北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【京都発幕間旅情】京浜急行1000系電車,横須賀散策再構築-基地と海軍中心の散策を超えて

2024-12-22 07:19:39 | コラム
■横須賀散策
 最近時間が無くて横須賀になかなかいけないのだ。

 京浜急行電車、横須賀散策の際にはお世話になっている路線なのですが、考えてみると横須賀散策というのは結局のところ、横須賀基地を中心とした市街地だけを散策しているものですから、いわゆる横須賀の中心部、50万以上の街は一部しか知らないという。

 横須賀基地周辺でしたらば、どぶいた横丁と横須賀中央駅までの界隈とか、三笠公園までの一角、あとはヴェルニー公園のあたりは散策して知っているところです。ただ、もう少し横須賀中央駅周辺なんかを巡らないと、うわべだけしか見ていないのかなあ。

 こう痛感したのは、BS放送などで多く見ます居酒屋探訪番組で、横須賀ではそれなりに呑んでいるつもりだったのに、名店といわれるようなお店という定番をあまり知らなかった、というところでしょうか。もう少し横須賀を知っていると思ったのに、というね。

 海軍旅館、横須賀ですと定宿にしていましたビジネスホテルが廃業してしまいまして、このために横須賀で宿泊する定番の、お手頃なホテルを探しなおすあたりから始めなければならない、という横須賀散策は原点から模索しなければならない段階でして。

 定宿といっても、2008年に初めて利用したばかりで、2020年のコロナ以降は使えませんでしたのでほんの十年少々というところだったのだけれど、そうした関係でも、ここがいいなあ、という宿が無くなりますと、横須賀が遠く思えてくるもの。

 横須賀、考えれば昔は東京に所用が在った際には宿泊は横須賀で、という事が基本でしたが、リモート時代を迎えますと東京への所要というものも日帰りが多くなってしまうものでして、横須賀、例えば京急の写真撮影機会が少なくなったことからも思うのですね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【京都発幕間旅情】京成電鉄3500系電車,来年も京成電鉄沿線の習志野訓練場では国際空挺部隊が降下する

2024-12-21 07:00:11 | コラム
■来年の習志野
 京成電鉄3500系電車の写真と共に。

 来年の第1空挺団降下訓練始めは凄いらしい、毎年一月の第二日曜日に、この京成電鉄沿線で行われるのが第1空挺団降下訓練始めです。もともとは第1空挺団の一年の訓練安全を願って初降下を行う、という千葉県自衛隊の伝統行事だったのですが。

 アメリカ軍が参加するようになってから、沖縄第1特殊作戦群の方々が、習志野は降下するのが狭くて難しかった、という、見ている我々からは一直線に自由降下してきますので流石米軍、と思っていたのですが塔の米軍は難しさが際立っていたようで。

 陸軍空挺部隊が日米防衛協力の象徴として参加するようになったのは数年後、そして、イギリス軍とかが参加する様になりまして、国際色を帯びてきたなあ、と感じていたところなのですが、この数年、COVID-19新型コロナウィルス感染症が終わると、凄いことに。

 アメリカ軍、イギリス軍、オーストラリア軍、カナダ軍、フランス軍、ドイツ軍、オランダ軍、イタリア軍、ポーランド軍、フィリピン軍、シンガポール軍、タイ軍、が来年降下するそうです、あ、あと、陸上自衛隊も降下する。いっそ航空自衛隊も来てはとおもう。

 フォルゴーレ空挺旅団とか第11空中機動旅団とか第16空中突撃旅団とか、第31降下猟兵旅団とか、部隊の名前は色々浮かぶのですが、空挺部隊を持っていないような国も、恐らく特殊部隊なのでしょう、こうかしてくれるというのが最近の習志野で。

 自由主義国の空挺部隊は、オショーガツーにニホンのナラシーノでクーテイコーカするという時代、少し気流に流されると京成電鉄までやってくるという緊張感で、今年に続いて来年も、今度は実に13か国、朝鮮戦争みたいな参加国で食邸効果が行われるのですね。

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【京都幕間旅情】JR東海N-700系新幹線,新幹線回数券遂に廃止決定-相次ぐ利便性低下の実情

