけまなこで出てくる。
モンチにするのと同じように3本の指で撫でると、
すぐにバビューーンといいだし、
さらに目を細くする。
ボヘーッとして撫でられてるモユは、自意識のかけらもない感じ。
猫にも自意識のある猫とない猫がいる(と思う)。
殿は、人に囲まれると自分が場の主役であることを意識して、
キリリと目を輝かす。
三茶東急で猫草をゲットし、ジムへ。
久しぶりで全体的にメンツが変わってる。
腹筋30回×3、その他マシン15回×2くらいずつ。
だらけきった筋肉を痛めつける。
帰りにファンゴーでクロックマダム、アールグレイ。
ダーがお腹をこわしたらしい。
仕事しすぎで持病が増え、私はいちいち心配しなくなった。
人間だし大人だし、体調管理は自分でやればいい。
最近は、ろくに顔も合わせてない。
うまくいってるとはいいがたい状況。
何事もあるがまま、自然に、無理せずいきたい私は、
〝改善する努力〟なんかする気にならず、放ってある。
でもこのまま放っておいたら、風化する一方かも。
どうでもいいわけではなくて、本当はもっといい感じになりたい。
時間をかけて向き合えればいいけど、彼にはそんな時間がない。
難しい。スリリング。
あらゆる角度から!!モンチとバラを重ねてみる
まだつづく、モンチとバラ!
花がちゃんと根付いたかどうか見るのが楽しみで、
早めに目が覚める。
庭に出ると昨日植えた花は、みんなくったりしている。
水を巻き、お茶っぱを肥料のつもりであげる。
いい天気だし、なんとか持ち直して欲しいところ。
仕事へ。お昼はまた植木市を眺める。
色をコーディネイトして、寄せ植えするの楽しそう~、と思うけど、
とりあえず昨日植えた花の世話をやってみてからにしよう。
喫茶店で、「ダレン」最終巻読みつつタラコスパ。
ここのお店はパスタは美味しいんだけど、
雰囲気が陰気くさい。そのせいか、
お店に入ると少し偏頭痛がしたので、もう来るのよそう。
Dがしゃぶしゃぶに誘いたそうだったけど、
気づかないフリをして、早めに帰る。
三茶に寄ってラーメン。
折り返し地点を過ぎると、味が濃いものばかり食べたくなる。
ラーメンは一段とうまかった。
花屋を3件はしごするが、どこも猫草が売り切れ、
「明日入荷予定です」。モンチの喜ぶ顔見たかったのに~。
シーバ、羽のおもちゃ、またたび粉末を買って帰る。
羽のおもちゃを取り出したときの、モンチの喜ぶ顔が目に浮かぶ。
うちに帰るとさっそく、またたび粉末を爪とぎにふりかける。
モンチは大喜びでごろんごろんしまくり。
ビーは控えめにくんくん、殿はざりざり舐めて酔いどれる。
羽のおもちゃを取り出すと、黒目&ヒゲを全開にするモンチ。
ビーも少し遊んだ。
モンチは羽をむしって食べるので、遊んだ後は届かないところへ。
モンチはあきらめきれず、カーテンをよじ上ったり、
ステレオのスピーカーの上から
羽のおもちゃに飛びつこうとしたり頑張ったけど、届かない。
それから今日は、どっからか入ってきた大きめの蟻と遊んでいた。
園芸熱が覚めやらず、ガーデニングのネットショップを探して見る。
気が付いたらカゴいっぱいに商品を入れていたけれど、
やっぱり昨日植えた花の様子を見てからにすることにして買い物はやめ。
弟の子は男の子らしい。
立派なジャンプっ子になるといいなぁ。
お風呂でたけし、
寝る前は、「百年の孤独」を少しずつ読む。
観音崎の山の花畑
もう咲いてる!!
弟の誕生日花が睡蓮だった。花言葉は「純潔」だって
日曜日、朝シャワーを浴びて支度したらすぐ外に出て、
自販でお茶を買って、小高い山の公園まで歩く。
見渡す限りの緑。新緑の芳しい香り。
振り返ると、ずっと遠くまで見渡せる景色。海。船。
色とりどりの草花、新緑、タンポポの綿毛。
海を見晴らす丘の上、一組だけ木のベンチとテーブルがある。
テーブルに、おにぎり、ゆで卵、苺を広げて朝食にする。
こんなに豊かで、美味しい朝食があるだろうか。
まさにReal situation、
Give thanks and praise!!
