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京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【京都発幕間旅情】阪神電鉄8000系電車,豪雪の際には短距離列車の強さを再認識

2025-02-08 07:00:30 | コラム
■京阪神豪雪
 雪です。

 阪神電鉄8000系電車、梅田駅到着です。阪神電車は駅が地下にありまして、今日のような豪雪の日にありましても、まあまあ混乱がないように運行できるのかなあ、と思うところですけれども、豪雪が雪の降らない地域に来ると交通が、ね。

 JRの新快速など、長距離をゆく列車は便利なのですけれど、豪雪がきますと、仕方ないところですが運行区間の一部が豪雪の影響を受ける、ということが生じてしまいます。すると、阪神のような近距離路線はある意味つよいともいえる。

 実際問題、ここまで長い区間を運休にする必要があるのかと云うことをJRでは考えることがありますが、折り返し運行のダイヤグラム作成の煩雑さもありますので、悪天候にはJRが弱い、という印象がどうしてもあるのですけれども。

 計画運休を、特に台風の季節などは多用されるようになってしまいまして、こう考えますと、短距離の普通列車を乗り継げるようなダイヤを組んでおけば、豪雪があった場合でも降っていない区間では運行を維持することが出来るのですね。

 私鉄は、案外頑張る、という印象がある一方で、全国の鉄道路線を見ますとJRと並行して私鉄が競合路線を運行している地域は限られています。昨今地方過疎化の深刻化が指摘されますが、背景にはこういう点も大きいのでしょう。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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