2024-12-15 07:01:47 | コラム
■新幹線回数券廃止
 さらにまた使いにくくなるのかという印象です。

 新幹線回数券が今月22日発売分を以て、販売を終了するとの事です。おつかれさまでしたありがとう、というよりはやはり、何故、という印象です。スマートフォンを使った割引サービスの方を引き続き利用して欲しい、という事ですが割引率が。

 新幹線回数券はこれまでに販売区間を大幅に変更するなど、改悪、としか言いようのない方式で利用区間が狭まってきましたが、それも全面廃止となりますと話が別です。回数券は結局割安になるぶん、一定期間い複数回数の利用を約束したものなのだから。

 結局のところ、回数券廃止は、のぞみ号の自由席削減といったこのところのJRが発表した、特に費用面での改悪のひとつだとともに、これは高速鉄道の寡占というよりも独占手段という事での競争の欠如が背景にあるのだろうなあ、と。

 回数券廃止、考えれば回数券の回数分だけ乗る事を購入時点で意思表示していますので、これは利用する側にとっては割引された分だけ需要を示している訳で。無論、背景には例えば回数券のチケットショップによる販売という実情もあるのでしょうが。

 チケットショップとの関係がかりにあるならば、例えば記名式にするなど選択肢はありそうなものですが、一方で、COVID-19新型コロナウィルス感染症の影響などから利用者数が減ったなどの損益を補填する、と言われるならば逆に反論が難しくはなる。

 ただ、その時代のGOTOトラベルなどの施策により安価に利用できていた事を踏まえれば、今回のもの含め、最近の通所運賃での利用は割高さを逆に感じるものとなってしまい、別の交通手段、競争のようなものが有ればなあ、と思ってしまうのですよね。

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【京都幕間旅情】阪急電鉄9300系-京都本線紅葉ヘッドマーク,師走の紅葉という不思議な情景ひろがる沿線

2024-12-14 07:41:30 | コラム
■紅葉ヘッドマーク
 今週当たりがもう終盤というところでしょうかこの紅葉の風景は。

 阪急9300系電車紅葉ヘッドマーク、この電車を紅葉の木々を背景に撮影しようと思っていて、ちょっと電車を一本二本遅らせて待っていて、こないな仕方ないやと缶コーヒーの空き缶をくずかごに放り込んで電車にのると、そういうときにやってくるもの。

 紅葉ヘッドマーク、阪急はプレミアムヘッドマークの電車が増えていますからその分この季節のヘッドマークが減っているようなきがする、とその昔6300系特急の紅葉ヘッドマークが上下同時に通過する様子を撮影出来た事をふとおもいだしたのですけれど。

 紅葉の季節が、此処まで長くなるといいますか、紅葉の季節の始まりが遅かっただけにその最盛期もあとにずれているのですけれども、この紅葉きせつを散策していますと、驚くほど、観光客に肩すかしをくわえてしまったのか、みょうに空いている気がします。

 神護寺とか光明寺とか、すごいだろうとおもっていると、真夏程ではないもののそれにしても来ている方々が少なく、金閣寺と清水寺と東福寺くらいかな混雑は、とおもって実際に往ってみますと、清水は無人ではないにしても混雑はそれ程ではなく東福寺は空いて。

 COVID-19があけて観光客が戻ってきた、と表現されるのですが、結局有名な寺院だけに集中して、他の奥座敷にはまだ戻ってこないような、定番だけが観光客の初期化状態のような状況になっているのかなあ、という素朴な印象が無いではないのです。

 阪急沿線、思い切って光明寺まで散策した際に撮影した阪急電車の情景なのですが、紅葉も素晴らしいのですけれど、阪急電車と椛、という構図ももう少しせめてみなければならないかなあ、と思ったりもしましたこの秋、というか冬の思い出なのでした。

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【京都幕間旅情】京都市営地下鉄20系,十二月八日だからこそ考えてしまうシェルターとしての地下鉄