食べ終わる頃、トンビが近くまで寄ってきた。
遊歩道を歩いていると、ときどき緑の間から東京湾の海が見える。
丸太で作られた階段が、一段一段の段差が高すぎて、
ママ「年寄りのことを考えてないわね!」とぶつぶつ。
年寄りじゃなくても歩きづらい。
その急な階段を下りると、満開のマーガレット畑に出た。
池もあって、濃いピンクの蓮の花が咲いていた。
蓮の葉の上に空き缶、fuck。
蓮の葉の間に糸を垂らしている男の子がいた。
「何かとれるの?」「ザリガニ」
見ると、ペットボトルで作った容器にザリガニが沢山入っている。
ママ「どうするの? 食べるの?」
男の子、「食べないよ!」といって屈託なく笑う。
「飼うの。うちに水槽あるもん」
海沿いの道に出る。潮干狩りをする家族連れで賑わっていた。
浅利のほか、青柳(バカ貝)をとってる人も。
ママ「バカみたいにとれるからバカ貝」
「バカみたいって…」
「潮が引いたとき、そのまま残ってるからバカ貝ともいうわね」どっち?
家に戻り、花咲く庭で、七輪に火を起こす。
ダンスホールレゲエのボリュームを上げる。
ときどき、遠くでトンビの鳴く声が聞こえる。
七輪で焼いたピーマンやナスはたれをつけずに素材そのままの味を楽しみ、
塩味が欲しくなると、ウインナーを時々かじる。ビールも美味い!
秋刀魚、豚ばら肉、しいたけ、とうもろこし、最後は塩焼きそば。
午前中は薄曇りだった空が晴れて明るい。
庭で丈夫そうな花を3種類選び根っこごと掘って、
アルメリアは切花にして、明るいうちに家の庭に植えるため、
急いで東京に戻る。
猫たちとの感動の対面は後にして、
急いで庭に穴を掘り、水を入れてじくじくと土を湿らせて花を植える。
うまく根付いてくれるといいけど。
その後でゆっくり猫たちと過ごす。
切花を生けたら、モンチが来て、
花の匂いをかいだり、葉っぱをかじったり。
花の間からモンチがひょこっと顔を出すともう、
ここは極楽浄土だろうか?というほどに美しかわいらしい景色!
デジカメを実家に忘れて、写真が撮れないのが残念!
ビーは私が一晩いなかったことに抗議するように、
あちこちの部屋から「ニャーウー! ニャアーウー!」と私を呼んだ。
ネズミ棒をしゃかしゃかさせて、ビーと遊ぶ。
晩ご飯はトマトパスタ、サラダ。
鬼武者、黒バラ、ガキ使、たけしなど。
海も春
実家の庭にわんさか咲くアリストロメリア
パパの誕生日花がアリストロメリアで、花言葉は「やさしい気配り」
私の誕生日花は、極楽鳥花。花言葉は「万能」て、、、
土曜日もいいお天気。
ゆっくり家事をしてからチャリで駅まで行き、
いろいろ買出し&ツタヤ返却。
大きなかごいっぱいに買い物して帰る。
戻って家のエントランスでチャリを止めると、
かごに物を入れすぎたせいでチャリがぶっ倒れ、
買い物袋から卵のパックが飛び出した。がぼーん。
割れてしまった5個の卵で、出し巻き卵を作る。
夕方、出かけるぎりぎりまで猫たちと名残を惜しむ。
さあ、出かけるぞ、ってとこで、
天蓋付きマイベッドで寝ていたビーコが起きてきて、
さらに名残を惜しむ。
一人家を出て、母の日プレゼントとパパ誕プレゼントを持って実家へ。
連休中に一度帰る、と、随分前にいってたので。
実際、連休なんかなかったけれども。
今週末は、ダーが家にいるから猫たちも安心。
道中、ナボコフ「ロリータ」。
やっと谷崎ラビリンスから抜け出たというのに、
またしても変態男の独白小説。
とはいえ、ナボコフ一流の仕掛けがはりめぐらされ、小説として面白い。
ロリコンは虫唾が走るほど最悪なのに、文章が知的で笑える。
家につくと、すでにテーブルの上にご飯が用意されていた。
軽くでいいよ、といったのに、ご馳走!
