河原で、何年かぶりにカワセミを見た!
でもすぐに上流へ飛んで行った。
前に見たのは開発前でホバーを初めて見た。
庭にはシジュウカラのカップルが来て、
木の枝や地面に芋虫がいないか物色している。
モンチが網戸越しにその様子をじっと見てたけど、
シジュウカラは全然気にしない。
植木屋が持って来てくれた
トロリウスとサマーソルベットを植え付け。
殿ビーは私の首や脇の下とか、
体温高めのところにくっついて寝る。
起きぬけ、肩と背中がガチガチに痛い。
モンチはホトカで一人で寝ていて
ホトカが切れると目が覚めて、
周りに誰もいなくて「アー、アー」と
高い声で鳴いた。
「モンチ、こっちー」と寝室から呼ぶと
鳴くのをやめてすっとんで来て、
ベッドの下から私を見上げてぷるるるるる。
眠いのでそのまま寝て、
視線を感じて目を開けると、
同じ姿勢のまま私を見つめていた。
身に余る幸せ。
でもまだ寝る時間なのよー。
「未明の闘争」読了。
冒頭のビックリガードは
大学時代しょっちゅう歩いてたので
懐かしくてするっと入れた。
アキちゃんや和歌山の話も面白くて、
笑えるところもいっぱい。
一人の人が書いてると思えないピンチョン感。
前半は河原に行って読むことが多くて
少し読むごとに多摩川の流れを見ながら
あれこれ考えるのも楽しかった。
鳴海が消えてから、
横須賀~キングストン、
そして外猫たちときて、
どんだけー、っていう盛り上がりで
一気にラストまで読んだ。
読み終えた後も
寝るまで涙が止まらなくて、
寝て、起きてもまだ鳴り響いていた。
カンバセイション・ピースも
2回読んで2回とも泣いて、
それは実家の庭や庭のお墓に眠る猫や
今周りにいる猫たちへの
愛しさがあふれての涙だった。
未明の闘争の涙はそれにくわえて、
どこかで会った野良猫たちや
会ったこともない外猫たちへの
愛しさがあふれての涙だった。
愛しいぶんだけ悲しい。
「悲しいのも楽しいのも同じでしょ?」
これまでの時間や自分の身体だけでなく、
その外側の空間、過去や未来、
あったこと、なかったことを越えて響く。
鳴海とホッシーの歳の差がちょうど15歳!
本当に昔、作者と山下公園デートしたみたい。
私は自分が28になるまで
30過ぎの男は対象外だったけどね。
(28になったとき、自動的にダーが30に)
すごい小説だ。また読もう!!