2024-12-08 07:00:04 | コラム
■本日は十二月八日
 京都市営地下鉄20系とともに。

 十二月八日、NHKなどではこの日に合せた報道やドキュメンタリーを構成してくれるわけですが、もうすこし今の時代、過去を忘れる事は必ずしも平和に直結しない、という事を考えるべきでは、と思うのですよね、そこで今回思い浮かべるのは地下鉄という。

 地下鉄がシェルターの役割に資するか、ということです。日本の場合、専守防衛、つまり攻撃は抑止のために使うよりも受けるためのもの、という概念なのですから、第一撃を受けた場合の退避場所、避難場所ではなく退避場所をもう少し真剣に考えるべき、と。

 シェルター、地下鉄整備はもちろん経営採算性というものを念頭に進められるわけではありますが、国民保護に採算性を考える事はできません、その具体例がシェルターです。すると、採算性を度外視した避難施設に転用し得る地下鉄の公共事業というものがどうか。

 報道を見れば分かる通り、冷戦時代に比較すれば、その日、が来た際に日本へ撃ち御まれる核兵器の数は減っています、しかし、日本を核攻撃する可能性のある国というのは増えているのですね、それは反核兵器運動と無関係に北朝鮮など核保有国がふえたため。

 自爆用無人機などは、ロシアが大量生産を開始すると共に軍事物資提供の見返りに北朝鮮が製造技術供与を受けている段階、ロシアが大量使用するシャヘド無人機は2000km前後飛行しますから、北朝鮮やロシア沿海州から日本の主要都市はほぼほぼ射程内となる。

 地下鉄をもっと整備すべき、もちろん公共シェルターやある程度の深さの地下街でもいいのですけれど、危険地域の外側まで安全に移動できる手段となりますと、地下鉄や地下道路となります。もう少し脅威を直視したインフラ整備を行う段階、とおもうのですね。

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【京都幕間旅情】西日本旅客鉄道683系特急電車,やはり三日五日連続の青春18きっぷは時間を確保出来ない

2024-12-07 07:01:20 | コラム
■青春18きっぷ
 変更が急だったので驚く過多というか予定が狂ったかたもおおいのではないかなあとおもったりする。

 青春18きっぷ、今年から5日間連続と3日間連続で便利になります、と京都駅地下でも自慢げにはられていたのだけれど、何処が便利なのか、という事なのですよね。やはり日程を調整したものの、期間中に三日間連続で休める日は、ありませんでした。

 サンダーバードとか、連続した休みですと何か早い移動手段を選ばないと、それこそ、電車に乗る事が楽しみで、目的地に行く事は度外視、というような、もしくは鉄道を撮影できれば、姫路に行っても姫路城を素通りし、岡山に行っても岡山城を素通りする人しか。

 快速電車がもう少し、例えば昔の、福知山発門司行とか、新快速電車を日帰りできない程の、広島京都間とか、大垣発東京行とか、第三セクター乗入れで大阪発新潟行とか、長いこと乗っている事の出来る列車が無ければ、三日間居りっぱなしで観光二の次というのは。

 JRは青春18きっぷを廃止したいのだろうなあ、というのは何となく今回の改悪からわかるのですが、なにしろ前の分割で五日間分という利用でさえ五日間、日曜日で五回分分割して使う事が出来なかった、という話を実際に聞いていますので、なんだかなあ。

 ・・・、バッタ券屋さんとかで当日券、ということで通し券を一日一日レンタルする様な方法も出てくるのかもしれませんが、それにしても、レンタル店の営業時間に出発して営業時間内に返納する事は、考えてみると難しく、非現実的と云えます。

 18きっぷで、周遊することを退職後の将来の楽しみに、という方の話を聞いた事が有りますが、実際問題、家庭内の用事とか親戚との所要に法事その他、年末年始は挨拶などがあるわけで、それを考えると一週間連休でも3日券でさえ、使うのは難しそうなのですね。

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【京都発幕間旅情】東日本旅客鉄道E-653系電車国鉄塗装,こだま色は485系時代ひたち号の思い出

2024-12-01 07:00:22 | コラム
■こだま色のE-653系
 特急こだま号とは東京から大阪までその日の内に往復できる事から木霊のように帰ってくる高速度を誇示するべく名づけられたもの。