・タラバ蟹ちらし寿司
・竹の子の鶏ひき肉サンド、出汁あんかけ
・めかぶとオクラのカクテル、イクラ添え
・湯葉豆腐のサラダ
・岩のりの味噌汁
・梅酒
蘭と虎の尾とアマリリスが並んでるのを見る。
アマリリスは葉っぱがびよーんと左右に長く伸びて、
蘭と虎の尾にちょっかい出してる風情。
ママ「モンチみたいでしょ」
パソコンのスクリーンセーバーがモンチの写真ばかりで、
ハッとするほどかわいかった。
ママが整理した古い写真の束を見る。
80年代の、ぎょっとする髪型&服のセンスながら、
もうどうしたって取り戻せないまっさらな自分。
パパは昔から相当な男前で、
写真も妙にピン写真が多いんだけど、もしかしてナル…?
キンタの写真を集めたアルバムも出てきた。
甘えっ子のキンタは、ほとんどの写真でだっこされている。
夜、CSで「天国に一番近い島」。大昔に見た記憶。
峰岸、日本人離れしたフェロモン。
ロマンチックが止まらない80年代グルーヴにはまり、
主題歌が聞きたくなって最後まで見た。
モンチとバラシリーズはまだまだつづく!
雨降りで肌寒い金曜日。
「ダレン・シャン 闇の帝王」昼休みに4回に分けて読了。
ダレンが故郷に戻ってくる話。
一気に読み終えた後、どどっと疲れが。
ひどすぎる。死にすぎる! 痛ずぎる! でもすごく面白い。
どっちに転んでもハッピーエンドなんてなさそうな展開。
あと1巻で終わりだけど、残り1巻でどうカタがつくのか…。
主人公もやばそうな人になってきたし、そこはハーキャットに任せて、
ダリウスに望みをたくしたいところ。
デブのおじさんに、焼肉に誘われる。
そのおじさん、植木と金魚をかわいがったりしていい人。
でも二人で焼肉ってのもなぁ…。
ブーにすすめられ、ウチの部にちなんだ馬券を1000円買う。
ウチの部にちなんでる時点でダメな感じ。
Dが休みで、早めに編集部解散。週に3日休ってちょうどいい。
帰り、Mスタでショートモカ。
「痴人の愛」読了。
三田周辺や、鎌倉の海など、なじみの場所が舞台。
面白くてあっとゆう間に読んじゃったけど、ジョージ気持ち悪い。
ナオミはいいのよ。あるがままに生きればいいのよ。
でもジョージのどこまでもオヤジ犬に甘んじて、
そんな自分に酔ってるようなスタンス、
気持ちが悪い。浜田と傷を舐めあうとこなんか最悪。
ナオミとしては、ちょうどいい相手かもしれないけどね。
モカが飲みたくなる。
ドンちゃんが鬱陶しくなる。
炭水化物をきらせない。
ミもフタもない感じ。
きた…折り返し地点。
五月雨がどしゃぶりに。
Cは3本立てでウッハウッハ。
夜の街明かりが雨に濡れた地面にも反射して、
ギンギンに光る東京の街よりさらにギンギン。
前日にTと会ったそうで、「嫌~な気分」というので、
私もチクチクつっこむ。
その度にCは匕首で刺されたかのごとく、
「はうっ!」といってミゾオチを押さえる。
「あんまりいい香りだから」といって、
サクランボの紅茶(レピシェ)をくれた。
甘酸っぱいサクランボの香り。
今日何の日かしってるか?
お誕生日おめでと、にーたん!
サンキュ!
ビーは寝るとき、片方の前足を私の腕や足にかけて、
その自分の前足に顎を乗せて寝る。
寒いときはぴったり密着してたけど、
暑くなるにつれ少しずつ離れて寝るようになる。
それでも片方の前足だけは、私にくっつけて寝る。
ビーは重量感のある猫だけど、
片方の前足を私の腕や足に置くとき、
ふわっと羽みたいな軽い感触。
5月5日は殿のお誕生日。
細かい日付はわからないので、
覚えやすくこの日にしてある。
特にプレゼントは用意しなかったけど、
朝起きてから寝るまで、ことあるごとに殿を抱き上げて、
おめでとう、といった。
殿は妹たちの手前、
自らすすんで甘えるわけにいかないので
無理やりだっこされるのを好み、
抱き上げると嫌がるふりをしながらも、
気持ちがいいとすぐにゴロゴロ。
さらに機嫌がよくなってくると、
ゴロゴロ音が大きくなって「むひゅるるるるうひゅるるるる」。
ふだん積極的なガールズ猫にかまけすぎて、
奥ゆかしい殿の相手を後まわしにするきらいがある。
でも今日だけは、殿を一番にかまっていたせいか、
寝るとき私が横になると、
殿は私の胸~腹の上に乗り上げて「むひゅるるるるうふるるるる」。
殿は5歳になった。
これからますます殿との日々を大切に、と改めて。
殿には包容力がある。
殿は、撫でられるのが大好きで、
私がどんないちゃいちゃをしかけても、受け入れる。
私が精神的に参ってるときとか(めったにないけど)、
殿の腹に顔をうずめて左右にこすりつけても全然嫌がらない。
犬のように筋肉質で骨太で、
安定感のあるどっしりした体で、
私の顔をしっかりと受け止め、
私に「いーこいーこ」してくれている雰囲気。
ビーみたいなぐにゃぐにゃした体ではこうはいかないし、
それ以前にビーコにそんなことしたら、
うざがって逃げる。モンチはもっと逃げる。
だから殿は猫という種を越えて、私にとって特別な存在。
今日は、誰もいない社食で休刊日弁当を食べ、
早めに帰ってトマトパスタ、フォションのローズティー。
ドラマ「汚れた舌」。
極楽加藤、なかなか男前。
タンカ切るシーンなんか、
そこいらの若手俳優には出ないような迫力じゃん。
金持ち主婦の無邪気シーン、怖~。
欲をいえば、芸術家の魅力が今ひとつ伝わってこない。
ドラマを見てる間、モンチがニャーニャー鳴いたけど、
「あと少しだから、待ってて」。
終わって、「さ、遊ぼうか」と四足になってモンチについていくと、
モンチは私を従えて歩き、
丸型爪とぎの上にごろんと横になり、ぶるんぶるん。
「世紀末リーダー伝たけし!」を引っ張り出してちょこちょこ読み返す。
ところどころ変態臭がするけど、
そのくらいあった方がギャグ漫画は面白い。
絶好調な校長がT井さんとルックスもキャラもあまりにかぶる。
バラのこんなに似あう生き物がいるとは
奇跡をまのあたりに
4日、お休みなので日曜日の気分。
お隣から、ボブの「Could you be loved」が聞こえてきた。
一緒に歌う声も。庭に出てみると、
隣の庭でパパと子供が遊んでいた。
雑草もかわいい花を咲かせている。
ツツジの植え込みに、赤い蕾がどんどん増えている。
まだ蚊もいないこの季節、庭でボブには最高。
タマタカでお買い物。
エスティローダでアイクリーム、保湿クリーム、
日焼止め下地(計2万2000円くらい)。ディオールでグロス。
もうすぐ母の日なので、
2人のママにシャネルのマニキュア1本ずつ。
さらにパパの誕生日プレゼントに、
バーバリーの靴下とハンカチを箱入りで。
デパートの裏をぶらぶらして、初めての道を歩く。
緑道に、大きな水木やツツジ、ジャスミン、
ラベンダーに似た花(ラベンダー?)、新緑がうっそうとしている。
初夏の兆しのせいか、今年初の〝そば気分〟になり、
タマタカのレストラン街のそば屋でビールと天ぷらそば、卵焼き。
イデーでいい感じの籐椅子を見つける。
2万2000円で、イデーの中じゃお手ごろ。座り心地もいい。
ただ、殿とモンチに破壊される恐れあり。
うちには何でも揃ってるし、窓の外の景色もいいし、
近所の環境はいいし、この家に住んでから、
たとえ連休があっても旅行に行く気が全く起きない。
一番の理由は、
わざわざうちの猫たちのいないところに行きたくないってこと。
第2の祖国、ジャマイカにはしばしば思いを馳せるけど、
猫を置いてあんなに遠くまで行こうとは思わない。
今日から真剣にダイエット。
パーマをかけたら、顔の肉が目立つので。
10時以降はものを食べない。お茶でがまん。
今日はパワーヨガを40分くらい、野球部の腹筋2セット。
寝る前、ダーと喧嘩。
通りすがりについ電気を消したのが気に入らなかったらしく
怒ってぐちゃぐちゃいっている。
そんな小さなことで、なんでそんなに怒るの?