 E-653系電車国鉄塗装、国鉄塗装というよりもこの塗装は、こだま色、こだま号といえば東海道新幹線を思い浮かべる方も多く1950年代の東海道本線沿線生まれの人でも特急こだま号は知らないという事が増えていて、これはちょっと驚いている。

 151系電車が特急こだま号の車両となっていて、これはボンネット型の特急電車、E-653と何となく形状が似ていて、この車両がそのまま485系という、京阪神だとL特急雷鳥で有名な車両が使われていました、そしてこのE-653系電車の特急ひたち号も。

 ひたち号、E-653系が導入されたのは1998年なのですけれども、E-653は485系の代替という位置づけでもあり、こだま色が採用された、ということ。そしてこの塗装は東海道本線電化という重要な転換点を象徴する塗装でもあったのですね。

 東海道本線電化完了は1956年です。戦前は電化していなかった、というのも陸軍省が軍需輸送を想定し、電化した場合は空襲などにより架線破損が輸送を妨げる可能性があるとして反対したためで、それまで蒸気機関車や戦後はディーゼル機関車、気動車が。

 こだま色は、先ず電化していない区間ではブルートレインや、客車方式では、ぶどう2色という塗装が用いられ、これは蒸気機関車からの煤やばい煙で汚れる為で、気動車も同様に煤が目立たない色が求められた、が、電車特急はその心配がないということ。

 E-231系、現在では気動車さえも少数派となり、線路や架線からの錆のほうが車体を汚す原因となるのですが、これらを含めて汚れが目立たない色、というのが、こだま色だったのですね。なお、新幹線が白いのは旅客用気動車が皆無である為でもあったりするのですね。

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【京都発幕間旅情】西武鉄道001系電車Laview,1950年代SF映画の21世紀特急を具現化した車両は2019年運用開始

2024-11-30 07:01:02 | コラム
■SF世界の電車が現実に
 Laviewは一度見たら忘れない印象深い車両とともになにか既視感が有る様な電車なのが不思議だ。

 西武鉄道001系電車Laview,2019年に運用開始となったばかりの電車です。営業最高速度105km/hと落ち着き或る速度の特急で、しかし近未来といいますか1950年代のSF世界の電車をそのまま具現化した様な形状は、鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞している。

 001系、特急むさし、特急ちちぶ、として7編成が運用されています。特徴的なのはB-29爆撃機を思わせるような思い切った丸み或る先頭車とともに、ここまで大きくできるのかという障子や襖のような大きさの窓でして、実際観てみると驚くほどの大きさ。

 むさし、ちちぶ、西武鉄道の看板特急ですが、丸み或る電車に既視感が有るな、と思っていますと、そうか、東京メトロ10000系電車が、001系ほどではないにしても丸みを帯びた形状を採用しているのですね。こちらは元々副都心線用の車両ですが西武線にも。

 首都圏の鉄道路線というのは相互乗り入れが幅広く行われていて、いや京阪神でも京都市営地下鉄への近鉄電車の乗り入れに山陽電鉄の乗り入れや、阪神線への近鉄奈良駅への直通運転、いろいろあるのですが、なにか首都圏の方が複雑に思えてしまうのは不思議で。

 東京メトロ10000系電車は2009年に運用開始で、見慣れているという程地下鉄を利用する訳ではないのですけれども、丸っこい電車だなあ、と素朴な視線で、もしくは丸み或る車体の印象が強く記憶に残る為なのか、これがあるとLaviewも普通に見えてくる。

 Laview,西武線は最高速度は105km/hですので特急がとりたてて早いという印象はないのですが、その分だけ展望に留意するとか、座席の工夫、なにより確実に座れるという全車指定席と、指定席券を買いやすいホーム上の券売機で、ちょっといいな、と思いましたね。

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【京都発幕間旅情】小田急60000系ロマンスカーMSE,新幹線のトラブルに際し思い出す"高速度試験車"の夢