わからない。うんざり。もう嫌い。
朝方になって「Nちゃん昨日はごめん」といってたけど、
答える気にもならない。
好きなものばかりに囲まれて快適なウチの中で、
唯一私の気分を損ねる存在。しばらく無視。
またきたな
そろそろ暑いのだが
カーテンの隙間から、
明るい金色のひらひらした八重の小ぶりのバラと、
白いカスミ草の花束が出てきた、と思ったらモンチだった。
少し前から見たいと思ってた「月はどっちに出ている」。
DVDになっていないので、ビデオを借りて見る。10年ぶりくらい。
この映画の岸谷五朗、なんかカッコイイ。
うそつきだけど、つかないとこではつかない。
ろくでもないけど、スジはとおす。優しい。射るような視線。
なんとなく覚えてるシーンは男と女のシーンで、
やるせなくて熱いセックス、
昼下がりに並んで路地を歩く二人、
ベランダのシーン。今見ても良かった。
単調な切ないBGM。
月の出てるシーンは、記憶の中で、
いつも見てる月と東京タワーとごっちゃになって美化されていた。
コップに突っ込んだお顔が、
エヴァ量産機の顔に似てる=写真=殿。
5月といえば、殿のお誕生日。今年で5歳。
月曜日。昼すぎにA町のお店に行って取材、
GW中のパチ屋、ほぼ満席の混みっぷり。
ブーに会って1万円もらってエヴァ、当りなし。
ブーに「パチセンスがない」とさんざんいわれる。
なくていいです、そんなセンス。
マンゴーのスムージーを買って出社、
仕事、Kさんに絵はがき。
帰り道、雨の匂いがしたので急いで帰る。
1日何も食べてなかったので、
コンビニでおにぎり買って歩きながら食べる。
帰ってすぐラーメンを作る。
キッチンを使った後、
掃除する癖がついて、
ここ最近キッチンがピカピカ。
あいのり前にダーも帰る。
谷崎はとっくにお腹いっぱいのはずなのに「痴人の愛」。
この本は谷崎が30代のとき書いた話で、
円熟期に書かれた「細雪」の後ではどことなく青臭くて物足りない。
中年といっても完全にオヤジ目線の小説で、
読んでると自分の中のオヤジ部分を引き出されるようで嫌~な感じ。
これを読み終えたら、
もういいいかげんうんざりして谷崎ラビリンスから抜け出せそう。
今日もモンはすたすた逃げて、ソファの下に頭だけ隠して尻隠さず。
この歳になって、
「ザ・頭隠して尻隠さず」をこんなに度々目の当たりにするとは思わなかった。
丸型爪とぎは皆さん気に入ってくれた。
気に入るかどうかわからないので2つしか買わなかったけど、
こんなことなら3つ買えばよかった。
でも3つ買ってソッポ向かれたら目もあてられない。
この数日、ビチコがまた遊んでくれるようになった。
ベッドの上で紐をふって遊ぶ。
獲物を狙うビーの、
耳を後ろに伏せて黒目をまん丸にするのがかわいちゅぎ。
昨日に続き、今日も寝る前に軽くパワーヨガ。
さらに野球部の腹筋を2セット、
腹筋がビシッと痛くなった。
ほどよい疲れで、すぐに眠りに落ちた。
日曜日、朝ご飯はダーとママと3人で、
ブリの照り焼、フキの煮物、簡単ワンタンスープ、ご飯。
簡単ワンタンは、豚ひき肉を葱、生姜、塩胡椒で肉団子にしてスープに入れ、
ワンタンの皮もそのまま入れ、レタスをちぎって入れるだけ。
駅でママと別れ、表参道のヘアサロンへ。
そこにもGWナシでお仕事する人々。
今年はGW中も普通に混んでます、とお兄さん。
5ヶ月ぶりで伸び放題。
今回もこれといってビジョンもなく、
「まとまりのある感じで、大人っぽく」と曖昧な注文。
カット、パーマ、カラーリング。
3時間弱、その間ずっと髪を切ったり
パーマをかける様子をボーッと眺めていて、
退屈もせず、疲れも感じなかった。
むしろ、シャンプーしてもらったり、
マッサーしてもらったりしてスッキリして気持ちがよかった。
トリートメントをサービスしてくれて2万1000円。
帰り道、コーヒー&一服したかったけど、
ドトールは満席だし、スタバは煙草ダメだし、
雨が降り始めたのでまっすぐ帰る。
BSでロード・オブ・ザ・リング「二つの塔」(長いバージョン2度目)。
ローハン谷のオークの大群との戦いは何度見てもスゴイ。
エント会議も大好き。
「二つの塔」は、ガンダルフの勿体つけっぷり、
アラゴルンの女たらしぶり、メリーとピピンの大活躍、
サムフロ、ギムレゴのラブラブっぷりを堪能できる話。
エントが水で火を消すところは何度見てもホッとする。
晩ご飯は焼き鮭、フキの煮物、卵かけご飯、お漬物。
今日のモンチは膝乗りがブームで、何度も膝に上がって眠った。
土曜日もいい天気。ダーはトークショーの仕事。
ママに電話すると、暇なので遊びに来ることに。
布団を敷けるように倉庫部屋の掃除。
冬物を仕舞ったり、いらない紙袋を捨てたり。
掃除の間中、猫たちが入れ替わり立ち代り様子を見に来る。
猫立ち入り禁止のクローゼットを開けると、
すかさず中に入るビー、真似して後を追うモンチ。
うむを言わさず掃除機を近づけると2匹ともダッシュで逃げた。
チャリで駅まで。
明るい色の新緑に、鮮やかなツツジ、薄紫のハマダイコンの花。
駅でママに会い、デパ地下の生ジュース。
マンゴージュース、甘さとビタミンが体中にしみる。
もんじゃのお店で生ビール、めんたいモチ、葱もんじゃ。I家の呪いの話を聞く。
藤の花を見つつぶらぶら戻る。
ダーの夕食を一応作ってもらってから
ママはモンチとたっぷり遊んでいた。
殿はもちろん一番甘えて撫でてもらっていた。
ビーは一声鳴いて私を呼んでは別部屋でミーティング。
(いつもいない人がいると、落ち着かないの、あたち。何とかちて!)
ママ「うちにね、蘭が咲いてるんだけど、ビーみたいなの」
「まぁ、ビーが蘭の花なんて嬉しいわ」
「その横に、虎の尾の葉っぱが出てるの。
虎の尾って名前だけに、男の子の殿みたいでしょ」
「うん」
「そこにね、植えたばっかりのアマリリスが、
好き放題に葉っぱ伸ばして、蘭と虎の尾の邪魔してもうだいなしなのよ。
モンチみたいでしょ」「ええ…」
その様子、見てみたい。
成瀬巳喜男「女が階段を上る時」。
銀座のホステスの悲喜こもごも。全然古い感じがしない。
その日その日の風が吹く、今も銀座のどこかでありそうなお話。
六本木でバイトしてた時を思い出して懐かしい。
階段の感じが、バイトしてたお店にそっくりで、
階段を上る時の気持ちがフラッシュバックするような。
秀子さんは雇われママ。
色っぽいけど、芯の白い女。やはり白い部分が美しい。
当時にしてはハイカラなマンションの部屋が印象的。
あんな家に住んで、毎日違う男が訪ねてくる生活も楽しそう。
でも病気になったとき、面倒見てくれる人なんていないから、
実家に帰るしかないのが切ない。
時々流れるアンニュイ風味なBGMが映画の雰囲気によく合っていた。
雁治郎(大阪カリスマオヤジ)、森雅之(女たらしオヤジ)、
加東大介(イカサマオヤジ)のオヤジ対決も見どころ。
みんなはまり役すぎで、ほとんど素に見えたりする。
そんな胡散臭いオヤジ連のなか、
マネジャー役の仲代達也はギリシャ彫刻ばりの男前。