2024-11-25 07:01:41 | コラム
■MSEロマンスカー
 名鉄7000系パノラマカーと小田急3100系ロマンスカーという歴史を知るともしこの二つの車両が相互乗り入れで邂逅していたらなんて夢に見る事はないでしょうか。

 MSE,経緯を知っていれば不可能であることなど自明であろう、という反論が出るのは承知で今回の話題を。JR東海道本線と隣接する小田急小田原駅ですが、ここから1957年9月19日、国鉄の高速度試験車として小田急3000系が東海道本線に乗り入れています。

 小田急60000系ロマンスカーMSE,なにかMSEと書くとペトリオットミサイルのような印象ですが、このロマンスカーの原点となるロマンスカー3000系が国鉄高速度試験車として東海道本線に乗り入れ、当時の狭軌世界最高速度145km/hの速度記録を達成している。

 3000系というと今では小田急では通勤電車に冠せられている形式ですが。さてここから冒頭の予防線のような話題を。東海道新幹線が定期的といえるほどに休日に大幅なダイヤの乱れが有り、しかし代替路線の新幹線は未整備で並行在来線には直通特急が無い現状にて。

 私鉄特急が試験的に東海道本線を名古屋まで乗り入れる方法はないものか。名古屋まで乗り入れれば東海道新幹線が万一の際には近鉄特急が大阪なんばまで代替路線を提供し得る、制度上無理なのはわかっていますが、東海道本線特急廃止後と今では事情が大分ちがう。

 特急東海の東京名古屋直通運転が終了したのは1972年、もう50年以上前ですが、工事に伴う新幹線計画運休が行われた当時は臨時の延長運転がおこなわれていた、ただ東海そのものが2008年に廃止、また当時と違い東京名古屋間の旅客機による定期路線が現状無い。

 小田急と名鉄、小田急は沼津までロマンスカーを御殿場線経由、御殿場線は東海道本線の旧線と重なるのですが乗入れ実績があり、名鉄は豊橋駅を共同利用中だ。ここに相互に少ない本数でも直通できるならば、新幹線トラブルの際に代替路線とならないかな、とね。

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【京都発幕間旅情】N700系新幹線,東海道新幹線開業60周年は記念と共にインフラ旧式化の認識を

2024-11-24 07:00:54 | コラム
■のぞみ210号
 本日福岡県の築城基地航空祭へ進出されている方々は昨日の新幹線トラブルで難渋したのでゃないかと心配してしまう。

 東海道新幹線は昨日朝、のぞみ210号の京都米原間での車両故障により一時運転を見合わせ、この影響は上り線だけの影響かとおもわれましたが、上り線は二時間以上の遅延になると共に下り線にも一時間以上の遅延が発生し、運休列車も発生しました。

 60周年、東海道新幹線は1964年の開業から60周年を迎えたと誇示され、たしかに脱線事故による犠牲者ゼロなど誇るべき点は多いのですが、このところ毎週末のように、気象的原因というものも大きいものですが大規模運休、計画運休さえも出ているという印象が。

 東京大阪間は、新幹線開業当時には在来線特急が運行されていましたし、また平成初期には旅客機による移動も、これは日航や全日空の企業努力による割引制度などもありましたが、新幹線以外の選択肢はおおかったのですが、利便性からかなりに比率が新幹線に。

 旅客機と新幹線の移動割合が50:50となるのは東京広島間から、ということで、東海道新幹線のポテンシャルの大きさが見て取れます、ただ、1964年当時、60年前にここまでの旅客需要寡占状態を想定したインフラ整備が在ったのかは、どうしても疑問になるのだ。

 短絡線や迂回線として一部重要区間を複々線とするとか、ホーム全長を伸ばして、例えば東海道線最大の難所関ヶ原に隣接した大垣駅がブルートレイン二編成を停められる長大なホームを整備したような、主要駅の緊急時発着に備えてのホーム延伸など、必要でないか。

 リニア中央新幹線や北陸新幹線こそがその迂回路ではないか、と思われるかもしれませんが、そんな完全開通が2030年代のものよりも、もう少し、東海道新幹線は開業後60年を経た古い交通インフラなのだ、という認識と改良努力が必要ではないかと、思うのですね。

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